岩盤浴とサウナがなんとなく美容に効果があるのは知っているけど、違いや具体的にどんな効果があるのか知らない方も多いのではないでしょうか。
岩盤浴とサウナには違いがあり、種類を知ることでただ熱さを楽しむだけではないことが分かります。
サウナと岩盤浴の違いを知り、美容と健康にどんな効果があるのかチェックしてみましょう。
岩盤浴とサウナの効果
岩盤浴とサウナの効果は身体と心の両方に効果的です。
・デトックス
・自律神経を整える
・冷え性改善
この3つは岩盤浴とサウナの代表的な効果です。
デトックスとは老廃物のこと。
汗をかくことにより血行を促進し、老廃物を促進効果が期待できるので、痩せやすい体質改善にもつながります。
サウナは水風呂を途中で挟むので、温冷を交互に感じることにより交感神経と副交感神経の働きがだんだんと整い、普段の生活でも副交感神経のスイッチが入りやすくなる効果が。
岩盤浴は身体の内側からじんわりと温められることによりリラックスしやすく、
自律神経が整う仕組みです。
冷え性は女性の代表的な悩みといっても過言ではありません。
冷え性の原因は足先や手先まで血流が巡っていないことにあります。
そのため、身体を温めて発汗を促し、血流を増進させる岩盤浴・サウナがぴったりです。
夏でも手足が冷たい重症の方は、定期的にサウナ・岩盤浴に通うことで改善できますよ。
岩盤浴とサウナの違いは
身体を温められ、汗をかくことは同じですが、汗の種類に違いがあります。
岩盤浴の温度は40度前後である一方、サウナは90度前後と高温多湿です。
岩盤浴は岩盤が発する遠赤外線効果により、身体の内側からじんわりと温められます。
一方サウナは高温なので、身体の外側から温められるのです。
これにより岩盤浴はサラサラな汗、サウナはベタベタな汗という違いがあります。
どちらが良い悪いではなく単純に汗の質に違いがあり、サラサラな汗はデトックス効果に優れ、ベタベタな汗はむくみ改善の効果あり。
また楽しみ方も似ているようで違いがあるのでチェックしておきましょう。
岩盤浴もサウナも温冷交代浴という点では同じです。
サウナに入った後は水風呂に入り、岩盤浴後はクールダウンのためのエリアが用意されています。
岩盤浴は水分補給をしながら1時間以上温冷交代浴を繰り返しても苦しくありませんが、長時間のサウナは身体に悪影響があるので注意です。
なぜならサウナは岩盤浴と比べて温冷の温度差が激しいから。
温冷交代浴により自らヒートショックになりやすい環境を作っているので、5分~10分を1セットとして、短時間の中で楽しみます。
あなたに合うのは岩盤浴?サウナ?
岩盤浴とサウナの入り方、楽しみ方を詳しく知り、どちらがあなたに合うのか選んでみましょう。
岩盤浴の入り方・楽しみ方
・15分~20分入浴+休憩5分を1セット、2時間~3時間
・ゆっくりと身体が温められる感覚を楽しむ
・岩盤の種類によって効果の違いを体感する
岩盤浴は遠赤外線により身体の内側からだんだんと温められます。
初めの1セット目は汗をかくのに時間がかかりますが、2セット目からは始めて5分~10分経つと汗をかいてくるので、身体の変化が目に見えるうれしさを感じますよ。
岩盤浴をしているときは、深い呼吸を意識するとより自律神経を整える効果が高まります。
鼻から吸って口から吐くのをそれぞれ8秒ずつゆっくり行うことで、副交感神経が刺激され、よりリラックス効果を感じやすくなる効果が。
施設によってはさまざまな岩石を用意し、肩こり・冷え性など身体の不調改善を期待できる種類や、ヒーリング効果の高い岩石があるので、石の種類にも注目してください。
サウナの入り方・楽しみ方
・5分~10分を1セットとして無理なく楽しむ
・短時間で健康・美容に効果あり
・ロウリュウなど種類が豊富
サウナの温度は90度前後とお話しましたが、高温のところは100度近くあり、座る位置によっても体感温度が異なります。
そのため「暑い環境が好き」「短時間で汗をかきたい」という方におすすめです。
高温環境による熱により細胞の活性化が始まり、免疫力アップ疲労回復、美肌効果などが期待できます。
また入浴やそのほかの運動と比べて疲労をためず、筋肉のコリを解消してくれるので、普段肩こりや腰痛に悩んでいる方にはぴったりです。
サウナには熱い水蒸気を浴びながら楽しむロウリュウや、40度前後と低温でリラクゼーションと美容に効果的なミストサウナ、湿度が10%と低く、汗をかいても爽やかな心地よさを感じられるドライサウナなど種類が豊富です。
暑さが好きな方はもちろん、苦手な方でも挑戦できますよ。
まとめ
岩盤浴とサウナの違いと楽しみ方をご紹介しました。
長く楽しみたい方は岩盤浴、短時間で効率的に楽しみたい方はサウナというように時間で選ぶのが分かりやすいです。
岩盤浴とサウナは併設している施設も多いので、比べながら違いを体感してみてはいかがでしょうか。
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