実は心身の健康に良いうつ伏せ寝！理由と正しい寝姿勢、注意点を解説

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公開日：24.05.17

更新日：24.05.21

カラダとココロの健康に良い寝姿勢というと、イメージは仰向けや横向きが圧倒的に多いのではないでしょうか？

実はうつ伏せ寝は、仰向けや横向きの寝姿勢では得られないようなカラダとココロに良い影響を与える恩恵がいくつもあるんです。

健やかな眠りを得られることはもちろん、心身の健康ケアに実は効果的なうつ伏せ寝について、その気になる理由と正しい寝姿勢、注意点について解説していきたいと思います♪

💤カラダとココロの健康に。うつ伏せ寝のメリットをチェック！
💤うつ伏せ寝の注意点。向かないタイプ、体調をチェック！
💤おわりに

💤カラダとココロの健康に。うつ伏せ寝のメリットをチェック！

仰向けや横向きの体勢に比べると、うつ伏せ寝は良いメリットやイメージが思い浮かばないかもしれません。

マイナスなイメージが覆る、うつ伏せ寝のカラダとココロの健康に良い理由を詳しく見ていきましょう。

いびきの緩和、予防

女性にとって深刻なコンプレックスに感じやすいいびき。

仰向けや横向きの寝姿勢は、舌が気道の近くに下がることで呼吸がスムーズにならないことがいびきの一因と言われています。

逆にうつ伏せ寝は舌が気道から離れた部分で固定されるため、気道がふさがらずに呼吸がラクになり、たっぷりの酸素を摂りこみながらいびきの予防、緩和に役立つのです。

カラダを温め冷えを緩和、予防する

睡眠中は体温が下がることで知らず知らずの内にカラダの冷えを感じ、睡眠の質に良くない影響を与えることがあります。

うつ伏せ寝は、熱を生み出す血管やリンパ管、筋肉が数多く存在しているお腹や太もも、胸などを下向きにしてホールドした体勢のため、ポカポカ感が持続し冷えの予防や緩和に働きかけてくれるのです。

腰痛、肩こりの緩和

仰向けや横向きの場合は、肩や腰全体に全身の重さがかかることで、起床後の肩こりや腰痛につながってしまいます。

逆にうつ伏せ寝にシフトしていくと、肩や腰まわりが全身の重力による負荷から解放された状態に。

腰と肩への全身からの重力が一切なくなることで血流がアップすると、痛みや疲労物質が流れやすいコンディションに整い、起床後によくある腰痛、肩こりの予防に役立ちますよ。

💤うつ伏せ寝の注意点。向かないタイプ、体調をチェック！

カラダとココロの安心感、リラックスやいびきの防止など女性に嬉しいメリットがあるうつ伏せ寝ですが、向かないタイプや体調によって避けたい注意点もあるんです。

いつも快適で安心の睡眠リズムをキープするために、ここではうつ伏せ寝に向かないタイプや体調の注意点を詳しく見ていきましょう。

胃腸の調子が良くない時

うつ伏せ寝を避けるべき体調、タイプは胃腸の調子が良くない時。

食べ過ぎや胃もたれ、便秘や腹痛などがある場合にうつ伏せ寝をしてしまうと、

・胃腸への圧迫感で血流が悪くなる

・消化不良につながる

・腹痛のズキズキ響くような痛みを強く感じる

というトラブルの原因になってしまうことが。

胃もたれや腸の不具合は、右向けに眠ることでお腹まわりを圧迫から解放し、消化を助ける寝姿勢と言われているため、うつ伏せ寝は避けるようにしましょう。

生理期間中

生理期間中は、子宮が収縮することでお腹に痛みが生じ、脈を打つような痛みや刺激を感じやすくなります。

生理期間中にうつ伏せ寝で寝てしまうと、お腹が圧迫されることで子宮の収縮時の響くような痛みが強く出る可能性が…。

ただ、生理期間でうつ伏せ寝の方が心地よい場合は、この寝姿勢によってお腹まわりが温まるメリットもあるでしょう。

うつ伏せ寝に息苦しさを感じる

カラダ全体を下に向けて、顔を横向きにするうつ伏せ寝は、心身が慣れていないと息苦しさを感じることがあります。

睡眠はゆっくり安定した呼吸が、

・細胞の活性化

・アンチエイジング

・疲労回復に役立つ

などの働きを持つ、酸素の体内供給を促すため、呼吸がスムーズにならないと感じた場合は自身がラク、心地よいと感じる寝姿勢にシフトしましょう。

カラダとココロの健康に良いうつ伏せ寝。体勢のポイントは？

女性の健康やメンタル面の安定に役立ち、睡眠リズムも整いやすいうつ伏せ寝。

ここでは心身に負担がかからないうつ伏せ寝の体勢を以下にまとめてみました。

①右または左、好きな方にカラダを横向きにする
②顔を横向きのまま、カラダをうつ伏せ寝に整える
③左足または右足をヒザから軽く曲げる
④曲げた方の足のヒザの下にクッションをおき、足で包み込むようにする
⑤曲げた方の足と同じ側の腕は自然にヒジから折り曲げて顔の横に添える
⑥もう片方の手は、片方の脚と同じように自然に伸ばしてリラックスする

6つのポイントを押さえたうつ伏せ寝は心地よい圧迫感と、枕で足を支えるホールド感が体勢を整え、呼吸をラクにしながら睡眠の質を深めてくれるでしょう。