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愛に苦しむ女性たちに贈る、あの人からの ラブレター

公開日:16.08.18

更新日:19.07.17

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あなたがいなくなってから35年が経ちました。

「LOVE」の事ばかり歌っていたあなたの歌は、夏になれば街中で今も流れ続けています。けれど、いくら時代が変わっても愛に苦しむ人はまだまだ沢山です。

 

拝啓 ボブ・マーリー先生
今日は読者の方々に、あなたが向けたラブレターを、あなたの言葉でご紹介させてください。

 

…という事で。

「音楽の神様」と言われるボブ・マーリー先生の楽曲の中から、苦しい時に少しだけ楽にしてくれるメッセージをご紹介してゆきます!

よろしくお願いします、ボブ先生。

 

1.Don’t worry about a thing ‘Cause every little thing’s gonna be  alright.

(何も心配いらないよ 少しずつ良くなるからさ)

 

(出典 http://fanblogs.jp/heartmessage/archive/34/0

ボブ先生が『Three Little Birds』の中で歌ったこのメッセージ。
他の楽曲の中でも歌われている彼の根幹にあるテーマでもあります。

今が一番最悪な時。これから少しずつ良くなっていくんだと思えれば、少しだけ笑えるはず。鬱々とした心配顔よりも、笑顔のところにLOVEは集まるんですね。
…と、そうは言っても思い出し、振り返り、ネガティブになってしまうのが人間というもの。そんな時にはどうすれば良いのでしょう?

ボブ先生…!

 

2.「In this bright future you can’t forget your past, so dry your tears.

(これからの明るい未来の中でも、君は過去を忘れることはない。だからもう、涙をふいて)

 

(出典 http://www.orijinculture.com/community/possessions-rich/?lang=ja)

 

彼の生み出した最も有名な楽曲の一つ『No Woman,No Cry』の中のメッセージ。

過去は過去。失われる事も書き換えられる事もなく、受け止めていくしかないもの。振り返る事は当然。受け止めて、傷ついて、ひとしきり泣いたら、今度は涙を拭いて笑う番です。

 

…でもボブ先生。
「涙を拭いて」ってそう簡単に言われても、拭いても拭いても出て来るんです!
そんな時にはどうしたら…

3.「Emancipate yourself from mental slavery, None but ourselves can free our mind.

(縛られた心を自分で解放するんだ。自分を自由にするのは、自分しかいない)

 

(出典 http://103tommy.com/rock-quotes-english-bob-marley-02)

 

『Redemption Song』で歌ったメッセージ。

苦しさの原因は執着。それを作り出しているのは自分自身。
そこから解放されて楽になるためには、自分で自分を自由にしてあげるほかない。

 

なるほど、深い…。

って、そんな簡単に解放して自由になれるほど、自分悟りを開いちゃいないです、ボブ先生。

 

4.「When one door is closed, don’t you know other is open?

(片方の扉が閉じたとしても、もう片方は、きっと開いているんだよ)

 

(出典 http://japan.digitaldj-network.com/articles/34129.html)

 

『Coming in from the Cold』の中の一節。

何かが終わってしまっても、同時に何かが始まっている。しくじってしまっても、同時に別のチャンスが来ている。

 

『Africa Unite』「もう、言葉は十分。今すぐ、行動に移そう」と歌った先生。
ポジティブに考えるだけでなく、実際に行動し、別の扉を具体的に開けてみること。
そうする事で閉ざされた苦しみから、自分自身を解放してあげる事ができるのでしょうね。

 

ありがとうございます、ボブ先生。
最後に何か、メッセージをください!

 

5.「One love, one heart,Let’s get together and feel all right.

(ひとつの愛。ひとつの心。ひとつになれば、皆いい気分さ)

 

(出典 https://cloudpix.co/bob-marley-love-the-life-you-live-wallpaper-hd-wallpaper-b-o-b-1483385.html)

 

先生の楽曲の中で最も有名な『One love』で何度も歌われる、有名な一節。

今でも多くのアーティストに受け継がれる『One love』というメッセージは、

 

「Love the life you live, Live the life you love」
(生きている人生を愛し、愛すべき人生を生きよ)

 

この言葉と共に歌詞という枠を超え、レゲエの世界の共通言語ともなっているメッセージです。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?
36歳でその短い生涯を終えているボブ・マーリー。
音楽で世界で救ったと言われる彼の根幹にはいつも“LOVE”があり、
そんな先生からのラブレターは、今でも時を超えて大切な何かを教えてくれます。

 

それでは最後にボブ・マーリー先生による素敵なメッセージソングをどうぞ。
優しく愛のあるレゲエで、少しだけ自分を楽にしてあげられるかも?

 

『No Woman,No Cry』

 

『One love』