「歯」は普段は中々意識はしないけれども、人間にとってとても大事なもの。
歯が大事ということで、最も意識するのは、虫歯かもしれませんね。
ただ、意外と見逃しがちで、侮ることが出来ないのが【噛み合わせ】
噛み合わせとは上の歯と下の歯の接地の仕方のことです。
猫背だったり、骨盤がゆがんでしまうと弊害が生まれてしまうのと同様に、歯もバランスが悪くなってしまうと、様々な箇所に影響を及ぼしてしまう可能性があるんだそうです。
そこで、知っておきたい噛み合わせのお話しをまとめてみました。
◆噛み合わせの悪さが原因で起きる可能性のある弊害
・肩凝りや頭痛
噛む際に使う筋肉は、顎の関節から頭の横、肩や首まで繋がっています。
そこがバランスが悪くなり緊張状態になってしまうことで、決行が悪くなってしまい、頭痛や肩凝りに繋がってしまう可能性があります。
・自律神経系
噛み合わせのバランスが悪くなってしまいますと、顎が緊張状態になってしまい、頻繫に噛み締めが起こってしまいます。
それがストレスとなり、集中力などにも影響する可能性があります。
・顔の骨格
顔のラインの印象的な部分である顎のバランスが悪くなってしまいますから、自ずと顔の印象も変わってしまいます。
・消化器官
噛み合わせが悪いということは、食事の際の歯の運動にも当然影響をしますから、良く噛むことが出来ないと自ずと消化器官に大きな負担となってしまいます。
・虫歯や歯周病リスク
毎日欠かさず丁寧に口内のケアをしていても、バランスが悪い歯並びですと磨き残しや、汚れが溜まりやすい部分が生れてしまいます。
◆噛み合わせの悪さが起こる要因
・偏った食生活
・慢性的な姿勢の悪化
・遺伝
などが、主な要因として挙げられます。
噛み合わせの悪さが招いた不調はおおむね改善することが出来ます。
筆者も原因不明の肩凝りや頭痛、歯の噛み締めによるストレスを感じることが多かったのですが、意識的にバランスを整えることで、改善が出来ました。
それぞれの状況は異なるものですから、なにか気にかかることがあれば、お近くの歯科医院に相談をしてみましょう。