第四回WBC(ワールドベースボールクラシック)を目前に控え、野球がより一層注目されている。
その中で、全世界から注目を集めるのが、日本ハムファイターズ・大谷翔平選手。
最速165キロのストレートと、圧倒的な長打力で、日本プロ野球2016年シーズンにおいては、
投手として10勝を挙げ、防御率も脅威の1点台。
打者としても打率3割2分2厘ホームラン22本というトップクラスの成績を残し、投手と野手の“二刀流”で唯一無二の存在として、活躍しています。
ただ、スポーツ界において、二刀流で活躍をするのは大谷選手だけではありません。
今回は各界でも異彩を放つ二刀流のスポーツ選手を紹介してゆきましょう。
・ボクシング&モデルの二刀流
自らの美貌を武器とするモデル。
自らの拳を武器とするボクサー。
まったく異なるふたつを両立するのが、高野人母美さん。
モデルやタレントとして活動しながらも、第2代OPBF東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者に輝いています。
まさに「強くて美しい」の両立です。
・野球とNFL(ナショナルフットボーリーグ)の二刀流
米国において大学まで複数のスポーツでトップレベルの活躍をし、
大学卒業と同時に進路をひとつに絞るという選手は珍しいケースではありません。
その中でも実際に複数のスポーツでプロチームに進むのは珍しいこと。
ここで例として紹介するNFLの人気選手、ラッセル・ウイルソン選手は、
高校時代に一度MLB(メジャーリーグ)からドラフト指名を受けるも入団を断ったものの、その後再び指名を受け、MLBの世界へ。
一年半ほどで、フットボール界に戻ったものの、プロチームから認められるほどの実力を持っていたということ。
似たような例では、バスケットボールの神様と称されるマイケルジョーダンが挙げられる。
1993年に一度バスケットボール界を引退すると、MLBへの挑戦を表明。
MLBストライキなども重なり、1995年に再びバスケットボール界へと復帰した。
・歌手と野球の二刀流
女子プロ野球チーム埼玉アストライアで期待の若手として注目される一方で、
歌手としてもCDデビューを果たした加藤優さん。
野球選手としても、歌手としても、期待の注目株となっている。
・政治家とボクサーの二刀流
2015年のフロイド・メイウェザーとの世紀の一戦は記憶に新しい、フィリピンの英雄であり、パウンドフォーパウンド最強と称されるマニー・パッキャオ。
2010年に当選してから2期連続でフィリピンの議会で下院議員を務めた。
2016年からは上院議員を務めているパッキャオ。
ボクサーとしてもいまだ現役であり、政治家としても将来の大統領候補といわれるほどの人物である。
いかがだったでしょう。
二兎追うものは一兎も得ず…
とはいいますが、二兎追う事で、それ以上に大きなものをつかむことも可能なのでしょう。
物事が多様化する今なら、仕事と恋愛の充実…
なんて二刀流を実現する方法も実は沢山あるのかもしれませんね。