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秋服の色落ち・色あせを何とかしたい!上質さを保つお手入れ法♪

公開日:22.11.30

更新日:22.11.24

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秋はブラックやブラウン、ネイビーなどのシックなカラーが使われた服を着ることが多く、色味が濃い分色落ちや色あせが心配になっていませんか?

お気に入りの秋服の色あせや色落ちが目立つと、おしゃれを楽しむ気持ちも半減してしまうものですよね。

今回は大切な秋服の上質さと深みある色合いを守るために、色あせ・色落ちの原因とベストなお手入れ法をわかりやすくお伝えしていきます♪

 

 

 

 

秋服の色落ちや色あせが出てしまうのはどうして?主な原因をお伝えします

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シックな色味の秋服の秋服に魅力を感じていたのに、着用や洗濯をするたびに色あせや色落ちが目立つ…
そんな状態はもしかすると、ここでお伝えする原因が影響しているのかもしれません。

ここでは秋服の色落ち・色あせにつながりやすい主な原因を一緒に見ていきましょう。

 

◇紫外線ダメージによるもの

紫外線はお肌や髪、メンタル面ばかりではなく、実は秋服の素材にもよくない影響を与えてしまうんです。
ただ、秋は夏に比べると紫外線量が和らぐため、長時間紫外線に当てて秋服を乾かすこともあるでしょう。

秋服が紫外線ダメージを受け続けると、光と衣類の素材や染料と化学的な反応を起こして素材を傷め、色の分子を壊してしまうと言われています。

 

◇汗や皮脂分泌によるもの

秋といっても夏のような暑さが続き、汗や皮脂分泌が過剰になることもあるのではないでしょうか?
汗には塩化ナトリウム・尿素という成分が含まれていて、これらが秋服の素材の染料を分解して色あせや色落ちにつながると言われています。

汗は秋服の素材の耐久性にも影響し、特に胸元や首、背中や脇などの汗をかきやすい部分は、染料の分解によって特に色落ち・色あせが起こりやすいと言われているんですよ。

 

◇洗剤の仕様によるもの

秋服の色落ち・色あせのお手入れにマストなアイテムの洗剤でも、その仕様によっては色落ち・色あせの原因になることをご存じでしたか?

たとえば、

・弱アルカリ性のパウダータイプの洗剤
・蛍光増白剤が使われている洗剤
・漂白剤が使われている洗剤
・蛍光増白剤と漂白剤の両方を使用した洗剤

というタイプは、素材をより白く、透明感のある色味に仕上げることに特化して作られているため、秋服に多い濃い色味は色あせや色落ちが起こりやすいと言われています

 

秋服の深みある色合いをキープするために!色落ち・色あせの予防策!

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秋服の色あせ・色落ちは、一度そうなると修復がなかなか難しく、複雑な工程でそれなりのコストがかかる衣類染めが必要になるケースも。

秋服の色落ちや色あせは、場合によっては気に入っていてももう着用できない状態になってしまうこともありうるので、ここでは予防策におすすめのお手入れ法を押さえておきましょう。

 

◇秋服はおしゃれ着用洗剤を使ってお手入れする

秋服ならではのシックなカラー、ネイビーやブラウン、ブラックの色味は、蛍光増白剤や漂白剤にとても弱い性質があるため、洗剤をおしゃれ着用タイプにシフトしてみましょう

色の濃い秋服の洗濯におしゃれ着用タイプの洗剤を用いると、汚れをしっかりと落としながらも染料の結合をサポートして着用の摩擦や刺激による色落ち・色あせも防ぐことができます。

 

◇洗濯時は裏返しにして洗うこと

シックなカラーの秋服は、季節的な理由もあり、どのタイプも素材がやや厚みになっていますよね。
そのため、洗濯の際には秋服を裏返しにして洗うようにすると、素材の厚みが表側への摩擦や刺激、染料への影響を少なくすることができるため、色落ちや色あせの予防に役立ちます。

また秋服の洗濯後に干す場合は、できるだけ紫外線に当てず、涼しく湿気の少ない場所で干すことがおすすめです。

蛍光灯なども紫外線と同じ光を発し、衣類を痛めて色落ちや色あせにつながるため、朝や日中の内に秋服を干しておくことがおすすめです。

 

◇洗濯時にひとつまみの塩を入れる裏ワザ

お気に入りの秋服の色あせ・色落ちを防ぐために、今日からすぐにできる裏ワザが、洗濯時にひとつまみの塩を入れるということ

塩はもともと、衣類を染める際の染料の発色・結合を高めるために用いられることがあるんです。
また塩に含まれているマグネシウムやカルシウムは、秋服の染料をムラなく固定・安定化させる働きがあり、水や湿気、熱や汗の影響に強い素材へと強化できるんですよ。

 

~おわりに~

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秋服のお手入れや洗濯をする際、色落ち・色あせしてしまうのではないかとハラハラ・そわそわしていたあなたも、今度は安心にお気に入り秋服のお手入れができそうですね。

秋服ならではのシックで深みある色合い、上質さをキープしていくために、色落ちや色あせの原因に応じた最適なお手入れ法を習慣づけていきましょう♪