BEAUTY

秋枯れ肌に要注意!秋のお肌変化と必要なスキンケアを徹底解説♪

公開日:24.10.11

  • はてなブックマーク
  • LINE

厳しい暑さや湿度から少しずつ解放され、秋の訪れを感じるこの季節、カサカサしたりべたついたり、お肌のコンディションが安定しないと悩んでいませんか?

降り注ぐ紫外線量や湿度、気候も落ち着く秋なのに、なぜお肌のコンディションは不安定なままなのか、スキンケアにも迷ってしまうことでしょう。

今回は肌質や年代に問わずに決して油断できない「秋枯れ肌」について、具体的なトラブルや原因、必要なスキンケアを徹底解説!

いつのシーズンもキレイで健康的なお肌をキープすべく、今はじめておきたい秋枯れ肌対策をぜひチェックしてくださいね♪

 

 

 

 

♦︎秋枯れ肌ってそもそも? 

夏から秋にかけての季節になると、夏の間の暑さや湿度、長時間のエアコン使用による心身へのダメージで一気に疲れやストレス、不調が出たことがありませんか?

秋枯れ肌は、このような夏に蓄積したダメージが季節の変わり目に心身と同じように出るトラブルのことを言い早めの対策が必要。

秋枯れ肌によくあるトラブルはカサカサした乾燥とべたべたした皮脂分泌で、これまでとは違ったスキンケア・コスメにシフトしていく必要性があるのです。

 

 

♦︎秋枯れ肌によくあるトラブルとは?原因も詳しくチェック!

秋の訪れとともに、これまでには気にならなかったお肌トラブルが一気に出る秋枯れ肌。

ここでは夏の間の暑さやエアコン、紫外線ダメージの影響を受けた秋枯れ肌について、具体的なトラブルと原因をまとめてみました。

 

🍂カサツキとべたつきのトラブル

秋枯れ肌の典型的な症状ともいえるカサカサ・べたつき。

この原因は、

☑夏の間の疲れの蓄積

☑季節の変わり目に心身が慣れないストレス

☑急激な寒暖差、湿度差、気温差

の影響を受けて、お肌のコンディションを左右する女性ホルモンのバランスが崩れてしまうため。

女性ホルモンはそもそも、

 

①お肌のうるおいをキープする「エストロゲン」
②余分な栄養、水分を溜めたり皮脂分泌を過剰にする「プロゲステロン」

のふたつから成りたち、バランスが崩れるとお肌が乾燥したり皮脂分泌が過度になってべたつく、両方のトラブルが出やすくなるのです。

 

🍂シミやくすみ

紫外線ダメージが強い夏にできるイメージが強いシミやくすみですが、実は秋に頻繁に出やすいと言われています。

この理由は、夏の間に蓄積したシミやくすみの元・メラニン色素が季節の変わり目の肌代謝によって皮膚表面に浮かび上がり、シミやくすみを作ってしまうからなのです。

また秋はお肌が乾燥してターンオーバーを促す角質層のうるおいが不足した状態。

すると、夏の間に蓄積したメラニン色素がターンオーバーによって排出されず、皮膚表面に浮かび上がりシミやくすみを作ってしまうのです。

 

🍂肌荒れ

秋になると、一時的にお肌のゆらぎが出て肌荒れが治らないと悩む女性が少なくはないよう。

秋の訪れとともに肌荒れが起こりやすくなるのは、皮膚のバリア機能の低下が関係しています。

バリア機能とはそもそも、

①天然のクリームと呼ばれ水分にフタをする「皮脂膜」
②角質層のスキマを栄養や水分で埋める「細胞間脂質」
③水分を抱え込み保湿、保水する「天然保湿因子」

の3つから構成され外的な刺激から肌を守る役割があります。

ですが、夏の間のダメージや秋の寒暖差、急激な乾燥で皮脂・水分・角質層の水分が不足・減少した状態に。

するとバリア機能を構成する3つのバランスが崩れて外的な刺激・摩擦に弱い肌質に変わり、肌荒れや赤み、かゆみなどのトラブルが出やすくなるのです。

 

 

♦︎秋枯れ肌から美肌へ!必要なスキンケアを押さえておこう◎

季節の移り変わりによる影響を受けることでいろいろなトラブルが出やすくなる秋枯れ肌。

健康的でキレイな、ゆらぎのない美肌に整えるためには、

・水分、油分バランスを整える

・徹底した紫外線対策

・低刺激、自然派処方のコスメを使う

というスキンケアが基本。

カサついたりべたつきが気になる秋枯れ肌は、化粧水・乳液の基本的なケアに、皮脂分泌をコントロールする毛穴ケア専用の洗顔、美容液をプラスしましょう。

そしてシミやくすみは紫外線・摩擦や刺激がメラニン色素を作る原因になるため、日焼け止めの使用・美白成分配合のコスメを欠かさずに使うことが必須。

さらに肌荒れの秋枯れ肌は、いつもよりもバリア機能が低下しているため、自然派由来・低刺激処方のコスメを使い、お肌にやさしいスキンケアを心がけてみましょう。

 

 

♦︎おわりに

秋枯れ肌対策は、お伝えしたスキンケアにプラスし、

・皮膚の修復作用を持つ成長ホルモン分泌を助ける「質の良い睡眠」

・血行を促すことでターンオーバーや代謝を助ける「適度な運動」

・健康的な皮膚を作り、肌荒れを修復するビタミン群摂取の「インナーケア」

も積極的に取り入れて、外・内の両方からのアプローチをしましょう。

季節の変わり目も揺らがない、丈夫な肌質づくりを今日からさっそくスタートしてくださいね♪

 

 

▼関連記事