痛風っておじさんの病気。
そんなこと思っていませんか?
その考えが…
致命的に…
甘いっ…
甘すぎるっ…!!
かく言う筆者、26歳。
先日受けた健康診断で尿酸値10.8という世界に通用するハイスコアを叩き出してしまいました。
・そもそも痛風とは
元々人間の体内に含まれている尿酸という物質が異常に増加した結果、身体の各所で炎症を起こし、猛烈な痛みを起こすというもの。
“風が吹くだけで痛い”
この謳い文句が象徴するように、なんといっても強烈な痛みが特徴。
前述の筆者の尿酸値はもはやいつ発症してもおかしくない数値。
いわば、乗り越えたデッドライン。
沈みかけの船ならぬ、海底の船っ…!
・原因
最大の要因は、ずばり食生活。
聞いたことはおありでしょう。
“プリン体”という悪魔の名を。
さて、このプリン体が顕著に含まれている食品。
ええ、みなさんご存知かと思われます。
魚卵、レバーやモツなどの内臓類、エビなどの甲殻類…
ざっくばらんに言ってしまえば、“美味いもの”には大概プリン体が含まれているとお考えいただいてもよろしいでしょう。
綺麗なバラには棘がある。
言いえて妙っ…!!
・尿酸値が上がってしまったら
尿酸値10.8。
この数値を目にし、筆者もさすがに覚悟しました。
もうおしまいだと。
まだ自分の人生やり遂げていないことがたくさんあるのに。
大人になったら葉山に別荘を建てて、夏の休暇には友人を集めてホームパーティーもしたかったっ…!
やっぱり音楽はレコードで聴いてなんぼだよね、などと管巻きながら、決して好きではないブランデーに舌鼓を打ちたかったっ…!
鞄の中には常にしおりを挟んだ英字小説を忍ばせておきたかったっ…!英語は読めなくともっ…!
そんな大人に、なりたかったっ…!
でも、でも…
尿酸値10.8…
重くのしかかる、現実っ…!
ご安心ください。
痛風は決して死に至る病ではありません。
しっかりと改善方法がございます。
まず…
痛風になりたくなければ走れ。
ボルトよりも、メロスよりも走るのです。
尿酸値の減少に有効なのは、有酸素運動。
ゆったりしたペースで長い時間走ることが有効です。
尿酸値と共に体脂肪率も落とせて一石二鳥。
二兎を追うもの二兎得ちゃう。
素晴らしきこの世界の乾杯を。
・最後に
痛風の最大の要因は個人の生活習慣にあります。
神を呪う前に、まずはご自身の生活習慣を見直すことから初めてみましょう。
筆者は健康診断後、すぐに週7回の飲酒を週5回に減らしました。
周囲の知人からはそれでも多いと言われます。
何をおっしゃいますか。
何事も一歩ずつ。
急に走っては足をくじきます。
息も切れてしまいます。
ゆっくりと少しずつ。
週に5回の飲酒を楽しんでいくこととします。
それでは。