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「え?どうして出血?」生理ではないのに出血する不正出血の原因とは?

公開日:20.02.01

更新日:20.01.30

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まだ生理じゃないのに出血が…」という経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか?

いつもと違うことが起こると、「もしかして病気なの?」と不安になってしまいますよね。ここでは不正出血の原因として考えられる原因をご紹介します。

今の体の状態を探りながら、不正出血の原因についてみていきましょう。

 

原因1 茶色の出血の場合

茶色い不正出血があった場合に真っ先に考えてほしいのは、妊娠の可能性です。

下腹部が痛いなど痛みを伴う茶色い不正出血の場合、生理周期排卵日性交日などを確認してみましょう。

そのうえで妊娠の可能性がないかをチェックしていきましょう。

 

妊娠初期は体調やホルモンバランスが大きく変化していくため、出血したと言ってもいろいろな理由が考えられます。

茶色の出血の場合は流産の場合もありますので、放置しておくのは危険な場合も…。

不正出血にはさまざまな原因が考えられるので、出血の期間におい貧血などがないかチェックしてみるとよいでしょう。

不正出血はどうしても診察を後回しにしがちで、筆者も20代のときに不正出血があり、後回しにしてしまった経験があります。
診察してもこれといった原因も特定できず困ってしまった経験がありますが、病気ではないとわかっただけでホッとしたことを覚えています。

 

妊娠していない場合は、茶色い出血が生理前後に起こった場合は病気でない可能性が高いでしょう。

その出血は子宮内膜の一部であることが多く、病気などにかかっている可能性は比較的低いといわれています。

ですが、茶色い不正出血が続く場合や、明らかに生理周期と違う時期に出血が起こった場合は、子宮がん子宮頚管ポリープ子宮筋腫の可能性も…。

ただし自己判断は危険ですので、病院にて原因を調べてもらうのが最善です。

勇気がいるかもしれませんが、大きなことになる前に、病院で診察を受けることをおすすめします。

 

鮮血のような真っ赤な出血

真っ赤な鮮血の場合は、まずは生理不順の可能性を考えましょう。

生理不順はホルモンの分泌機能が低下していることで起こりますので、もし生理不順が原因の場合は、生理不順を改善していくことから始めましょう。

 

最近では女性も責任ある仕事を任せてもらうことが多くなり、体への負担も大きくなっています。

気が付かないうちに体を酷使してホルモンバランスが崩れるきっかけになりかねません。

生理不順の原因として、生活リズム乱れていたり、ストレス疲れがたまっている場合、生理不順になりやすくなってしまいますので、ゆっくりお風呂に入ってみたり、寝る時間を1時間早くするなど、工夫してみるとよいでしょう。

 

鮮血が出るその他の原因と考えられるものは、膣や子宮の入り口付近がただれてしまっている「子宮膣部びらん」があります。

その他には、子宮筋腫子宮ポリープ膣炎子宮内膜炎などの、治療が必要なものも考えられます。

これらの原因のなかには不妊の原因となってしまうものもあるので、「少量の出血だから」「出血が対してなかったから」と考えず、医療機関で適切な診察や治療をすることが必要です。

 

もし治療が必要になったら仕事は?プライベートは?

不正出血の中には病気になるものもあり、実際に診察をして治療が必要になる場合もあるでしょう。

その場合、仕事を休む必要はほとんどないと言っていいでしょう。
即日入院になることも少ないですし、万が一入院となった場合でも、長期間に渡ることもほとんどないと言っていいので、その点は安心。

 

ですが、特定のパートナーがいる場合、「どうやって説明しよう」と不安になったり困ってしまうこともありますよね。
まずは今の症状を正直に話しましょう。

不安があることでホルモンバランスが崩れて、余計に症状を悪化させてしまうこともあります。

 

そしてパートナーから理解が得られることで安心して、自然と不正出血がなくなったというケースもあります。

女性の体は繊細なので、ストレスやホルモンバランスの変化を大きく受けてしまうということになるのです。

正直に症状を話してあなたのことを嫌いになってしまうような男性は、これから一緒にいてもあなたのことを幸せにしてくれるとは言い難いでしょう。

 

まとめ

不正出血と聞くと、病気を疑ってしまったり、医者に行きたくてもなんだか怖い…と思うのは自然なことです。

特にいつもと違う状況になっていることが分かると、焦ってしまって余計に症状が悪化してしまうことも少なくありません。

 

相談しようにも周りに言うのも気が引けて、結局1人で悩んで症状を悪化させてしまうこともあるので、まずは自分の症状がどんなことが考えられるのかを考えてみましょう。

そのうえで医者に行く必要があるのか、そのまま経過観察でいいのかを考えてみるとよいでしょう。

 

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