気温がグッと下がる毎日が続き、カラダがぞくぞく・ざわざわ寒気がしたり、頭痛や鼻水、喉の痛みなど風邪の引き始めに気付くことがあるでしょう。
風邪の引き始めは、症状やサインに早めに気付き、すぐに対処することが長引かせないコツ!
今回は風邪の引き始めについて、知っておきたいサインや原因、長引かせないための正しい対処法をご紹介。
気温が下がり、カラダの抵抗力・免疫力が低下しやすいこの季節、風邪の引き始めサインを見逃さず、お伝えするポイントを参考にしてくださいね◎
目次
♦︎風邪の引き始めのサインとは?症状や原因もチェック!
何となく風邪っぽいな、と感じていても熱がなかったりいつもと変わらずに過ごせる、またはそこまで症状が気にならないことがよくありますよね。
ですが、
☑カラダがぞくぞく、ざわざわと急に寒気を感じる
☑喉が痛く、声が枯れている
☑カラダがだる重い
☑熱はないもののカラダの火照り、微熱を感じる
☑鼻詰まり、鼻水が止まらない
などなど、風邪の症状に気付いているのならこれは風邪の引き始めで一気に悪化するサインと言えます。
そもそも上記のような風邪のトラブルが出てしまうのは、喉や鼻などの粘膜にウイルスが入り込み付着して、増殖することが原因。
体内で増えてしまったウイルスは、免疫機能を過度に上げたり炎症を起こすため、痛みや寒気、喉のイガイガなどが出てしまうのです。
また風邪の引き始めに熱っぽくなるのは、ウイルスをカラダの外に追い出そうと体温が急激に上がるため。
そして風邪の引き始めの上記のような症状に気付けず楽観視・放置してしまうと、ウイルスがどんどん増えて長引く風邪に変わってしまうのです。
♦︎風邪の引き始めの正しい対処法!【過ごし方編】
喉の痛みや鼻水、頭痛や全身倦怠感の風邪の引き始めに気付いたら、安静が第一なものの、他にも意識的にしておきたいポイントがあります。
風邪の引き始めひとつで症状の悪化、長引かず収まるどちらかに傾くため、ここでは正しい過ごし方をチェックしてみましょう。
😷脳とカラダの全身を休めること
風邪の引き始めは安静が基本ですが、スマホやパソコン、テレビなどをなダラダラ見過ぎてしまうのは症状が長引く原因に。
この理由は、スマホやパソコン、テレビから発せられる音や光が脳の刺激になり、休んでいるつもりでも実は脳が忙しく働いて、カラダとココロの疲れになってしまうからです。
風邪の引き始めは何もせず、頭を空っぽにして安静に過ごすよう、心がけましょう。
😷いつもよりも多めに水分補給をする
風邪の引き始めで熱がなく、汗も出ていない場合でも、こまめにしっかりと水分補給をしましょう。
この理由は、風邪の引き始めでウイルスが増え、カラダの免疫力がオーバーワーク気味になって知らず知らずのうちに水分が失われているためです。
体温がいつもよりも上がり、免疫が過度に働いている時は、熱が出やすいサインでもあるため、予防のためにも水分をたっぷりと摂るようにしましょう。
😷カラダを温め部屋を保湿すること
喉の痛みや全身の重だるさ、頭痛や鼻水などの風邪の原因となるウイルスは、「低温低湿」の場所を好み、増殖すると言われています。
カラダや室内が冷えていたり、乾燥している場合は風邪の原因菌が増えやすい環境にあるため、
☑濡れタオル、加湿器で室内にうるおいを与える
☑室内、カラダを温かくする
などの対処を早めに取るようにしましょう。
太い血管が存在し、温めることで効率的に全身の保温につながる、背中やお腹にカイロを貼ることもおすすめ。
カラダを温め体温が上がると、ウイルスをやっつける免疫力が30%もUPすると言われているため、1秒たりともカラダと室内を冷やさないよう注意しましょう。
♦︎風邪の引き始めの正しい対処法【栄養摂取編】
風邪の引き始めは免疫機能がフル稼働していることで体力が消耗しやすいタイミングでもあります。
ここでは体力を温存して栄養を蓄え、風邪の症状を和らげる、栄養摂取のポイントを見ていきましょう。
😷食生活のポイント
体力が消耗しているのに食欲が出ない風邪の引き始めは、無理に食べようとせず、スープや味噌汁、うどんやおかゆなど消化に良いものを少しずつ摂りましょう。
逆に食欲がある場合でも、スタミナをつけようと高たんぱく食を摂ってしまうと、内臓に負担がかかるため注意が必要です。
😷栄養摂取のポイント
風邪の引き始めで摂りたい栄養成分は、
☑ビタミンB群
☑適量の糖質
☑テアニン
の3つ。
ビタミンB群は疲労回復に役立ち、糖質は全身回復のエネルギー源になります。
緑茶に多く含まれるテアニンは、睡眠の質を高める重要な栄養素。
質の良い睡眠を取ることは、風邪の回復を助けるため、テアニンを意識的に補いましょう。
♦︎おわりに
風邪の引き始めに気付いたら、いったん忙しさから離れて自分自身のカラダや健康状態と向き合ってみることが重要。
風邪の引き始めの正しい対処を繰り返しチェックして、元気で健康的な毎日をお過ごしくださいね。
▼関連記事