ダイエット中の食事制限は、誰もが辛いと感じる第一の壁です。
間食をゼロにするとストレスになり、かえって痩せにくくなることも。
この記事では、ダイエット中でも気兼ねなく食べられる、間食におすすめの食べ物をご紹介します。
ダイエットの基本をおさらいしながら、ダイエット中の間食としてベストな食べ物を選びましょう。
目次
ダイエットするには1日の摂取カロリーの管理が大切
ダイエットで大切な食事管理のひとつに、摂取カロリーの調整があります。
摂取カロリーが高いことはもちろんNGですが、低すぎても逆効果です。
ダイエット中の摂取カロリーについてご紹介します。
摂取カロリーの目安
一般的にダイエットをしている女性の場合、1日あたり1400キロカロリー~1600キロカロリーの摂取が基準です。
これはダイエットをしながら脂肪を落とし、目標体重に近づけるだけではなく、筋肉をほどよくつける場合を想定しています。
ダイエットで体重を落とすことに集中しすぎると、余分な脂肪が落ちずに筋肉量が減る可能性があります。
筋肉量が減ると脂肪が燃えにくくなるので、余分な脂肪を落とすために筋肉量を上げることも大切です。
正確な摂取カロリーは、現在の体重と身長や目標体重、普段の運動量などさまざまな要素を考慮する必要があります。
具体的な摂取カロリーを知りたい方は、必要項目を入力するだけで自動計算ができるサイトを利用してください。
またサイトを利用した後は、食事管理ができるアプリを活用するのもおすすめです。
アプリに毎日の食事内容を記録することで、摂りすぎている栄養素や足りない栄養素をチェックでき、カロリーコントロールもしやすくなりますよ。
間食分のカロリーは200キロカロリーまで
1日の間食分のカロリーは、150~200キロカロリーとされています。
カロリー数で見ると少ないように見えますが、間食として食べる物を調整すると、物足りなさを軽減できます。
とはいっても一般的に間食として食べられることの多い、スナック菓子やケーキなどのお菓子は1食あたり300キロカロリー以上するのでNGです。
また糖質や炭水化物、脂質が高いので注意しましょう。
ダイエット中の間食におすすめの食べ物
ダイエット中の間食におすすめの食べ物をご紹介します。
先ほどご紹介した1日の間食分カロリーである、150~200キロカロリー以内で収まるものばかりです。
体に必要な栄養素を補える食べ物もあるので、1日の食事内容と照らし合わせて調節してみてください。
アーモンドなどのナッツ類
ナッツ類はお菓子と比べて糖質が少なく食物繊維が豊富なことから、ダイエット中の間食としておすすめです。
アーモンドやカシューナッツ、クルミ、ピスタチオ、マカデミアナッツなどの種類があるので、飽きにくいところもポイント。
ナッツ類を食べる量は、粒計算だと面倒なので「手の平に収まる分」と覚えておきましょう。
ナッツ類はローストよりも生のタイプを選んでください。
ローストしたナッツ類を食べると、酸化した油分も一緒に摂取することになり体にはよくありません。
また塩分がプラスされていることもあるので、余計な物が含まれていない生タイプがおすすめです。
プロテイン&プロテインバー
プロテインやプロテインバーを間食として取り入れるのもアリです。
プロテインは食事の置き換えとして取り入れることはおすすめしませんが、小腹が空いたときに摂取するのはOK。
たんぱく質を効率よく摂取できるので、筋肉が付きやすくなりボディメイクが叶います。
プロテインバーはチョコ味などの好みのフレーバーを選ぶと、お菓子感覚で食べられ、間食コントロールのストレスを軽減できますよ。
低糖質ヨーグルト
低糖質ヨーグルトとして人気を集めている「オイコス」は、もったりとした食感と低カロリーな食べ物なので、腹持ちがイイところがうれしいです。
脂肪ゼロでたんぱく質も含まれているので、1日あたりのたんぱく質量が少ない場合は、オイコスで調整してみましょう。
1個当たりのカロリーは100キロカロリー以下です。
オイコスだけではなくチョコレートひと粒など追加の間食ができます。
ハイカカオのチョコレート
カカオ70%以上のチョコレートは、血糖値の急激な上昇を防ぎ、糖質が少ないことがポイントです。
ダイエット中は甘いものが食べたくなるので、ハイカカオのチョコレートを選べば、罪悪感なく甘い物を味わえます。
カカオのパーセンテージが高いと苦くて食べれないこともあります。
70~85%あたりで好みの甘さを見つけてください。
まとめ
ダイエット中の間食は、食べ物を厳選することで質のいい栄養を摂取することができます。
食事制限によるストレスも感じにくくなるので、どうしても食べたいときは、ご紹介した食べ物のなかから選んでみましょう。