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【花粉症】もう悩みたくない!体質改善でアレルギー対策

公開日:17.02.23

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やってきました、この季節。

…ムズムズするのは私だけではないはず。

花粉症は春だけのものではありませんが、やはり、スギ花粉が大量飛来するこの時期を毎年複雑な気持ちで迎える人は多いでしょう。

毎日マスクが手放せないだけではなく、そのマスクの中も鼻水でぐじゅぐじゅになり、目は常に充血状態…。

朝にメイクをばっちり決めようとも昼には無駄なあがきに終わることもしばしば。

どんなに「眠くなりにくい」と言われる鼻炎薬でも睡魔は容赦なく襲い、かといって、飲まなければ仕事にもならず…。

もう…そんなことで悩む日々からはさよならしたいものですし、近くに花粉症を発症していなくて、毎年この季節を謳歌している方をみると羨ましくもなりますよね。

では、その差は一体…

 

答えは、【体質の違い】によるものが多く挙げられます。

 

同じ場所や同じ環境で育っていても発症する人としない人がいるのは、個人によって体に備えられている免疫細胞が異なることなどを理由とする「体質の違い」が多くあげられます。

鼻炎薬やアレルギー反応を抑制する薬で一時的に症状を緩和することも一つの方法ですが、花粉症の根治的な治療には、やはり「体質そのものの改善」が必要と言えるでしょう。

以下に東洋医学に基づいた体質改善の方法をご紹介させていただきます!

 

食生活で体質改善

東洋医学は「気」や「血」、「水」の流れを改善することで体のバランスを整えるという理念に基づいた治療を行います。

その中で最も効果的となるのが《食生活の見直し》

分かりやすいのは汗と言えますが、人の体は、体内から水分を出すことで体温調節をする生き物。

風邪のときもそうですが、花粉症のときも大量の鼻水や涙を出るのは、アレルギー物質を外に出すと共に、体から水分を出して体を温めようという防御反応が働くため。

つまりは、その働きを促進させる食べ物…体を温めてくれる食材を上手に取り入れ体質改善を図ることが効果的です。

例えば、唐辛子やしょうが、ネギ、ニラ、りんご、みかん、うなぎ、鶏肉など…。

逆に体を冷やす食べ物といえるトマトや豆腐、納豆、豚肉や馬肉、バナナなどは花粉症に負けない体質を作るうえでは、摂り過ぎに注意したほうが良いでしょう。

 

漢方で体質改善

一般的な鼻炎薬やアレルギー抑制薬とは違い、花粉症を治療する上で、ご自身の体質にあった漢方薬を服用すると改善に役立つと言われています。

体質改善の代表格としては「当帰芍薬散」「桂枝茯苓丸」「柴胡桂枝湯」などがありますが、ご自身の体質に合ったものを漢方医に相談して処方してもらう事で、より効果的な治療が受けられるでしょう。

 

ツボで体質改善

また花粉症に効果のある【ツボ】もあります。

 

●一つ目は《三陰交(さんいんこう)》

足の内くるぶしから指4本分上のところ。血液の循環やホルモン分泌に関わるツボであるため、婦人科系のツボとして着目されやすいところです。押すと痛みがあるのが目安です。

●二つ目は《合谷(ごうこく)》。

手の親指と人指し指の間の骨の付け根部分。この部分を反対側の手の親指と人指し指で挟んでゆっくりと押します。

 

ツボ押しには体の自然治癒力を高めて冷えを改善する働きがあるため、総じて免疫力も高まり、継続的に行う事で花粉症の改善に良い効果が認められるでしょう。

 

終わりに

ただし、食生活の改善も漢方やツボ押しも一度や二度やっただけでは、効果は満足には得られません。

大事なのは必ず継続させてひとつの習慣とすること。

表面的な症状を取り除くのとは異なり、体質改善は体質そのものを改善し、花粉にアレルギー反応を示しにくい体を作ることが前提となります。

一朝一夕で効果が出るものではありませんが、継続することで次第に症状も軽くなるはずですし、ゆくゆくは改善されて、花粉に悩まされない季節を迎えることも不可能ではありません。

効果が感じられるまでは根気もいりますが、対症療法も併用しつつ、この季節をなんとか乗り切っていきましょう。

きっと、来年の春にはもっと過ごしやすくなっているはずです。