久々に会う友達とのご飯。
仕事の話や恋の話、昔話なんかに花を咲かせて楽しい一時を送っていると…。
聞こえてきませんか?
隣のカップルのやり取りが。
女の方が甘ったるい声で、
「もうお腹いっぱーい」
なんて言いながら、向かいの彼氏に自分の皿を渡しているではありませんか。
半分も食べてないじゃん…!
彼氏の方も「しょうがないなあ」なんて言ってまんざらでもない。
そのぶりっこに気づけよ…!
なんて溢れ出てくる黒い感情。
向かいの友達とはアイコンタクト。
目で会話。
二人そろって送る信号は…
『 見 た ? 今 の 』
カップルが先に退店した途端、待ってましたと言わんばかりに話題はそのカップルのことについて。
そしてふと思うのです。
自分も同じことしてるかもと…。
・恋愛ホルモンの仕業だった!
人は恋をするとPEA (フェニルエチルアミン)という脳内物質が分泌されます。
この脳内物質、気分を高揚させ、睡眠時間が少なくても良い状態を作り出します。
それでいて美容面でも効果があって…。
それでいて食欲も減退させるのです。
そう、このホルモンが好きな相手を前にすると食べ物がいつも以上に食べられない現象の大きな原因でした。
・恋は麻薬!?
PEA (フェニルエチルアミン)。
この脳内物質の主成分は覚せい剤として認定されていて、世界規模でその使用が禁止されていうという…。
そんな成分を自ら作り出してしまう人間ってすごい。
恋ってすごい。
同じ相手に対して、PEA (フェニルエチルアミン)は長くても3~4年で完全に分泌されなくなるそうです。
これを「PEA 4年周期説」と言い、どんなに情熱的な恋も、その状態が4年以上続かないこと意味しています。
実際に離婚が多いのは結婚後3~4年に集中しているんだとか。
ちなみに、チョコレートなんかにはPEAが含まれているみたいです!
失恋した時、もしくは相手がいない時はチョコを食べて乗り切ろう…。
・おまけ…「甘いものは別腹」のメカニズム。
好きな人の前で食べられない現象とは逆に、「甘いものは別腹」という現象もありますよね。
実は、確かに別腹というのは存在するのです。
もちろん、スイーツ用の胃袋が現れるわけではありませんが。
人はおいしいものが目の前に現れた時、オレキシンというホルモンが分泌します。
このホルモンが胃を活性化させることで、満腹だった胃にスペースが生まれるのです。
これが俗に言う、「別腹」の正体でした。
いかかがでしたか?
これで冒頭の様に状況に遭遇したとしても、少しだけ寛容になれるのでないでしょうか!
そして、別腹だからと言って食べ過ぎてしまう自分を許すことができますよね!
参考URL:「モテる方法 2.0」 http://mote7.com/