季節を彩るにおい
日本に季節がある様に、香水にも季節があるってご存知でしたか?
香りは自分を演出する、一つの舞台装置。
なりたい自分になる為に、その香りを身につける。
この世界にある香水の数だけ好きな自分に変身できるんです。
これからの時期、自分をあおぐと、優しくほのかに良い香りがあたりに広がる…。
なんて素敵ですよね。
今回は官能的な魅力を演出しながら、涼しさを感じられる夏の【香水】を紹介していきます。
夏の匂いってどんな匂い?
夏というとどうしても、汗の匂いを連想してしまいますが、これから訪れる季節には素敵な匂いがあふれているのです。
夏に咲く花の香り、上がったばかりの雨の匂い、いきいきとした植物の匂い。
気温が高く湿気が多い日本ではなかなか、香水が持つ本来の香りを楽しむ事ができないといわれています。
しかし、その高温多湿だからこそ香る水があるのです。
【蓮の香水・蓮香オードパルファム】
透き通った池に浮かぶ、蓮。
その柔らかく花弁を開く、涼しげな姿はどこか神秘的なもの。
UTCC(東京大学コミュニケーションセンター)から2007年に販売されたこの香水は、蓮の柔らかさを感じさせる香りの広がりと、水面で咲き誇る神秘的で清らかな香りを運んできます。
匂いも柔らかく、ふわりと消えていく香りは花の儚さを表現しているよう。
また、容器の見た目も透明感のあるガラスをほんのり桃色に色づかせたもので、目でも涼しさを感じる事ができます。
良い香りに包まれて過ごす一日は、なんだか素敵なことが起こりそうで心躍るもの。
この夏、そんな華やかな透明感をまとって楽しく過ごしてみませんか?