『朝が起きるのが辛い』
『日中ボーっとして眠たい』
『睡眠中、何度も起きてしまう』
『身体は疲れているのに眠れない』
この中で1つでも当てはまるなら、それは心と身体からの大事なシグナルと考えましょう。
睡眠は心身の疲れを癒し、明日に備えるための大事な時間。
改めて『睡眠の質』について見直していくことが大切です。
毎日の食事や入浴をはじめ、睡眠改善には様々な方法があります。
また良質な睡眠をとれるよう『香り』をうまく活用するのも賢い手。
そこで今回は、“安眠・不眠”に役立つ『香り』の中からオススメを4つをご紹介します。
1.『ラベンダー』
深いリラックスを促し、安眠へと導きます。
また頭痛や月経痛などの痛み、免疫力の強化にもオススメの香りです。
2.『セドロール』
ヒノキ科やスギ科の樹木の香りには「セドロール」という物質が含まれていて、眠りをよくする効果があります。
エッセンシャルオイルでは「シダーウッド」に多く含まれていて、“ヒノキのお風呂がホっとする”のは、この「セドロール」のおかげ。
3.『カモミール』
リラックス効果や安眠効果があります。
強いストレスや不安感で寝付けない時にオススメ。
ただ、キク科花粉のアレルギーがある場合には避けたほうがよいでしょう。
4.『オレンジ』
オレンジの爽やかな香りは不安や緊張をほぐし、前向きな気分を促す効果があります。
ストレスで落ち込んでしまっている時にぴったり。
本格的なアロマディフューザーがなくても、タオルやハンカチに数滴たらし、枕元に置いてほのかに香るようにするという方法もよいでしょう。
ぬるめのお湯にゆずを浮かべて入浴したり、就寝前に温かいゆず茶や豆乳を入れたカモミルクティーをゆっくりと飲むというのも効果的。
また香りの効果には個人差があり、人によっては避けた方がよい場合もありますので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
暑さでなかなか眠れないということも増えてくる季節。
仕事や人間関係などのストレスで普段から眠りが浅いという場合は、早めに改善していくことが大切です。
慢性的な睡眠不足は、生活習慣病や心身の不調を招く恐れもあります。
日々の疲れや眠気を放っておかず、意識的に休養をとり、心身を健やかに保ちましょう。