運動不足の解消やダイエット、ボディメイクを考えた時に、
「筋トレとピラティス、どちらを始めるべき?何が違うの?」
といったギモンを抱いた経験はありませんか?
基礎代謝の向上や引き締まったスタイルを目指す、共通の効果や目的がある筋トレとピラティスでも、他の部分ではいくつもの違いがあるんです。
今回はボディメイクや運動不足解消に、筋トレかピラティスか悩んでいる女性に向けて、ぴったりのメソッドがわかるいろいろな視点からの比較、違いをお伝えしてみたいと思います!
目次
♦︎筋トレとピラティスの違いとは?効果や目的を比較!
筋トレとピラティスは似たようなエクササイズなので、効果や目的にどんな違いがあるのか、明確なイメージがつきにくいですよね。
筋トレとピラティスの違いを押さえておくと、自分にベストなボディメイクや運動不足解消法が見つけられるはず◎
ここではさっそく、さまざまな視点から筋トレとピラティスの違いを見ていきましょう。
✔︎鍛えられる筋肉と効果の違い
筋トレとピラティスの大きな違いは、鍛えられる筋肉と効果。
まず筋トレの場合は、カラダの表層に存在する大きくて太く、短い筋肉を重点的に鍛える目的があります。
アウターマッスルという筋肉を鍛えられることで、筋トレを習慣にしていると筋肉が持つ熱産生や冷えの予防、基礎代謝の向上、カロリー消費量UPなどが期待できます。
代わってピラティスの場合はカラダの深層部・骨に近い場所に位置している細くて長い筋肉が鍛えられ、しなやかでバランスの整ったボディライン作りに役立つという違いがあるんですよ。
✔︎無酸素、有酸素運動という違い
筋トレとピラティスには無酸素・有酸素という違いもあるんです。
まず筋トレの無酸素運動とは、酸素を必要とせず短い時間内で特定の筋肉をハードに鍛えることを指します。
そのため、痩せぎすの体型に悩む女性やメリハリの付いたスタイルを目指す女性に、筋トレはバルクアップ的な効果が期待できます。
代わってピラティスの場合は、体内に十分な酸素を摂り込むことを指す有酸素運動。
酸素が持つ細胞の活性化や脂肪燃焼、アンチエイジングの効果が活きることで、ボディメイクをしながら美容や健康の面での恩恵が期待できるのです。
✔︎目的やルーツの違い
筋トレとピラティスには目的やルーツにも大きな違いが。
まず筋トレの場合は特定の部位の筋肉に強い負荷をかけて集中的に鍛えるトレーニングのため、比較的運動能力があり習慣を持っている人をターゲットにしています。
逆にピラティスは、創始者のジョゼフ・ピラティスという看護師が、ケガや障害をケアするリハビリとして発案したことがルーツ。
そのためピラティスは、運動能力に自信がない方でも心身に無理なく始めることができ、筋トレとは手軽さややりやすさの面でも大きな違いがあると言えます。
♦︎筋トレとピラティス、向いているタイプは?並行のメリットも!
筋トレとピラティスの違いを知ると、ますます向いているタイプが気になってしまうことでしょう。
ここでは筋トレとピラティスが向いている人、ふたつのメソッドを組み合わせて行うメリットを詳しくご紹介します。
✔︎筋トレが向いている人
☑短期間で筋肉育成、引き締め効果を狙いたい人
☑運動習慣があり、パフォーマンスに自信がある人
☑痩せぎす、平坦なスタイルに悩んでいる人
筋トレは大きく短い、重量のある筋肉を鍛えられるため、ボディバランスの見た目を変えたいと思う女性に適していますよ。
✔︎ピラティスが向いている人
☑ゆったりとスローな動きのエクササイズが理想の人
☑呼吸のリズムも整う有酸素運動を試したい人
☑運動で姿勢補正、腰痛、肩こりなどのケアもしたい人
ピラティスはスローな動きと呼吸をリンクさせながら行うため、メンタル面のケアにも役立ち、筋肉の柔軟性を育てるため軽やかなコンディションづくりにも役立ちますよ。
♦︎筋トレとピラティスを組み合わせるメリット
筋トレとピラティスを組み合わせると、双方が持つメリットが十分に活きたり、全身の筋肉がバランスよく鍛えられることでメリハリの活きたスタイルに整います。
また有酸素運動が持つ酸素供給の細胞の若返り、筋トレの成長ホルモンの産生で筋肉育成、脂肪燃焼、美容のトータルアプローチができるところもおすすめのポイントです。
筋トレとピラティスを組み合わせる場合は、ニーズによって変える必要があり、
・ボディラインの見た目を変えたい→筋トレからピラティス
・余分な脂肪を燃焼させて筋力をつけたい→ピラティスから筋トレ
の順番が効果的です。
♦︎おわりに
筋トレとピラティスはそれぞれに良い部分があり、組み合わせをすることで相乗効果が活きた効率的なボディメイク、ダイエットにアプローチできます。
寒い季節の冷え対策や運動不足解消に、ぜひ筋トレとピラティスを組み合わせて、いいとこどりの効果を期待してみてくださいね♪