じめじめ・ムシムシとした梅雨時期の洗濯物は、乾きにくくムワッとしたニオイが気になることもあり、洗濯のたびにストレスや不満を抱いていませんか?
日常的なルーティンでもある洗濯ですので、梅雨時期の気になるニオイを未然にブロックする、効果的で安心のお手入れ法が気になるところ。
今回は、そもそもなぜ梅雨時期に洗濯をするとニオイを感じるのか、原因に合わせたお手入れ法を詳しくお伝えします◎
目次
♦︎梅雨時期に洗濯するとニオイが気になる…原因は何?
からりと晴れている日の洗濯は乾きも早く洗濯物の不快なニオイを感じないのに、梅雨時期になると決まってムワッとしたニオイに気付く…。
そんな梅雨時期の洗濯トラブルは、空気中に水分が多いことで洗濯物が乾きにくく、なおかつその過程でニオイのもととなる雑菌が繁殖してしまうため。
髪やお肌が濡れたままでいると、かゆみや肌荒れ、乾燥を生じてしまうように、梅雨時期の衣類の乾きにくさはニオイの他にも素材の劣化、ダメージにつながるデメリットがあるんですよ。
梅雨時期の洗濯物のニオイをブロック!正しく効果的なお手入れ術
梅雨時期の洗濯はこれからもまだまだ長く頻繁に続くと予想できるため、ムワッとしたニオイを未然にブロックする、正しく効果的なお手入れを押さえておきたいですよね。
ここでは家事のプロも推奨している、梅雨時期の洗濯物のニオイを防ぐおすすめのお手入れ術をご紹介します。
洗濯機のメンテナンス
梅雨時期の洗濯物の不快なニオイは、空気中の湿気による雑菌の他にも、洗濯機そのものが不衛生な状態にあることも原因。
一見キレイに見える洗濯槽でも、日々洗濯物の洗浄で垢や雑菌、汚れが溜まっているため、専用のクリーナーなどで10日1回のメンテナンスを心がけてみましょう。
洗濯の土台となる槽がクリアになれば、雑菌が移ることもなくこれまでのようなニオイを感じる心配がなくなるはずですよ。
柔軟剤を欠かさずに使う
柔軟剤は衣類をふんわりやわらかく整える以外にも、ニオイのもととなる雑菌を取り除いて新しい香りづけをする、梅雨時期のお手入れにマストなアイテムです。
柔軟剤には、
☑女性らしく親しみのある香り“フローラル系”
☑濃く深みのある香りでニオイをカバーする“ムスク、オリエンタル系”
☑ニオイを浄化しながら清潔感を引き立てる“シトラス系”
などなど、好みの香りに合わせて選べるバリエーションが豊富なので、ニオイの予防とカバーにお気に入りをさっそく活用してみましょう。
お湯で洗うことがおすすめ
梅雨時期の洗濯物のニオイは、お湯で洗うことでほぼほぼ解決できるんです。
お湯で洗濯物を洗うと、水を使うよりも熱によってニオイのもととなる汚れ・雑菌がしっかりと洗浄できるため。
またお湯の熱感が梅雨時期でも洗濯物の乾きをスピーディーにしてくれるメリットがあります。
梅雨時期の洗濯物は、
・お風呂の残り湯を使う
・すすぎは真水で2回繰り返す
という工夫をすると、エコにもアプローチできるニオイ対策になりますよ。
脱水に2倍の時間をかけること
梅雨時期の洗濯物の不快なニオイは、衣類に余分な水分が多く雑菌の温床になっていることが大きな原因。
この原因を根本的になくすためにも、毎回の洗濯脱水は倍の時間をかけるようにしましょう。
たとえば、1回の脱水時間が4~5分の場合は再度4~5分かけることが効果的。
脱水は衣類へのダメージが強いイメージがありますが、柔軟剤を正しく使うことで摩擦や刺激の軽減につながるため、
・脱水時間を倍取ること
・柔軟剤をセットで使うこと
を心がけてお手入れしてみてくださいね。
大量のまとめ洗いをしない
梅雨時期の洗濯物のニオイが気になって、いつも大量にまとめて洗濯することが多いのではないでしょうか?
ですが意外にこのお手入れは逆効果で、溜め込み過ぎて洗うほどに、
・乾きが遅くなる
・汚れが十分に洗浄できずにニオイのもととなる
といった悪循環につながってしまいます。
梅雨時期はからりと晴れた日とはまるで真逆の状態にあるため、いつもの洗濯習慣をリセットするところから始めてみてくださいね。
サーキュレーターの活用
梅雨時期はお家の中もじめじめ・ムシムシした空気が堆積し、洗濯物の乾きを遅くしてしまうため、サーキュレーターで室内の循環を良くしましょう。
またお家の中も梅雨の影響で雑菌が溜まりやすいため、いつも以上に掃除を丁寧にしておくことがおすすめです。
また、洗濯物を干した部分にピンポイントでサーキュレーターを当てることも時短で乾燥できニオイの予防に役立ちますよ。
♦︎おわりに
強いストレスを感じてしまう、梅雨時期の洗濯物のニオイですが、意外にカンタンで手軽な予防策がいくつもあるんですね。
いつもサラサラ快適な着心地、良質な質感をキープするために、梅雨時期の洗濯にプラスαのアイディア・工夫を組み入れていきましょう♪