これからお伝えする3つの項目。
こちらを実践するとどうなるか?
まず先にこちらから述べましょう。
単刀直入に言うと、、、
“モテなくなります”
つまり恋愛運はバッチリ下がります。
もうモテなくていいや、という時には有効ですね。
では実践しなければどうなるのか?
単刀直入に言うと、、、
“今よりはモテます”
つまり恋愛運は上り調子。
その結果あなたが手にするのは、
「愛のぬくもり」
と言ってもいいかもしれません。
これからお伝えする3つの落とし穴。
実は多くの人が“モテ”を誤解しているところに原因があります。
早速見てゆきましょう。
実践その一、「自分ばかり磨く」
よし!自分磨きしてないから大丈夫だ!
ということではありません。
それは論外ですので、ちゃんと自分磨きしてから出直しましょうね。
そうではなくて、自分以外もちゃんと磨いてあげましょうということ。
この磨くとはそもそも何でしょう?
・自分を高めること。
・スキルを上げてみたり、美容に専念してみること。
色々方法はありますね。
自分磨きの方法に正解はありませんから、どうぞこれだというものに注力してみて下さい。
その上で改めて意識して欲しいのが、磨くという本質。
これは突き詰めて言うと、
「自分を大切にする」
というところにあります。
自分の価値を見限っている人は驚くほど自分磨きをしません。
そんな事をしても無駄だと、どこかで可能性を諦めてしまう経験があったのかもしれません。
そうした方のご相談を受ける時にはいつも「もっとご自身を愛してあげて下さい」とアドバイスするのですが、これは他者にも言えること。
何も誰かのアドバイザーになりなさい!
というお話ではないのです。
端的に言えば、
「誰も気付いていないようなお相手の魅力に気付いてあげる」
ということ。
案外自分では気付いていない魅力ってたくさんあります。
自分では磨けない魅力もたくさんあります。
全然駄目だ…
と思っていたことが、実は他者から見ると羨ましがられるものだったり。
実は魅力に感じてくれていることってあったりします。
そういう「原石」に気付けるかどうか。
人から本当の意味で愛される人って、案外こうした「気付きの目」がすごいんです。
これが、誰かを磨くということ。
あなたはどうですか?
どれだけの「原石」に気付き、それを磨いてあげることが出来てるでしょうか?
実践その二、「そもそも自分なんて愛さない」
コンプレックスは誰にでもあるもの。
鏡に映る自分にガッカリしながら、どちらかというと「自分へのダメ出し」が得意なのが私達です。
それ。止めましょう。
絶望的に運気下がります。
第一に、そんなことを想いながら誰かと向き合うのは、お相手に大変失礼です。
そんなことを考えて人と関係するくらいなら、
どれだけお相手にとって喜ばしい時間を作れるかに気持ちを傾けて下さい。
人っていびつです。
キレイな丸にはどうしてもなれません。
それでもいいんです。
そのデコボコした自分こそ唯一無二の個性。
世界中どこを探しても、そのデコボコにはあなたにしかない価値があります。
その価値とピタリとハマるお相手がちゃんとこの世界にはいます。
だって、皆デコボコしてるんですから。
一度キレイな丸になってご覧なさい。
コロコロ転がって、誰とも交わることなんか出来ません。
一見するとすごくキレイな宝石のように見えても、実際は孤独です。
それはモテるとは言いません。
どれだけチヤホヤされても、誰ともハマらない人生なんて、それは愛のない人生。
誰にでもある溝。
誰にでもある尖った部分。
そうしたものを受け止めて、埋めてくれるもの。
それがきっと、愛と呼ばれるデコボコしたもの。
あなたが持つデコボコ=愛を待っている誰かがこの世界にはきっといます。
誰かにとっての特別になれる自分。
その個性を、まずはあなたが愛してあげて下さい。
先に自分磨きの話をしましたが、
本当の自分磨きとは、ありのままの自分をまずは愛してあげることでもあるんです。
実践その三、「“だって” “でも”をとにかく多用する」
モテたくない!
そう思ったらとにかくこの接続語を多用しながら沢山の言い訳を述べましょう。
そんなことないよ!
と助言してくれる人に、
「でも~」
と言い続けるだけで、自然とご縁は離れてゆきます。
熱意を込めて力を貸してくれる人に、
「だって~」
と言い訳し続ければ、段々とその熱量も冷めてゆきます。
少し時間はかかっても大変有効ですから、人とのご縁を切りたい時や運気下げるぞ!というおつもりの場合にはオススメします。
…が、そうでないなら止めたほうが無難です。
会議の場ならばともかく、お相手のお気持ちを否定する言葉がこちら。
何となく口についてでやすい接続語ですが、体の良い拒絶でもあるんですね。
もちろんなんでもかんでも受け入れればいいというものではありません。
そういう時には「確かに」や「なるほど」といったクッションを入れるようにするといいかもしれませんね。
人と関係するということの本質は「受容」にあります。
・お相手という存在を認めること。
・お相手という存在を許容すること。
どういう人で、どういうことに悲しみ、どういうことに怒り、喜ぶのか。
こうした理解なしに関係することは出来ませんから、
もう少し踏み込んで言えばお相手を理解するということは、ありのままを一度受け止めるということなのかもしれません。
誰しも否定されれば悲しいもの。
その逆に、理解の上での言葉であれば少し棘の立つ言葉も有り難い助言に変わります。
拒絶というのは自分のキャパシティを超えた何かがそこにある時、反応として起こるもの。
それは投げかけられた言葉が納得のいかないものだったのかもしれません。
到底受け止めがたい、自らの器を遥かに超えたものだったかもしれません。
でもふと、冷静になって考えてみて欲しいことがあります。
そもそも、自分を受け入れることが、出来ていますか?
受け入れられない自分で器がいっぱいになってしまうと、到底お相手を受け止めることは出来ません。
もし“だって” “でも”が口についてしまうのなら。
もしかしたら本当は自分自身を受け入れることが出来ていないだけなのかもしれませんよ。
そもそも「モテる」とは?
以上、3つの落とし穴についてお話しました。
実は“ある一点”で共通している部分があります。
それはズバリ言うと
「愛の不足」
でした。
・自分自身を愛することが出来ていますか?
・誰かを愛することが出来ていますか?
・そもそも愛するって何?
というところがあるかもしれませんが、私ならこう答えます。
「受け入れること」
世界で唯一無二のあなたを、まずはあなた自身が受け入れてあげて下さい。
デコボコでもいいんです。
コンプレックスがあっても構わない。
そんなあなただからこそ、愛される理由があります。
その上で、デコボコな誰かを受け入れてあげて下さい。
そして出来れば、お相手のデコボコした魅力を言葉にして伝えてあげて下さい。
人は本質的には一人です。
でも孤独ではありません。
受け入れ、認めてくれる誰かが居る限り、孤独では決してないのです。
もし今、孤独感を胸に抱えているなら、
・まずはそんな自分を受け入れ、愛してあげて下さい。
・そうして、あなたが誰かの孤独を取り払ってあげて下さい。
・受け入れ、魅力を見つけ、それを伝え、愛してあげて下さい。
モテるというのは、誰もにチヤホヤされることではありません。
誰にでも分かる表層的なステータスを取り上げ、中身のない称賛を受けることでは決してない。
こんな自分を受け止めてくれる誰か。
そんなたった一人が、自分を認めてくれること。
その尊さを知る人こそが、本当の意味でモテる人。
多くのご相談者様をみてきましたが、私はそんな風に想います。
あなたにもそんな温もりある魅力があります。
このコラムにお目通し頂けたということは、きっと何とか自分を愛したいなあという気持ちや、愛されたいなあというお気持ちがあってのことのはずですから。
それは自分を愛してあげる一歩。
その一歩を、私は心から称賛します。
お目通しありがとうございました。
執筆:スピリチュアルカウンセラー笠
十年以上の鑑定実績とご相談者様からの声を取り入れることで完成させた、独自の「アーカーシャカード」を使用した占術を得意としながら、西洋東洋を問わない、幅広く多面的なアプローチからの総合的な鑑定を目指している。
活動範囲は、テレビ・ラジオ・イベント出演、執筆活動、占いサイトの監修など、多くのメディアを通じて、恋愛・結婚・仕事・人間関係の悩みから、人に言えない相談、スピリチュアルな相談などの様々な相談に応じている。