あなたは普段どのクレンジングを使っていますか?
1つのメイクオフアイテムを全顔に使っている方は、使い分けをすることをおすすめします。
メイクオフアイテムとして4つのクレンジングと、パーツに特化した専用リムーバーをご紹介。
肌トラブルの原因にならないよう、スキンケアアイテムだけではなくメイクオフアイテムも大切ですよ。
メイクオフアイテムの使い分け
まずはメイクオフアイテムの種類は主に4種類あります。
・オイル
・ミルク
・クリーム
・シート
これに加えて目や唇など、パーツ専用のメイクオフアイテムもあります。
おすすめの使い方は、メイン使いするメイクオフアイテムを1つ決めて、これにパーツ専用のメイクオフアイテムをあわせて2つ用意することです。
メイクオフアイテムはあなたの肌質やお悩みにあわせて選びたいところ。
それぞれの特徴をくらべて、どのメイクオフアイテムがあなたにあうのか探してみましょう。
オイルクレンジング
オイルクレンジングは洗浄力が高い分、濃いメイクを落としやすいことが特徴です。
ウォータープルーフのマスカラや濃いアイメイク、リップをすることが多い方におすすめ。
油分が多いので乾燥しづらいイメージがありますが、実は真逆です。
洗浄力が高いということは、その分合成界面活性剤の配合量が多いということ。
乾燥をさらに悪化させる恐れがあります。
そのためオイルクレンジングは使い方が大切です。
オイルを落とすときに必要な手順は乳化と呼ばれる、水と油を混ぜた状態にすること。
この作業により、メイク汚れが浮いてくるので欠かせない手順です。
方法は500円玉くらいのオイルを出し、摩擦をできるだけ抑えるように肌につけます。
そのあと少量の水を顔につけて、スルスルとした手触りとオイルが白っぽくなるまでやさしく馴染ませます。
オイルクレンジングのあとは洗顔不要の場合がありますが、洗い残しがないよう洗顔することがおすすめです。
ミルククレンジング
ミルククレンジングはオイルとクリームの間のポジション。
そのためオイルとクリームのよさを持っています。
クリームよりは重くなく軽い触りごこちながらも、オイルようにお肌のとの摩擦がおきないくらいの粘度があることが特徴です。
水分を多く含むので、乾燥肌の方や乾燥しやすい秋冬の時期に使うことがおすすめ。
お肌にやさしいミルククレンジングもあるので、敏感肌の方はミルククレンジングに切り替えるのもありですよ。
クリームクレンジング
クリームクレンジングは過剰な洗浄力がないので、お肌への刺激を抑えられ、水分も奪わないタイプです。
もったりとした質感により、お肌への摩擦も抑えられるところがうれしいポイント。
しかしメイクオフに時間がかかるところがネックです。
またお肌にやさしい分、洗浄力もそれほど高くないので、休日のメイクオフや薄いメイクのときに活躍してくれます。
クリームクレンジングのなかには美容成分がたっぷり入ったものや、大容量タイプなど、バリエーションが豊富なところも特徴です。
スパチュラがついていないクリームは、清潔な手で使うよう注意しましょう。
シートタイプ
旅行や外出先で活躍するシートタイプは、持ち運びに便利なところがうれしいです。
しかし普段使いとしてはあまりおすすめしません。
シートタイプは肌への摩擦が多いのにも関わらず、洗浄力はイマイチ。
特にアイメイクや濃いリップは落ちづらい傾向にあるので、使うのであれば凹凸がほとんどないほほやおでこなどのお肌、鼻周りに使いましょう。
パーツ専用のメイクオフアイテム
ご紹介した4種類のメイクオフアイテムのなかからメイン使いしたいものが決まったら、パーツ専用のメイクオフアイテムも考えてください。
アイメイクとリップに注目した、メイクオフアイテムをご紹介します。
アイメイクリムーバー
アイメイク専用のリムーバーはウォータープルーフのマスカラ、アイラインをきれいに落としてくれる優れモノです。
目周りは皮膚が薄いので、落ちにくいクレンジングでは摩擦が起こってしまい、ダメージをあたえてしまいます。
洗浄力が高いからといってオイルクレンジングを使うと、アイメイクに適していないこともあるので使い分けが大切です。
使い方のポイントはコットンに含ませたあと、すぐに拭き取るのではなく2~3秒あてたままの状態にしてメイクを浮かせること。
これにより擦ったりする必要がなく、刺激を最小限に抑えられます。
ティント専用リムーバー
落ちにくいリップとして人気のティントは、一般的なクレンジングでは落ちにくいです。
場合によっては洗浄力の高いオイルクレンジングでも落ちないことも。
そのためティント専用のリムーバーを使うことをおすすめします。
ティントリップが唇に残った状態は色素沈着の原因にもなるので、しっかりメイクオフしてください。
まとめ
メイクオフアイテムの特徴と使い分けについてご紹介しました。
「イマイチメイクを落としたスッキリ感がないな」と感じている方は、メイクがしっかり落ちていないかもしれません。
お肌状態やメイクの濃さ、パーツによってメイクオフアイテムを使い分けてみましょう。
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