毎日、水をどのぐらい飲んでいますか?
コーヒーは飲むけどただの水は飲まない?お茶を飲んでるから水はいらない?
実は、水を飲むだけで美しくなれるという事実があります。
今回は、水分補給するだけでなぜ美容や健康にいいのかをご紹介します!
水分補給の重要性
暑くなってくるとついついひんやりしたジュースやアイスコーヒーをどんどん飲んでしまう。
寒くなってくるとあたたかいココアなどやホットコーヒーなどをどんどん飲んでしまっている・・・
ちょっと待って!!
市販されている清涼飲料水のほとんどは大量の砂糖が含まれているものばかりです。
カロリーゼロだけど??と、カロリーを気にしてカロリーゼロと表記しているものを買っているという人もいるかもしれません。
ここで注意しなければならないことは、ノンカロリー飲料であると大量の人工甘味料が使用されているという点です。
人工甘味料はヘルシー志向食品やダイエットを意識した食品、飲料などに多く使用されていますが、その反面様々な研究で糖尿病や生活習慣病、腎臓機能の低下や失明、うつ病の発症などなどその他にも多くの影響があるといわれています。
また普通の砂糖であれば大丈夫というわけでもなく、砂糖を摂り過ぎるとお肌の若さを保つためのビタミンB1を大量に消費してしまいます。
さらに疲労感の増幅や集中力の低下、便秘、むくみなど多くの悪影響があります。
最近では、野菜ジュース、特定保険飲料でも大量の砂糖が含まれています。
そんな悪影響のある飲み物をどんどん飲み続けていては、身体にいいわけがありません。
しかし、人間の身体の水分量は成人でも体重の約60%だといわれています。
そして成人であれば1日に汗や尿、呼吸などで2~3ℓも排出しているといわれています。
この失われていく水分をきちんと毎日補給することが美容や健康にとってとても重要なのです。
どんなお水を飲めばいい?
一番健康的で身体にいい飲み物はミネラルウォーターです。
ミネラルウォーターには人間に必要なミネラルが豊富に含まれています。
しかし、注意しなければならないことはミネラルウォーターにも硬水と軟水という2種類に分かれているということです。
主に海外のミネラルウォーターはほとんどが硬水です。
日本では水道や日本の地質から湧き出る水のほとんどが軟水です。
そのため、日本人には硬水は味自体も飲みなれておらず、マグネシウムが多いためお腹を下してしまう原因にもなってしまいます。
便秘の改善やダイエットには硬水がいいともいわれているので自分の目的に沿って水の種類を選ぶといいですが、一般的には飲みやすい軟水がおすすめです。
水道水にもカルシウム・カリウム・マグネシウム・ナトリウムといったミネラルは含まれています。
ただ、日本の水道水は世界でもトップクラスの塩素濃度であり、この塩素を摂り過ぎると発ガン性物質であるトリハロメタンを発生させてしまうといわれています。
水道水を安全に飲むためには10~15分しっかり沸騰させれば塩素を除去することができます。
コーヒーやジュースは飲まないほうがいいの?
お水を飲むことが大事なのはわかるけど、好きなコーヒーはやめたくない!という方もいるでしょう。
確かに、コーヒーだけでなく紅茶やハーブティー、ジュース類なども砂糖の摂り過ぎにさえ注意すれば、それぞれリラックス効果や楽しめる点など、良い効果があります。
ですので好きな飲み物は嗜好品として考え、毎日の健康に必要な水分摂取は別でしっかりすることを習慣付けることが大事です。
今日はジュース飲んだから水飲まなくていいや、ということではダメですよ。
どれぐらい毎日飲めばいいの?
毎日飲む最適な水の量として、「1日2ℓ飲んだほうがいい」だとか「コップ8杯分飲めばいい」などなど、いろいろな意見が飛び交っています。
しかし、人それぞれ必要な水の量というのは変わってくるのも事実です。
運動を良くして汗をたくさんかくという人はそれだけ多めに水分補給する必要がありますし、夏の猛暑時などは、通常よりも多く水分補給しなければなりません。
もっとも基本的な水の量としては、1日500mlが目安です。これは、最低量ともいえます。
人間は食事などからでも水分を補給しているため1日の水分排出量が2~3ℓといっても、500mlの水を補給しておけば足りない水分量をまかなうことができます。
小さなペットボトル1本分なので、朝起きてから常に500mlペットボトルの水を持ち歩いて気づいた時にちょこちょこ飲んでいればあっという間に飲んでしまうことができます。
また、一気に水を飲むと内蔵に負担がかかってしまうため内蔵への負担を軽くするためにも少しづつ飲むことが大事なのです。
その後、飲み終えたけどもう少し飲みたい、汗をかいたからもっと飲みたいという場合は無理をしない程度に飲む量を増やしてくださいね。
水分補給の習慣を!
水を飲むとトイレが近くなるから飲まない、むくみやすくなるから飲まないというのは間違いです。
それだけ体の中の機能がスムーズに行われ、かえってむくみにくく、身体も水分量が充分になることで脳から免疫、神経、運動すべての機能がしっかりと発揮できる体になります。
血流も良くなってお肌も内側から水々しく変わってきます。
ぜひ毎日の水飲み習慣をつけて健康で美しい身体を手に入れましょう!