とりあえずシャンプーをつけて泡立てれば髪の毛は洗えていると思っている人もいるのではないでしょうか。
その洗い方、今はよくてもトラブルの原因になるかもしれません。
今回は正しい髪の毛の洗い方をマスターして、美しい髪の毛を保つ方法を学んでいきましょう。
目次
髪の毛をちゃんと洗えていないと・・・どうなる?
きれいな髪の毛は男性も女性もあこがれますよね。
髪の毛は高級サロンに行ってプロにまかせることもときには必要かもしれませんが、日々のケアが一番大切です。
間違った洗い方をしていると、かゆみやフケが出てしまったり、頭皮が荒れてしまったり、枝毛や切れ毛、パサつきの原因にもなります。
髪の毛の悩みがある人は、まずは洗い方を見直してみましょう。
洗う前にまずはシャンプーを見直そう
正しい洗い方をしているのに、髪の毛の悩みが解決しないという人は、まずは自分に合うシャンプーを見つけましょう。
シャンプーには大きくわけると、高級アルコール系、アミノ酸系、石けん系の3つに分類することができます。
一番多いのは高級アルコール系。
洗浄力が高いので髪の毛のべたつきが気になる人や夏にさっぱりと洗いたい人におすすめです。
アミノ酸系のシャンプーは、逆に頭皮の乾燥や毛先のパサつきが気になる人や、洗浄力はやや劣るものの肌には優しいので、皮膚トラブルなどが多い敏感肌の人に向いています。
石けん系は天然成分が多いのに、洗浄力も高いですが、パサつきが強くきしむのが難点です。このように地肌に合わせて選ぶことが大切です。
また、シリコンが入っているシャンプーはダメなんて認識がある人もいるかもしれませんが、一概に悪いとはいえません。
シリコンは髪質でありなしを決めてもいいでしょう。
シリコンは髪の毛を油分で覆うのでさらっと指通りはよくなりますが、ボリュームを抑える効果があるため、髪の毛が広がりやすい人はシリコンあり、ボリュームがなくて困っている人はノンシリコンがおすすめです。
シャンプーをつける前にブラッシングしよう
シャンプーをする前に、ブラッシングする習慣をつけましょう。
頭皮をマッサージするようにブラッシングすることで、血行がよくなり頭皮の汚れも浮いて落としやすくなります。
また髪の毛についているホコリなども落とすことができるので、お湯の通りもよくなります。
実はお湯だけで汚れはほとんど落ちる?
シャンプーをつける前にお湯で髪の毛を流す人がほとんどだと思いますが、ただ単にシャンプーがよく泡立つからといった理由で軽く濡らすだけという人もすくなくありません。
実はシャンプーをつける前にしっかりとお湯で流すと8割程度の汚れが落とせるのです。時間の目安は2~3分。
お湯の温度はあまり高すぎると頭皮によくないので38度くらいがいいでしょう。
全体にお湯をかけ指先でマッサージしていきます。
しっかりお湯で落とせば、シャンプーの量も少なく済むというメリットも。
シャンプーをつけたら頭皮をマッサージ
シャンプーを直接頭につけるのはNG。
手に取ってから、前・後ろ・側面につけて髪の毛ではなく、頭皮をしっかりと洗うことが大切です。
爪を立てたり、髪の毛をこすり合わせたりしてしまうのはトラブルの原因になります。指の腹でジグザグと頭皮をマッサージしていきましょう。
前髪の生え際や耳の裏、後頭部・襟足はしっかりと洗えていないことがあるので、意識して洗うようにしましょう。
シャンプーはしっかりとすすぎ残しのないように、お湯でたっぷりと流しましょう。残っているとこれもまたトラブルの原因に。
トリートメントやコンディショナーも正しく使おう
シャンプーとセットなのがトリートメントやコンディショナー。
シャンプーをしっかりと流したあとに軽く水気を切って使いましょう。
ダメージを受けやすい毛先からつけていきます。
トリートメントやコンディショナーは頭皮につける必要はありません。
頭皮につけると逆に毛穴がつまってしまい、肌荒れなどの原因になります。
髪の毛は乾かし方も大切
髪の毛は濡れたままだと雑菌が繁殖しやすく、摩擦でキューティクルが傷んでしまうことがあります。
まずはタオルドライ。
ゴシゴシとタオルでこすると、どんなに柔らかいタオルでも頭皮や髪の毛が傷みます。
優しく水分をふき取り、毛先もぎゅっと絞ったり、強くたたいたりせず、包み込むように軽く抑えましょう。
タオルドライが終わったら、自然乾燥は髪の毛が無防備な時間が長いので、ドライヤーを使いましょう。
ドライヤーの熱もダメージとなることが多いので、15㎝程度の距離を保ち手早く乾かしましょう。上から下に乾かすのがポイント。
まとめ
頭皮は顔とつながっていますから、正しいシャンプーをすることで顔の肌の調子がよくなったり、リフトアップしてくれたりとうれしい効果も期待できますよ!
正しいシャンプーの仕方は今日から早速実践することができるので、ぜひ試してみてください。
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