LIFE

ブルーライトは美容の大敵!?ダメージ予防のためのスキンケア法

公開日:22.12.15

更新日:22.12.08

  • はてなブックマーク
  • LINE

パソコンやスマホ、テレビから発せられるブルーライトは、心身やお肌に良くない影響を与えることが広く知られていますよね。

ですが、パソコンやスマホ、テレビからのブルーライトを完全にシャットアウトすることは難しく、お肌のダメージが蓄積してしまうのではないかと不安になっていませんか?

今回はブルーライトがお肌にどんな影響を与えてしまうのか、ダメージの詳細と光の刺激からお肌を守るためにできるスキンケア対策をまとめてお伝えしていきます。

 

 

 

ブルーライトって何?美容に良くない影響を与える本当の理由!

12/8

普段から頻繁に見聞きすることが多いブルーライトは、人の目に見える可視光線のひとつで、人体に吸収される波長のことを言う、ナノメートルが紫外線と同じくらいの波長になっています。

誰にとっても身近なツールから発せられるブルーライトは、紫外線と同じくらい心身やお肌に浸透してダメージを与える光となっているため、今では「第3の紫外線」と呼ばれることがあります

紫外線はお肌のシワやシミ、老化の促進や乾燥など、美容にとってありとあらゆるダメージの原因になるため、紫外線と同じような波長・威力を持つブルーライトは、日頃から意識しておきたい紫外線対策のひとつと言えます。

 

ブルーライトによる美容の影響とは?

12/8

第3の紫外線と呼ばれるほど、美容の面でも影響力が高いブルーライト。
ここではさまざまなツールから何気なく浴びてしまっていることが多い、ブルーライトの美容の面での良くない影響を見ていきましょう。

 

◇たるみやシワの原因になる

ブルーライトは紫外線の種類となる、UV-Aに波長がとても近いと言われています。
紫外線のUV-Bは、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り出す線維芽細胞にダメージを与えてしまうため、シワケアに必須の栄養が不足・減少してしまい、たるみやシワができやすくなるのです。

 

◇必須アミノ酸のメチオニンが減少してしまう

必須アミノ酸のメチオニンという成分は、丈夫で健やかな髪・お肌を作るために欠かせない成分で、コラーゲンを生み出す働きがあります。
ブルーライトの刺激を受け続けると美容に密接な結びつきのあり、全身に栄養を運ぶメチオニンが破壊されてしまい、血流やリンパのめぐりが悪くなってお肌や髪は栄養不足状態、さまざまなダメージが出やすくなります

 

◇くすみやシミの原因になる

ブルーライトによって眼性が刺激を受けると、瞳の疲労が重なって全身のめぐりが悪くなり、老廃物が溜まってむくみやくすみにつながってしまいます。
またブルーライトはシミや炎症の原因となるメラニン色素を作り出す働きがあり、紫外線のUV-Bと波長が似ていて、この紫外線よりもお肌への影響が強いとの報告もあるんですよ。

 

ブルーライトからお肌や髪を守るために!ケアのコツを伝授

ブルーライトの影響、イメージしていた以上にリスキーな光であることがわかりましたね。
完全なシャットアウトはできないものの、これからお伝えするケアのコツを押さえておくと、大切なお肌や髪がブルーライトの影響を受けにくくなります。

ブルーライトも怖くない、お肌と髪に必要なケアを見ていきましょう◎

 

◇抗酸化作用成分配合の化粧品、ヘアケアを使う

ブルーライトは波長と浸透力が強い性質があり、細胞の老化の原因になってしまいます。
この影響からお肌と髪を守るためにも、

・ビタミンA、C、E
・ポリフェノール
・カロテン、リコピン

といった抗酸化作用成分配合の化粧品・ヘアケアを活用してみましょう
お肌と髪の内側からブルーライトの影響を少なくしていくためにも、抗酸化作用成分は食べ物からも積極的に補うことがポイントです。

 

◇UV・保湿を徹底しよう

ブルーライトは第3の紫外線となるため、家の中でも日焼け止めを塗ったり、ブルーライト対策に特化したベースメイクなどを使ってみましょう。

ブルーライトは線維芽細胞にダメージを与えてお肌がうるおい・栄養不足になり、バリア機能が低下しやすくなるため、乾燥させない保湿ケアを徹底することも重要ですよ。

 

ブルーライトの影響を少なくしていくために!日常生活のコツ

ブルーライトの影響をできるだけなくしていくためには、

・パソコン、テレビ、スマホを見る時間を調整してみる
・スマホ、パソコンのブルーライトカットモードにシフトしてみる
・ブルーライトを発するデバイスに専用のフィルムを貼り付ける
・パソコンやスマホ、テレビを見る際にはブルーライトカットのサングラスを使う

というアイディア・工夫がおすすめです。
ブルーライトの影響から全身を守るためにも、パソコンやスマホといったデバイスの画面は、暗めに設定しておくことも良いでしょう。

 

おわりに

12/8

イメージしていた以上に影響が大きいブルーライトは、早めの対策が全身の健康と美容を守る大きなポイントになります。

年齢を重ねるたびに揺らぎやすくなる心身とお肌への影響に気を配りながら、ブルーライトから守るための対処法をいくつも習慣づけていってくださいね◎