BEAUTY

紫外線量が増える季節|外側・内側からのケアで理想の美肌をキープ!

公開日:24.06.05

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あらゆるお肌トラブルの原因になってしまう紫外線は、本格的な夏場に量が増えるイメージがありますが、実は4~5月がピークになるとも言われているんです。

今回は紫外線量が増えるこの季節、外側・内側からのケアで理想の美肌をキープする、手軽な方法を解説!

大切なお肌を紫外線ダメージから守る、基本と応用の対策をぜひ早めに押さえておいてくださいね。

 

 

 

 

♦︎外側からの紫外線対策!日焼け止めの基礎知識をチェック

この4月から一気に量が増える紫外線は、基本の日焼け止めでお肌の外側から対処しておくことが大切です。

紫外線対策にマストな日焼け止めでも、選び方や使い方に関してはまだまだカバーできていない部分があるはず。

外側からの紫外線対策に、日焼け止めの基礎知識をさっそく見ていきましょう。

 

SPF・PAって何?

日焼け止めはもちろん、この効果があるファンデーションにも表記があるSPFとPA。

まずSPFは、シミやくすみのもととなるメラニン色素を作る“UV‐B”という紫外線のダメージからお肌を守る役割があります。

SPFは5~マックス50までの表記があり、

☑5~10:お家で過ごす場合の紫外線対策、ちょっとそこまでのお出かけ

☑15~20:午前中のみの軽めの外出

☑25~40:日差しが強く、屋外での活動が多めの日

☑50:完全屋外で長時間過ごす、日差しも強力な日

という、シチュエーションによって使い分けられる種類が展開されています。

 

代わってPAは、ハリやツヤ肌のもととなるコラーゲンを変性させ、シワやたるみの原因になる“UV‐A”をガードする“+”の指数を表すもの。

☑++++:きわめて高い効果

☑+++:非常に高い効果

☑++:かなりの効果

☑+:効果的

と+の数でお肌を守るレベルが異なっているんですよ。

 

日焼け止めの基本の使い方

UV‐A、UV‐Bとお肌ダメージの原因になる紫外線から皮膚を守るために、早めに押さえておきたい日焼け止めの使い方。

・塗布の量:500円玉硬貨大をたっぷりと厚めに塗る

・塗布のタイミング:メイク時、外出30分前にさらに重ね付け

・塗り直しのタイミング:塗布後2~3時間

・集中して塗る部位:目のまわり、頬骨の部分、鼻筋の3パーツ

が基本の使い方になります。

日中のお肌のゆらぎで日焼け止めは目安の時間よりも早く落ちたり、よれることがたびたびあるため、厚塗りくらいがベストな量と言われていますよ。

 

 

♦︎紫外線からお肌を守る内側からのケア|摂りたい栄養は?

紫外線のUV‐A、UV‐Bはどちらも、美肌を保つ栄養成分の破壊や分解につながる悪影響を持ちます。

日焼け止めとセットで押さえておきたい、紫外線からお肌を守る内側からのケア、摂りたい栄養について解説。

普段の食事で摂りたい食べ物、補助的なサプリメントを活用する際の参考に役立ててくださいね◎

 

ビタミンC

紫外線によって大量に発生する、酸化の老化の原因・活性酸素。

・緑茶

・フルーツ全般

・緑黄色野菜

に含有が多いビタミンCは、紫外線を浴びる前に摂っておくことで活性酸素の影響をなくしたり、シミやくすみ、日焼け後のメラニン蓄積の予防にアプローチできますよ。

 

コラーゲン

紫外線のUV‐Aによって変性し、たるみやシワにつながってしまうコラーゲンの破壊や減少。

コラーゲンは角質層を密着させてハリを与える栄養成分でもあるため、紫外線が強い日はサプリやドリンクなどでたっぷりの量を摂取しておきましょう。

コラーゲンを含む食べ物には、

・鶏肉

・くらげ

・なまこ

・魚全般、魚の皮

があり、日頃の食生活に積極的に摂り入れることがおすすめですよ。

 

ビタミンB群

肌荒れケア、ニキビケアに特化した医薬品やサプリメント、健康食品に用いられることが多いビタミンB群。

・魚介類

・鶏肉

・ナッツ類

・きのこ

・根菜

・大豆製品

に含有が多く、紫外線といった外的なダメージに強い肌質づくりに役立ちます。

また年齢を重ねるごとに乱れがちな皮膚のターンオーバー、新陳代謝も助けるため、紫外線ダメージによるお肌の修復と再生に役立つでしょう。

 

紫外線を浴びたら72時間集中的にケアを!

紫外線を浴びた後は、72時間かけてメラニンが皮膚内部に定着し、シミやくすみ、毛穴の黒ずみなどにつながってしまいます。

万全な紫外線対策をしていても、忙しくて塗り忘れたり汗や皮脂によって流れ、効果が半減するリスクが少なくはないんです。

うっかり日焼けの可能性も考慮して、紫外線を浴びた・強力な日は特に、72時間かけた外側・内側からのケアを十分に行うようにしましょう。

 

 

♦︎おわりに

紫外線は浴びるほどにメラニンが皮膚内部に蓄積し、ターンオーバーや新陳代謝のタイミングで皮膚表面に浮かび上がって、シミやシワを作ってしまいます。

降り注ぐ量が強力になり始めるこの時期、外側・内側からのケアと72時間の集中対策で、透明感とハリを守っていきましょうね。