ぐっすり眠れたと心地よく目覚めた朝に限って、スキンケアをする前からお肌のコンディションが良く、嬉しくなった経験はありませんか?
良質な眠りはどんなに高級なコスメを使うよりも睡眠効果が期待できると言われていますが、その理由は3つのホルモン分泌が関係しているんです。
今回は毎日の良眠で美肌を目指す、3つのホルモンとの関係性や季節ごとの安眠ケアを徹底解説!
いつも美容に良いホルモンを睡眠時に活発にするために、今日からすべき対策をぜひ押さえておいてくださいね♪
目次
♦︎良眠が美肌につながる理由!3つのホルモンの役割とは?
スッと自然に寝落ちしてぐっすり眠り、さらには朝も気持ちよく目覚められる、そんな睡眠リズムは美容にかかわりの深い3つのホルモン分泌が活発になります。
スキンケアを頑張らず手間暇をかけずとも自然にキレイなお肌をキープできる、睡眠×美容・3つのホルモン分泌の関係性を詳しく見ていきましょう。
✨美肌ホルモンその①成長ホルモン
熟睡できたと感じた日に、決まってスキンコンディションが良いのは成長ホルモンの恩恵を受けているから。
睡眠2~3時間程度、熟睡時に分泌がピークになり若返りホルモンとも呼ばれる
「成長ホルモン」は、
・ダメージを受けた肌細胞を修復、再生する
・お肌の生まれ変わり、ターンオーバーを助ける
・肌質を強化し外的なダメージから守る
という美容にいくつものかかわりがあります。
成長ホルモンはぐっすりと熟睡するほどに分泌が活性すると言われていますが、年齢を重ねるとともに減少傾向に…。
そのため、どれだけ深く眠れるかがこのホルモンの美容恩恵を受けられるポイントになるのです。
✨美肌ホルモンその②エストロゲン
「エストロゲン」は、プロゲステロンと構成された女性ホルモンの一種で、美容ホルモンと呼ばれることがあります。
睡眠の質が整い、安定した熟睡やリズムが一定していると女性ホルモンのバランスが整ってエストロゲンの美肌作用が活性化します。
具体的には、
・角質層のうるおいを保ち乾燥を防ぐ
・ハリツヤの元、コラーゲンやエラスチンを作りシワやたるみを予防する
・プロゲステロンによる過度な皮脂分泌を抑える
・ニキビ、肌荒れを防ぐ
という美容効果が期待でき、眠るほどにキレイになれるのは女性ホルモンのバランスが安定していることが大きな理由なのです。
✨美肌ホルモンその③メラトニン
睡眠ホルモンと呼ばれている「メラトニン」には、優れた抗酸化作用があると言われています。
良質な眠りによって分泌が活発になるメラトニンは、
・活性酸素の影響による老化肌を食い止める
・お肌トラブルの原因、ストレスを緩和する
・アンチエイジングホルモン、成長ホルモンの分泌を助ける
という作用があり、睡眠の質に気をつけるようにするとメラトニンが成長ホルモンのサポートもしてくれるため相乗的な美容効果が期待できます。
♦︎美肌ホルモンを増やす睡眠♪季節ごとの安眠ケアは?
眠るだけでキレイになれる良眠は、あれこれとコスメを使うスキンケアのようにコストや手間暇がかからず、外側・内側と両方からの美肌づくりにアプローチできます。
毎日美肌ホルモンが育つ良眠は、季節ごとのケアを押さえておくことがポイントに。
シーズンで見る、美肌と安眠につながる対策をさっそく見ていきましょう。
✨春の睡眠×美肌ケア
花粉の影響でストレスが溜まり、肌質がゆらぎやすい春。
寝室の換気や掃除、寝具のお手入れを徹底して清潔感を守り、クリアな環境に整えておくことが安眠・美肌のポイントです。
花粉が室内に侵入すると呼吸の乱れや肌荒れにつながるため、帰宅後はすぐに着替え、玄関先で花粉をブラシではらっておくことが安心です。
✨夏の睡眠×美肌ケア
高温多湿の環境で寝つき・熟睡感が得られず、皮脂分泌も過剰になる夏。
寝室は28℃のエアコン設定にしておくと快適な空気感が作られ、皮膚から熱を逃がしてサラサラの素肌・安眠につながりますよ。
✨秋の睡眠×美肌ケア
暑い日、肌寒い日の寒暖差が特に激しい秋。
日照時間が一気に短くなることで、気分も落ち気味になるので、幸せホルモンを生成する朝15分程度の日光浴を始めましょう。
乾燥とべたべたの湿度差も激しいため、保湿と皮脂対策を両方取り入れたスキンケアがおすすめですよ。
✨冬の睡眠×美肌ケア
空気の乾燥と寝室・カラダの冷えによって、他のシーズンよりもお肌や睡眠の悩みが出やすい冬。
安眠を得るためにバスタブに浸かる習慣を持ち、カラダがポカポカした状態でベッドに入りましょう。
寝室では加湿器の使用をしておくことで肌の乾燥が守られ、冬ならではの不眠の元・喉の痛み予防にも役立ちます。
♦︎最後に
ぐっすり眠った日の朝は、カラダとココロ、お肌のコンディションまでがベストでHAPPYな一日を過ごせるはず♡
そんな理想の日々をできるだけ長くキープするため、睡眠の質を深める対策をいくつもルーティンにしてくださいね。
▼関連記事