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連休たっぷり休んだのに身体がだるい…。それ「ソーシャル・ジェットラグ」かもしれません。

公開日:21.05.05

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休日になるとつい夜遅くまで、パソコンやスマホを見てしまい、朝スッキリと起きられない・・・。

そして、十分に寝たはずなのに、連休明けに身体がだるい。

 

そんな風に感じられたことありませんか?

 

それは、休日の寝溜めが起こす時差ぼけ、「ソーシャル・ジェットラグ」が原因かもしれません。

 

社会的制約(仕事や学校など)がある平日の睡眠と、制約のない休日の睡眠との差によって生じるリズムの乱れを、「ソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ぼけ)」と言います。

そして、これを繰り返していると、体調不良や病気に繋がってしまいます。

 

 

 

ソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ぼけ)で高まるリスク

 

・夜遅い時間に空腹中枢を刺激するホルモンが分泌されることで、過食による肥満に繋がる。

・日光を浴びないことでセロトニンが分泌されず、精神のバランスが崩れうつ病の原因になる。

・ホルモンのバランスが崩れ乳がんや前立腺がんなどのリスクが高まる。

 

こうした体調不良や病気の原因となるだけでなく、ソーシャル・ジェットラグ時間が長いと認知機能にも影響が現われ、記憶力の低下を引き起こす可能性が高まります。

 



 

リモートワーク中の過ごし方にも注意!

 

 

リモートワークで家にいる時間が長くなっても、規則正しい生活を送れていれば問題ありません。

出社するときとリモートワーク時とで、起床の時間が遅くなるとソーシャル・ジェットラグが生じていまいます。

感染症対策のため在宅勤務を初めて経験した人で、それまで出来ていた生活のペースが崩れてしまったひとも多いでしょう。

次の項ではソーシャル・ジェットラグ防止方法を解説していきます。

 

ソーシャル・ジェットラグを防ぐには

 

 

良い睡眠には「量」「質」に加えて「リズム」も大事になってきます。

つまり規則正しい生活を心がけることが第一となります。

とはいえ、日ごろからお仕事を頑張って迎えた休日ですから、夜更かししたい気持ちもあるでしょう。

また、休日の朝は遅くまで寝たいと思うのも当然のこと。

 

そこで意識してもらいたいのは、休日の朝でも平日と同じ時間に起床すること。

睡眠時間が足りなければ、夜の睡眠に影響が少ない午後三時ぐらいまでに昼寝の時間を取ると良いです。

朝の起床時間を整えるだけで、「リズム」は整っていきますからね。

 

 

大事なのは生活のリズム

連休明けなのに身体がだるい。日中の疲労感が気になる。という方は、ぜひ、「ソーシャル・ジェットラグ」を疑い、生活の「リズム」を振り返ってみてくださいね。



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