ベビカム株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役:安西正育)が運営する妊娠・出産・育児サイト「ベビカム」が「好きな絵本作家」に関する調査を行い、人気ランキングを公開しました。
■トップは『はらぺこあおむし』作者のエリック・カール
アメリカの絵本作家、エリック・カールさんが第1位になりました。「『はらぺこあおむし』が好き。自分も小さいころに好きだった絵本を、今自分の子どもに読んであげられることって、とっても素敵なことだと思うからです」(37歳女性、お子さん4ヶ月)、「『はらぺこあおむし』は、デザイン、ビジュアル、表現力、感性が刺激される」(34歳女性、妊娠7ヶ月)など、『はらぺこあおむし』の人気が高く、特に独特の「絵のテイスト」に魅力を感じている方が多いようです。
■2位はかがくいひろし、3位は五味太郎
2位には、2007年発売の『だるまさんが』をはじめとする「だるまさん」シリーズの作者、かがくいひろしさんがランクインしました。「『だるまさんシリーズ』は、繰り返しで分かりやすい。絵が柔らかい」(28歳女性、お子さん5ヶ月)「『だるまさんが』は、絵本を読みながらからだを揺らしたり、子どもと一緒に楽しめる」(33歳女性、お子さん11ヶ月)など、絵のテイストや、小さな子どもにも楽しめる「ストーリーの良さ」「面白さ」が人気のようです。
3位には、五味太郎さんがランクインしました。「子どものころ、絵が好きで読んでいました。日本語が好きになったのはこういった知育絵本からかもしれません。特に『ことわざ絵本』はユーモアのある絵でわかりやすく説明してあり、何度も読み返した覚えがあります」(31歳女性、妊娠7ヶ月)「『正しい暮らし方読本』。ちょっとひねっている内容がおもしろい。自分が子どものころにとても興味を惹かれた」(32歳女性、お子さん2歳)など、個性ある絵のテイストや、お話の面白さに魅かれる方が多いようです。
■読み継がれる名作、新しい名作
お気に入りの絵本とそれにまつわるエピソードについて、様々な自由回答が寄せられました。
『やさいさん』(tupera tupera:学研)「tupera tuperaさんは妊娠前からも好きな作家さんでしたが、他にも好きな作家さんがいたのですぐに手に取って買う絵本ではありませんでした。ですが「やさいさん」を息子に読み聞かせると大喜び! その様子を見てから家にはtupera tuperaさんの絵本やグッズがたくさん揃うようになりました♪」(24歳女性、お子さん6ヶ月)
『うさこちゃんの だいすきなおばあちゃん』(ディック・ブルーナ:福音館書店)「私自身が祖母を好きだったのもあり感情移入できる作品なのですが、ブルーナさんのシンプルなイラストやストーリーの中に、深い意味を感じられます」(42歳女性、お子さん0歳、1歳)
『もうぬげない』(ヨシタケシンスケ:ブロンズ新社)「子ども目線で話が進んでいき、思いもよらない展開になるのが面白くて大好きです」(29歳女性、お子さん4ヶ月、2歳)
『ぐりとぐらシリーズ』(中川李枝子:福音館書店)「毎晩寝る前に読んで楽しんでいます。ぐりとぐらシリーズは、お話の中に歌が入っているので、読み手によって拍子が変わるのが子どもには楽しいようです。読んであげているうちに息子が話を覚え、オリジナルのリズムで歌ってくれたのが楽しかったです」(30歳女性、お子さん1ヶ月、4歳)
など、ママが子どものころに読んだ絵本から、近年デビューした作者の作品まで、バラエティに富んだ絵本タイトルと、エピソードが挙げられました。
[調査概要]
■調査方法:妊娠・出産・育児サイト「ベビカム」で調査(インターネットのフォームより回答)
■調査対象:妊活中、妊娠中、育児中の方
■実施期間:2017年5月31日~6月6日実施
■有効回答数:289件
[調査内容]
■選択肢: 自由回答
■調査項目: 絵のテイスト、ストーリーの良さ、面白さ、テーマ性
■ランキングの集計方法: 選択肢の中で回答者が「もっともよく利用する」と答えたものを、多かった順にランク付けしています。また、選んだブランドについて、「よく利用する」理由を、各「調査項目」の中から1つ回答してもらい、そのパーセンテージをグラフで示しています。
※本調査の結果の詳細は、ベビカム内「ベビカム調査隊」ページにて公開しています。
ベビカム調査隊(http://www.babycome.ne.jp/research/marketing/)