毎日、どうしても…
目覚めたら顔を洗い、タオルで拭く。
寝巻きを脱いで、着替える。
帰宅したら、靴下を脱ぐ。
シャワーを浴び、バスタオルを巻く。
部屋着に着替えて、
一日が終わり、清潔な寝具にくるまり、就寝。
などなど
ゆる~く1日を振り返っただけでも、こんなに布を使っています。
人間として生活を営んでいくためには、減らそうにも限度がありますよね。
そして、布を使う、ということは…
【 洗 濯 】
思わず赤字、太字にしてしまいました。
洗濯機があるとはいえ、干して、乾かし、たたむことは日常の一部。
せっかく洗濯したのに…
仕事や家事。
限りある時間を捻出して洗濯機を回したはいいけれど、
・汚れが取りきれていない
・臭いが残っているような気がする
書いているだけで、どんよりしてきました。
いつだって、心地良い肌触りを感じていたいもの。
しかし、なぜ?
・洗剤が安いから?
・柔軟剤を使っていないから?
ちょっと待って!
ほんの少し見直すだけで、驚くほど清潔な洗濯ライフが訪れるんです!!
洗剤をきちんと溶かす
こちら、意外と盲点!
★食器を洗うとき…スポンジに洗剤をつけて、揉む
★顔を洗うとき…手のひらにのせた洗顔料を泡立てる
どちらも、無意識にやっていますよね。
成分が異なるとはいえ、用途はどれも【洗浄】。
溶けきらないまま洗濯をしてしまうことで、せっかくの成分が発揮できないまま、すすぎが始まってしまったり、溶け残りが服に残ってしまったり。
服に残る洗剤は雑菌の繁殖を呼び、部屋干し臭の原因ともなるもの。
粉末・液体を問わず、空の洗濯機に水を張り、10~15分ほど回してから、洗濯物を投入しましょう。
15分×洗濯回数分。
少しだけ時間はかかってしまいますが、干すのが楽しくなるほどの仕上がりが待っていますよ☆
用途に合わせた洗剤を使う
その昔、家庭科で習った“取り扱い絵表示”
http://www.caa.go.jp/hinpyo/guide/wash.html
全て覚えなくても大丈夫!
・長方形で右上に○があり、真ん中に数字があるもの
→粉末洗剤使用可
・洗面器型マークの中に、手洗イと記載があるもの
→中性洗剤を使用
代表的な中性洗剤
エマール http://www.kao.co.jp/emal/
※濃色の色落ち、ケバ立ちなど、全てが上記指針に当てはまるわけではありません。
洗剤や洗い方の選択は、ご自身の責任で行ってください
洗剤の種類を問わず、しっかり溶かしてから洗ってみてくださいね!
シミ・食べこぼしなどは予めケアを! 万能“酵素系漂白剤”
皮脂や血液をはじめ、酸性の汚れには、“酵素系漂白剤”がぴったり!
この漂白剤、成分は“過炭酸ナトリウム”です。
水に溶かすことで→炭酸ナトリウム(1)+過酸化水素(2)に分解されるのだそう。
(1)の成分:水に溶けて、アルカリ性に
(2)の成分:アルカリ性の水の中で、活性酸素を放出
(1)+(2)で酸化反応が起こって、漂白される
理系?ナニソレ美味しいの?だった筆者、難しいことは全く分かりません。
しかし、白さは裏切らないんです!
【メリット】
・1時間ほどで落ちる
・地球に優しい→ということは、肌にも優しい
・エリそで用、キッチン用、など用途に合わせて各種洗剤を買い揃えなくて良い
・ゴミ箱に振りかけると、臭いを軽減する効果も
【デメリット】
・やや割高(700グラムで¥350~400ほど)
・取扱店が少ない
・粒が細かいため、こぼすと大変なことになる
価格については、各種洗剤・漂白剤を取り揃えることを考えると、かえってお得ではないでしょうか。
ドラッグストアやスーパーの日用品売り場でも見かけるようになってきました。
手元が狂ったときは…
一発で目が覚めますよ!(笑)
洗い方
“45度くらいのぬるま湯”で1時間ほど漬け置いた後、洗濯機に入れて洗う
たったこれだけ!
手も汚れず、揉み洗いも不要です。
でも…
“45度くらいのぬるま湯”を用意するのは、意外と難しいですよね。
これで解決!
・洗面器に、洗濯物の汚れた部分を入れる
・漂白剤を振り掛け、水を半分ほど注ぐ。
・片手鍋でお湯を沸かし、沸騰寸前くらいで火を止め、そのまま注ぐ
前職にて、イベント設営に携わっていた筆者。
生傷絶えない毎日、汗もかき…と
洗いにくい洗濯物を日々生産してしまっていましたが、
この方法に巡り合ってからは…洗面器の水がみるみる濁って、干すのが楽しみになりました。
そして、何より嬉しいのが 部屋干し臭がなくなったこと。
帰宅時、ドアを開けたとたん漂う洗濯臭とは、もう無縁です!