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冬の夜空の見方

公開日:16.11.20

更新日:16.11.16

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冬になると家にもこもりがちで、自ずと気分も下がってしまうもの。

夜なんかは特に寒さがつらく感じ、ついコタツの中にこもってしまいたくなるもの。

けれども冬だからといって、家にこもりきりなのは良くないことです。

もしこもりがちというあなたは、ぜひ冬の夜空の元に出てみましょう。

冬はとても空が綺麗に見える季節。

肌寒さを感じながらの天体観測は心癒されるものです。

冬の夜空は他の季節に比べて綺麗に見えますよね。

そこにはきちんと理由があるんです。

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冬は日没が早いため、真夜中の空には太陽光がほとんど当たらない。

そんな状態が出来上がります。

そのため、星のひとつひとつがくっきりと、観測しやすくなるのです。

その反対が夏。

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太陽の時間が長く、自ずと太陽光が残ります。

そうすると空が青みがかった黒になります。

この現象を「残照」といいます。

ですから夏は冬と比べて。星が見にくくなるのです。

 

さらに、冬は乾燥の季節です。

つまりは空気中の水分が他の時期よりも少なくなるということ。

白い水蒸気が立ち込めると、それだけ視界は悪くなります。

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空気中の水分が少ない冬は、遠く彼方の星を眺める際に、澄んで見えるのです。

また、対流活動も少ないため、ちりなどの浮流物も少なくなるのです。

 

そして明るい等星が観測できるのも冬なんです。

日本から見える季節の星座の中で、1等星以上は、7つもあるんです。

それは、

【アルデバラン】

オレンジ色の一等星。

和名は昴。

【シリウス】

南の空で最も輝く白い一等星。

和名犬星

【カペラ】

東の空に輝く黄色の一等星。

和名昴の先星

【ポルックス】

和名兄弟星。

東の空に連なる星の下側にあるオレンジ色の一等星。

【ベテルギウス】

オリオン座の左上の赤い一等星。

和名平家星

【リゲル】

オリオン座の右下に輝く青白い一等星。

和名源氏星

【プロキオン】

冬の大三角形の一角の黄色い一等星。

和名二つ星

 

天体観測にはもってこいの冬!

そんな冬の夜空をさらに見やすくするためのコツ…

それは、

・街明かりから出来るだけ離れたところで観測をすること!

・夜中1時から2時ごろが見頃!

・月明かりを避けること!

 

以上を意識すれば綺麗な冬空がさらに綺麗に観測出来るでしょう。

何かと寂しくなってしまう冬ですが、

美しい夜空に癒されてみましょう!