夏の時期にやってくるジメジメとした梅雨の時期。
湿気が多くなる時期なので、髪の毛がうねってしまったり広がりやすくなったりと、悩まされる方が増えてくる時期でもあります。
そんな湿気による髪のお悩みは、もしかしたら毎日のNG行為の積み重ねによる影響かもしれません。
湿気による髪のうねりや広がりの原因を知り、毎日できる湿気に負けないケア方法をご紹介します。
目次
夏に髪がうねる&広がる原因とは?
夏の湿気にひどく影響される方もいれば、湿気がまったく気にならない方もいますよね。
それぞれの違いは、髪質とダメージの2つにあります。
水分を含みやすい髪質の方は湿気の影響を受けやすく、うねりや広がりの悩みを抱えがちです。
くせっ毛や細い髪は水分を吸収しやすいので、影響を受けやすいということ。
またヘアアイロンやパーマ、カラーリングによるダメージも関わってきます。
傷んだ髪はキューティクルがはがれているので、湿気の影響を受けやすいのです。
これに加えて夏場は紫外線の影響を受けて髪が傷むことから、さらにうねりや広がりがひどくなりやすい時期だと言えます。
湿気の影響を抑える髪の毛のケア方法
湿気によるうねりや広がりは、毎日のケアで抑えることができます。
これからご紹介するケア方法は特別なことではありません。
しかし、意識せずとも自分の髪にダメージを与えてしまっていることもあるので、正しい手順を知るという意味でも大切なことです。
・シャンプー
・トリートメント
・ヘアミルク
・ドライヤー
これら4つのポイントについて順番にご紹介します。
シャンプーは髪を洗うのではなく頭皮を洗う
シャンプーをしているときは、髪をこすりつけるように洗う方がいますが、今日からストップしてほしいNG行為です。
汗や皮脂、ホコリなどの主な汚れは、髪の毛ではなく頭皮についています。
そのため髪の毛中心に洗ったとしても、肝心な汚れが落ちていないということに。
それだけではなく髪への摩擦からダメージを与えてしまっています。
シャンプーをするときのポイントは、まず頭からしっかりとシャワーで濡らすことです。
洗い流せる汚れを先に落とすことで、シャンプーの泡立ちを良くし、摩擦によるダメージを減らします。
次に手のひらにシャンプーを出した後は直接髪につけるのではなく、手のひらで軽く泡立ててから頭につけてください。
これによりさらに泡立ちやすくなり、汚れをキレイに落としやすくしてくれます。
その後は頭皮を指の腹でマッサージするような感覚でシャンプーをしましょう。
髪の汚れは、シャンプーを洗い流すときに自然と落ちてくるので、わざわざ髪の毛にダメージを与えるような洗い方をする必要はありません。
コンディショナーはシャンプーの逆
シャンプーの後に行うコンディショナーはシャンプーとは逆の発想で行います。
コンディショナーが必要な部分は頭皮ではなく髪の毛です。
反対に頭皮につけてしまうと、フケやかゆみの原因になるのでつけないように注意しましょう。
コンディショナーは髪の毛のキューティクルをケアしてくる役割があります。
そのためうねりやすい毛先を中心に、手のひらで下から上にもみこむようにつけると馴染みやすいですよ。
5分ほど放置すると効果が持続しやすいので、トリートメントをつけている間は、体を洗ったり洗顔をしたりして時間を有効活用してください。
ヘアミルク・オイル・ミストどれがいいの?
お風呂から上がった後はかるくタオルドライをして、ヘアミルクなどのケアアイテムを使うことをおすすめします。
ヘアケアアイテムはミルクのほかにオイルやミスト、クリームなどさまざまあり、ドライヤー前に使うのか後に使うのかもそれぞれ異なります。
うねりやすい方はドライヤー前につけるオイルやミルクタイプ、広がりやすい方はドライヤー後につけるミストタイプがおすすめです。
うねりはドライヤーの熱による影響を受けやすいので、ドライヤー前にミルクやオイルでコーティングすることが大切。
一方広がりは湿気による水分の影響を受けるので、ドライヤー後にミストでフタをしてあげることで影響を受けにくくなります。
ドライヤーはキューティクルを意識
ドライヤー中も湿気の影響を受けないよう意識するポイントがあります。
ポイントは必ず髪の根元から毛先に向かって風をあてることです。
これによって開いたキューティクルを閉じることができ、ダメージから守ってくれるようになります。
特に湿気による広がりを気にする方は、根元をよく乾かすことを意識しましょう。
毛先だけ乾いていても、根元がぬれたままの状態では広がりを誘発する原因になります。
毎日のケアで湿気も怖くない!
湿気の多くなる夏の時期に意識したい、毎日のケアについてご紹介しました。
あなたの髪のうねりや広がりは、まちがったシャンプーやドライヤー方法が原因かもしれません。
今日から正しい方法を始めて、湿気に負けない髪を育てましょう。
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