テカテカべたべた、カサカサのお肌トラブルが一気に出るやっかいな混合肌。
皮脂分泌と乾燥が交互に出たり、お肌のパーツで出方が異なることもあるので、どんなスキンケアをすべきか悩んでしまいますよね。
今回は混合肌のセルフチェック法、必要なスキンケアやそもそもの原因を詳しく解説。
テカテカべたべた・かさかさの混合肌ならではの悩みを解決する、安定した美肌を目指すコツをぜひ押さえておいてくださいね♪
目次
♦︎混合肌ってどんな状態?セルフチェック法とよくある原因!
カサカサしたりべたべた・テカテカとお肌の状態が安定しない混合肌。
インナードライ肌とも呼ばれる混合肌は、自分では見極めや判断が難しいケースがありますよね。
オイリーまたは乾燥肌だと思っていてスキンケアをしていても改善・予防できない、そんな悩みは混合肌の可能性が大!?
ここでは混合肌がわかる、セルフチェック方法とそもそもの原因を見ていきましょう。
✨混合肌のセルフチェック
☑お肌のパーツ別にカサカサ、べたべたと状態が変わっている
☑おでこから鼻の頭のTゾーンがテカテカ、べたべた
☑頬からアゴのUゾーンがカサカサしている
☑日によって全体的な乾燥または皮脂分泌がある
☑洗顔後のスキンケアに時間を置く→Uゾーンがカサカサ、Tゾーンがべたつく
上記のチェックポイントに当てはまる数が多いほど、混合肌の可能性が大。
そのため、早めに混合肌の正しいスキンケア・コスメ選びが肌質改善のコツになりますよ。
✨混合肌の原因ってそもそも?
乾燥や敏感、オイリーとひとつのお肌トラブルであれば原因や必要なスキンケアが見極めやすいですが、べたべたもカサカサもある混合肌は、原因もコスメ選びも悩みがちですよね。
混合肌になってしまうそもそもの原因には、
①女性ホルモンバランスの乱れ
②バリア機能の低下
③外的な原因
の3つが考えられています。
女性ホルモンはお肌のうるおいを守るエストロゲンと、皮脂分泌を過度にするプロゲステロンから成り立つため、加齢やストレス、生活習慣の乱れでバランスが崩れるとカサカサ・べたべたが生じてしまいます。
また加齢や不規則な生活習慣ではお肌を外的な刺激から守るバリア機能が低下し、構成している保湿3大因子(皮脂膜・角質間細胞・天然保湿因子)が減少。
すると、上記3つの皮脂やうるおいバランスを整える機能が低下してTゾーンはべたべたなのに他のパーツはカサカサとアンバランスな肌質に変わってしまうのです。
さらに日頃の紫外線ダメージ、間違ったスキンケアによる摩擦など外的な刺激が加わると、うるおいや栄養を守る角質層が傷つき、そこから栄養が逃げて混合肌に変わることがあるのです。
♦︎べたべたとカサカサが気になる混合肌…必要なスキンケアは?
混合肌が常態化してしまうのは、日常生活のほんのささいなことがきっかけになるんですね。べたべたもカサカサも気になる混合肌を改善・予防する、正しく効果的なスキンケアをさっそく習慣にしましょう◎
✨クリーム・ジェルタイプのクレンジングを
クリーム・ジェルタイプのクレンジングは、うるおいを補いながらメイク・皮脂汚れに吸着して落とす、マイルドな使用感で混合肌にやさしい仕様です。
洗浄力が強すぎると乾燥し、皮脂を補おうと余計に肌がテカテカ・べたべたするため、うるおいを補えるクレンジングを選ぶことがおすすめですよ。
✨酵素・石鹸素地がベースの洗顔料を
酵素・石鹸素地がベースの洗顔料は、乾燥・オイリー肌の混合肌に適したタイプで、不要な皮脂のみを洗い流してお肌のうるおいを守る役割が。
モチモチのたっぷり泡をのせて決して擦らず、泡をのせるだけの洗顔を心がけることが乾燥と皮脂を過度に取り除くリスクが少なくなります。
✨水溶性・油溶性コスメを使う
混合肌はそもそも、お肌の水分と油分のバランスが崩れていることが原因。
・水分を補いうるおいバランスを整える水溶性(化粧水、美容液)
・水分を油分で閉じ込める油溶性(クリーム)
・Tゾーン、Uゾーンで使用コスメを変える
の両方をスキンケアに用いることで水分・油分のバランスが整い、Tゾーンがサラサラに、Uゾーンはしっとりなめらか、理想のスキンコンディションに整います。
また、お肌の内部にある水分と油分が重なり合ったミルフィーユ状のラメラ構造をケアするコスメを選ぶことも両方のバランスが整って混合肌の改善や予防に役立つでしょう。
またTゾーンのべたつきはサラサラタイプのコスメ、Uゾーンのカサカサは保湿成分配合のコスメと、上手に使い分けをしてみることで混合肌にありがちなトラブルを緩和できますよ。
♦︎おわりに
メイク崩れや肌色のムラなど、アンバランスな肌質に見えてしまう混合肌。
お伝えした必要なスキンケアのポイントを押さえつつ、美肌に良い規則正しい生活習慣を心がけて、ゆらぎのない安定美肌を目指していきましょう♪
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