風で髪がなびく度にちらりと見えるピアス。
髪を耳にかけて強調するピアス。
耳元で揺れるピアスには、思わず目がいってしまうことも。
最近ではおしゃれでピアスを開けている人が増えてきていますよね。
そんなピアスも元を辿れば、邪悪なものから身を守る魔除けを目的として用いられていました。
耳へのピアスは、インドやエジプトなどの古代文明に、装飾品で身体を飾る際に耳への装飾も行ったことに始まったよう。
また、英語では耳につけるものは「ピアス」とは言わず、総じて「イヤリング」と言います。
耳に穴を開けてつけるものを「ピアス」、穴を開けずにつけるものを「イヤリング」と呼ぶのは日本独特のものなんです。
基本お店で売っているおしゃれなピアスは、18~20G(ゲージ)のものがほとんど。
ただ、病院やピアッサーで最初に開ける際は一回り大きい16Gのもので開けます。
これは、ある程度の大きさがあったほうが、後にトラブルになりにくいことから。
ちなみにミリに直すと、20G→0.8mm 18G→1.0mm 16G→1.2mmとなります。
自分で開けるのが怖いという方は、迷わず病院で開けることをお勧めしますよ。
ピアスを開けてから最低1ヶ月は、開ける際に付けた“ファーストピアス”をつけて過ごしてください。
早くおしゃれなものや好みのものに変えたいという気持ちは分かりますが、この先おしゃれを楽しむには耐えてください。
今はファーストピアスもある程度選べるようになっているので…。
この間も、ホール(穴を開けた部分)は清潔に保ってください。
ちゃんと付いているか気になって触りすぎてしまうと、細菌感染の恐れがあります。
ピアスは安定する前は「怪我」と同じということを忘れないでくださいね。
さて、1ヶ月経って無事にホールが安定したら、いよいよですよ。
あなた好みのおしゃれなピアスに付け替えましょう。
ピアス購入の際は、
・サイズ
・素材
には十分に気をつけてください。
どちらもピアストラブルの元となってしまいます。
ちなみに今現在、2017年の流行は
・ビックピアス
・ターコイズ
のようですよ。
あなたもワンポイントのおしゃれを始めてみましょう!
○おまけ○
●拡張
拡張器を使ってピアスのホールを大きくすること。
ゲージは00G(10mm)まであり、それ以上はmm表示となります。
●ボディピアス
耳たぶ以外、鼻や舌、指、腕などにピアッシングしたもの。
・アイブロウ…眉
・リップ…唇の周り
・スクランパー…上唇の内側にある筋
・セプタム…鼻の穴と穴の間にある軟骨部分
などなど
好奇心で開けてみるのも良いですが、跡に残ったり、拡張したホールはきれいには塞がらないということを忘れないでくださいね。