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辛み成分が美容に良い?おすすめの種類と効能、上手な摂り方を伝授!

公開日:23.07.04

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女性 唐辛子

 

真夏のような陽気が続くこの頃、汗をかいた後には辛み成分を使ったグルメを楽しむこともあるのではないでしょうか?

 

 

辛み成分のグルメは、辛さの刺激が美容や健康、ダイエットにはマイナスに作用するイメージがありますが、実はお肌に良い種類がいくつも展開されているんです。

 

 

今回は辛み成分で美容のインナーケアに役立つ、おすすめの種類と効能、上手な摂り方を詳しくお伝えしてみたいと思います!

 

 

 

 

♦︎美容に良い辛み成分とは?おすすめの種類と効果のヒミツ!

スパイス 3種類

 

美容に良い辛み成分は、血液やリンパ液の循環を活性してお肌に必要な栄養を届けたり、自然な発酵作用で美容の大敵になる毒素・老廃物を流す働きがあります。

 

 

ここでは美容に良い辛み成分のおすすめの種類について、お肌への主なアプローチをまとめてお伝えします。

 

 

今日からの食事に辛み成分をこまめに摂り入れて、めぐりを活性させながらイキイキとした美肌づくりに役立ててくださいね。

 

 

 

✔️唐辛子

 

数ある辛み成分の中でももっともオーソドックスな唐辛子は、古い時代から美容や健康、体力増強の漢方薬として親しまれ続けていました。

 

 

唐辛子が美容と健康に役立つのは、古い細胞を新しい細胞に入れ替える、新陳代謝の働きを活性するため。

 

 

お肌は年齢を重ねると、老化の影響で古い細胞から新しい細胞への入れ替わりがスムーズにならず、シミやシワ、大人ニキビなどが治りにくくなってしまいます。

 

 

唐辛子の辛味成分は血行やリンパ液のめぐりにかかわりのあるアドレナリンが豊富で、イキイキとした丈夫な肌質づくりに役立つと言われていますよ。

 

 

 

✔️生姜

 

和・洋・中から多国籍料理にまで幅広く使われることが多い生姜には、

 

 

・ショウガオール

 

・ジンゲロール

 

 

という、美容に密接なかかわりのある辛味成分の含有があります。

 

 

まず生姜のショウガオールは、お肌の冷えによってめぐりが不安定になってしまったリンパ液・血管のめぐりを活性化し、皮膚の細部にまで血液や酸素、栄養を行き渡らせるため、血色感のある健やかな美肌に整えてくれます。

 

 

そして生姜のジンゲロールには、優れた殺菌作用が皮膚に密着・蓄積している雑菌を除去し、清潔で健やかなスキンコンディションに整えてくれることがわかっています。

 

 

 

✔️山椒

 

スープやウナギ料理に使用されることが多い山椒は、スパイシーな辛みとほのかな渋み、柑橘系フルーツのような甘みを感じる辛味成分です。

 

 

山椒が美容に役立つ理由は、豊富に含有されているサンショオールという成分に優れたデトックス作用があり、お肌内部の不要な物質を排出するため。

 

 

また山椒のサンショオールは胃腸が持つ消化吸収の働きを助けることで、お肌や髪に必要な栄養の摂りこみを助ける効果も期待できます。

 

 

 

✔️大根

 

根菜や野菜のイメージが一般的な大根ですが、実は辛み成分と薬味として使用されることが多くあります。

 

 

大根に含まれている酵素は、皮脂の過剰な分泌や肌荒れの原因となる糖質・脂質を包み込んで血管内への吸収を抑制する働きがあります。

 

 

また大根には酵素以外にもイソチアシアネートというアンチエイジング成分が含まれ、ストレスや疲労、紫外線の影響を受けて大量発生する活性酸素の影響から皮膚を守る働きがあります。

 

 

 

♦︎美容に良い辛味成分ならカプサイシンが特におすすめ!その理由は?

 

これまでにご紹介してきた辛味成分は、美容に多角的・副次的な恩恵を与えて健やかなコンディション作りに役立ちますが、その中でも特にカプサイシンによるインナーケアがおすすめです。

 

 

カプサイシンが特に美容に良い、おすすめの理由をチェックしてみましょう。

 

 

 

✔️ラメラ構造を整えるため

 

皮膚は水分と油分の層が、ミルフィーユのように重なり合ったラメラ構造が存在しています。

 

 

カプサイシンの辛味成分は、皮膚の油分と水分のバランスを整えてラメラ構造にアプローチする作用があり、うるおいのバランスが正常化することで乾燥やバリア機能の低下予防にアプローチできるのです。

 

 

 

✔️ビタミンACE(エース)の美容効果

 

辛味成分には美容に必須の栄養素、ビタミンエースと呼ばれるA・C・Eがバランスよく含有されています。

 

 

まずビタミンAは皮膚を健やかな状態に整え、Cはシミのもととなるメラニン色素を追い出す作用や、コラーゲンを作ってお肌にハリとツヤを与えます。

 

 

代わってビタミンEは血液循環を促したり酸化防止に役立つ美容成分で、カプサイシンの摂取のみでこれらの美容成分を補うことができるのです。

 

 

 

♦︎美容に良い辛み成分の摂取ポイント!

 

カプサイシンをはじめとする辛味成分は、

 

 

・1日小さじ1~2程度

 

・豆腐や肉、魚類のタンパク質を多く含む食べ物と摂る

 

 

ことで美容に嬉しい恩恵が期待できます。

 

 

辛味成分は過剰に摂取してしまうと舌荒れや胃腸に刺激がかかって、美容に良い栄養成分の消化吸収機能が弱まってしまうため、1日の目安量を守るようにしましょう

 

 

 

♦︎おわりに

スパイス 唐辛子

 

辛味成分を使ったグルメは、ついクセになる美味しさが魅力でもあるので、目安の摂取量とバランスを考えた食べ方は、美味しく楽しい美肌のインナーケアに役立ちます。

 

 

全身の代謝を高めて健康や美肌にアプローチする辛味成分グルメで、血色感とツヤのある美肌を育てていきましょう!