お気に入りの香水は気分をあげてくれるアイテムの一つです。
しかし、香水はいい香りだからといってつけ方を間違えたり、つけすぎてしまったりすると周りに迷惑になることも。
マナーを守って上品に香りをまといたいものです。
今回は香水の正しいつけ方についてくわしくご紹介していきます。
香水は種類によって持続時間が違う
香水は、香りの持続時間が長い順に、パルファム・オードパルファム・オードトワレ・オーデコロンの4つにわけられます。
濃度が高いほど持続時間も長いのです。
パルファムはあまり種類がなく、一般的な香水はオードパルファム・オードトワレ・オーデコロンの3つです。
それぞれの持続時間は、オードパルファムは5~7時間、オードトワレは3~4時間、オーデコロンは1~2時間ほどです。
オードパルファムは香りも強いので、しっかりとした香りが好きな人におすすめです。
香水初心者はオードトワレからチャレンジしてみてもいいかもしれませんね。
オーデコロンはほんのりと香るのでお風呂上りにつける人もいます。
香水は3段階の香りの変化が起こる
香水はトップノート、ミドルノート、ラストノートの3段階の香りの変化があります。
トップノートはつけたての香りで、10分ほど経つとミドルノートに変化を始めます。
ミドルノートは30分から1時間後の香りで3時間程度続き、それ以降はラストノートになります。
時間によって香りが変化するので、新しい香水を選ぶときは、トップノートだけで決めない方がいいでしょう。
試供品などを試して、ミドルノートやラストノートも納得する香りのものを選びましょう。
香水はどこにつける?
香水はつける場所によって香りの広がり方が違います。
香りを強く出したいというときは、手首につけるのがおすすめ。
手首には血管も多く、よく動かすので香りが広がりやすいのです。
よく手首につけたあと、こすり合わせる人がいますが、これは香りが飛んでしまうのであまりよくありません。
こするのではなく両手首に少量ずつつけましょう。
耳の後ろやうなじも、体温が高く香りが広がりやすい場所です。
長時間香りを楽しみたいときにおすすめです。
ラストノートまでしっかりと自分で感じることができます。
強い香りが苦手な人は、ひざの裏や太ももの内側がおすすめ。
ふんわりと上品に香りが楽しめます。
全身から香りが出ているように感じることができるのはお腹や胸元です。
ただし体臭と混ざりやすいので、思っていた香りと違うと感じることもあります。
最近はほんのり自分だけ香りを楽しみたいという人は、手の爪につけるのだとか。
彼氏と手をつないだときに香りが残るので、デートのときもおすすめです。
香水をつけてはいけない場所とは?
香水は、汗をかきやすい場所につけるのはNGです。
香水は消臭効果があるわけではないため、脇や足の裏などは向きません。
また本来はいいとされている胸元なども、夏場は汗をかきやすいので避けた方がいいかもしれません。
また、香水は肌に直接つけるものです。
肌が弱いからなどさまざまな理由で衣類につける人がいますが、シミなどの原因になるのでやめましょう。
香水は体温に反応して香るものです。
香水をつけるタイミングは?
香水はまず体を清潔にしてからつけましょう!
先ほどもいいましたが、香水は消臭効果があったり、匂いをごまかすためにつけるものではありません。
清潔にしてからでないと、体臭と混ざり香水本来の良さが発揮できないこともあります。
汗の匂いが気になるときはデオドラント剤を使いましょう!
香水は外出するまたは待ち合わせの30分前がベスト。
香りを広げたいからといって、直前につけるのはNGです。
つけたての香りは強いからです。
香水を外でつけるときは、お手洗いを利用するなど、周りに迷惑がかからないところでつけましょう。
電車やバスの中、人混みの中など、他の人にかかるような場所でつけるのは絶対にやめましょう。
好みでない香りが充満したら気分が悪くなる人もいますし、アレルギーを持っている人もいます。
香水をつけすぎた!そんなときは・・・
香水は1~2プッシュが適量。つけすぎはよくありません。
万が一つけすぎたときは、乾く前であれば急いで洗い流しましょう。
乾いてしまったらアルコールで拭くのがおすすめ。
本当はシャワーを浴びることができればいいですが、そんな時間がないときは濡れたタオルなどでふき取りましょう。
重曹があればぬるま湯で溶かしたものを、香水をつけた部分に塗り、数分経ったら洗い流すという方法もあります。
外でつけすぎてしまったときは、アルコール入りのウェットティッシュなどで拭くのも効果的です。
まとめ
香水はいい香りで素敵な気持ちにしてくれるものです。
しかし、あなたの心地よい香りが、全員いい香りと感じるわけではありません。
香水のつけすぎには注意して、マナーを守って上品に香る大人の女性を目指しましょう。
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