女性にとって辛いむくみは、永遠の悩みでもありますよね。
何をやってもむくみが改善しないと一生むくみと付き合っていかないといけないのかな?と思うことも。
生活スタイルでむくみやすいケースもありますが、ある程度はむくみを解消する方法もあり、実践することでむくみが楽になることもあります。
痛くて辛いむくみの原因と対処法について迫っていきましょう。
原因1:ヒールをよくはいている
女性特有のむくみとして挙げられるのは、ヒールなど足に負担のかかるものをはいているとき。
ヒールをはいているときはかかとが浮いている状態になっているので、足首を使って歩いたり立ったりすることができていない状態になっています。
足首を動かしていない状態で歩いていると偏平足になりやすく、偏平足になると疲れやすく感じるケースも多いです。
さらに偏平足になると足の筋肉を上手に使えなくなってしまうので、ポンプの役割をしているふくらはぎを動かすことが難しくなって、むくみにつながってしまいます。
もしヒールをはかなくてもいいときがあれば、そのときはスニーカーをはいたりして、足を休ませてあげることで、だんだんとむくみを解消することにつながるでしょう。
原因2:お酒をたくさん飲む
お酒をたくさん飲むと、水分をたくさんとっているので、老廃物を外に出すことにつながるのでは?と思うかもしれませんが、実はアルコールは利尿作用があるので水分補給にはなりません。
むしろ外に水分を排出してしまうので、かえって体の中の水分が少なくなり、血液がドロドロになってしまうこともあります。
血液がドロドロになると体の循環が悪くなるのでむくみにつながり、そのほかにも脱水症状になってしまうなど、体に悪影響が出てくるのです。
たくさん水分を取って老廃物を外に出すことはとてもいいことなのですが、アルコールで水分補給をするとむくみにつながることもあるので、できれば水を飲む、のどが渇いて仕方ないときは、スポーツドリンクや経口補水液を飲んで、体の循環を促しましょう。
原因3:水をあまり飲まない
水をたくさん飲むとむくみやすいから…と水をあまり飲まない人もいます。
確かに水分をたくさんとるとむくみにつながることもあるので、水分を控えてしまうこともあるでしょう。
水分をたくさんとるとむくみの原因になると言われていますが、むくみは水分が直接の原因ではなく、筋肉量の低下で足に溜まってしまった老廃物や水分を体に循環させる力が弱まってしまうことに原因があります。
むしろ水分をしっかりとらないと体の循環が悪くなってしまうので、よりむくみがひどくなるケースも…。
そして水分をたくさんとって汗などで外に出すことで、体の中の老廃物を出してデトックス効果もあるので、かえってむくみにくくなることもあるので、水分は積極的にとっていくとよいでしょう。
原因4:運動不足になっている
先程お伝えしたように、筋肉量の低下でむくみを起こしやすくなってしまいます。
そのため、運動不足になってしまうと筋肉量が減るので、ちょっと立っていたり歩いただけでむくみを感じやすくるのです。
「運動って走ったり辛いことしなきゃいけないんでしょ?」と思うかもしれませんが、軽くジョギングをしたり、家の中で屈伸運動をしたり、意識的に動かさないと動かないような動きを取り入れるだけでもOK。
もちろんしっかり運動して筋肉を付けた方がおすすめですが、運動が苦手だったり時間がないと、運動する気になれないですよね。
そして最も簡単にできるのはストレッチ。
寝る前にストレッチをすると体がほぐれて循環を促すことにもつながりますし、代謝アップにもつながっておすすめです。
原因5:立ち仕事をしている
やはり立ち仕事をしていると、夕方ごろに足が重くなったり痛くなったりすることってありますよね。
これは、1日の疲れが体の下に落ちていくので、足に老廃物や疲れが溜まってくることでむくみを感じやすくなります。
ここで足の筋肉で体の上部に老廃物や血液をしっかり送り出すのが理想ですが、なかなか女性では難しい状態。
もし立ち仕事でむくみやすいのであれば、足首を動かして足のポンプ機能を動かしたり、屈伸したりして、立っている時間の合間に動きを入れていくのがおすすめ。
足が痛くなって取れそうになってしまうような人は、ぜひ取り入れてほしい方法です。
まとめ
むくみは女性にとって苦しいものでしかありません。
ここでご紹介した方法を使って、少しでも楽になれたら、毎日の疲れも軽くなってくることでしょう。
むくみはつい我慢をしてしまいがちですが、放っておくと病気が隠れていたり、軽く見ることが危険な症状でもあります。
もし何をやってもむくみが軽減しないときは、どこに原因があるのか病院で診てもらうことも頭に入れておくとよいですね。