✔️たるみ毛穴のカタチによるもの

たるみ毛穴は、キュッと引き締まった毛穴に比べるとしずく状に長い形状が特徴です。

たるみ毛穴のしずく状のカタチは、他の毛穴よりも長さがあるため、一度できてしまうとらせん状に広がって1本のシワに見えてしまうことがあるんですよ。

✔️皮膚の弾力不足、乾燥によるもの

長さと幅が目立つたるみ毛穴の原因は、皮膚の乾燥によってうるおいが不足し、弾力が低下しているなどがあります。

ピンとハリのある皮膚は、毛穴ごと包み込んで皮膚全体を支える特性があります。

ですがスキンケア不足や食事の栄養バランスの乱れ、睡眠不足などのトラブルが重なっていると、お肌が常に栄養不足・弾力が低下して、毛穴を支えきれずに重力がかかってたるみ毛穴ができてしまうのです。

また乾燥したお肌は、皮膚と毛穴をつなぎとめるためのうるおいが不足した状態。

そのため皮膚と毛穴の間に細かくたくさんのスキマができて、メイクでもカバーしきれないたるみ毛穴が目立ってしまうのです。

✔️酵素配合の洗顔料を使う

たるみ毛穴は、形状に幅や長さがある分、皮脂や老廃物、毒素が入り溜め込みやすいことでたるみが拡がりやすくなります。

酵素配合の洗顔料は、分子が細かく毛穴の奥深くにまで浸透・密着する酵素が、内部の汚れに吸着して洗い流すメリットがあります。

黒ずみが目立つたるみ毛穴も、酵素洗顔料の継続的な使用でトーンアップが期待できるため、コツコツと使って予防・改善にアプローチしましょう。

✔️ビタミンC誘導体配合の化粧品を使う

ビタミンC誘導体は、たるみ毛穴のケアに特化したスキンケアアイテムに使われることが多い成分です。

ビタミンC誘導体は通常のビタミンCに比べると、皮膚内部への浸透力に優れ、

・黒ずみの原因となる毒素や老廃物の収れん

・コラーゲンを作って皮膚の密度を高める

という役割があります。

たるみ毛穴の引き締めと、老廃物の収れんや排出に働きかけるビタミンC誘導体は、プチプラ化粧品でもラインナップが豊富なため常備しておくことがおすすめですよ。

✔️複数の保湿成分配合のクリームを夜に使う

たるみ毛穴の夜のスペシャルケアには、複数の保湿成分が配合されたクリームを使うことがおすすめです。

夜は一日中活動したお肌を休め、成長ホルモンの恩恵を受けて美肌に修復するゴールデンタイムとなるため、複数の保湿成分配合のクリームを使うと効果が活きやすくなります。

たとえば、

・皮膚同士を密着させて毛穴たるみを目立たなくする「セラミド」

・1gあたり6Lもの水分を保持して乾燥を防ぐ「ヒアルロン酸」

・ヒアルロン酸とコラーゲンの産生に働きかける「プロテオグリカン」

といった保湿成分が複数使用されたクリームを使うと、それぞれの作用がたるみ毛穴に相乗的なアプローチをして改善・予防を早めてくれます。

✔️タンパク質とビタミン群の栄養を補う

たるみ毛穴のケアは、基本的なスキンケアに合わせてお肌の内側からのケアも重要なポイントです。

食べ物やサプリメントから特に補っておきたいたるみ毛穴に役立つ栄養素は、

・肌構成成分であり、たるみ毛穴修復の成長ホルモンの分泌を助ける「タンパク質」

・たるみ毛穴の重力の原因、老廃物を洗い流す「ビタミンB群」

・皮膚の血行促進を助け、古い皮膚を新しい皮膚に入れ変える「ビタミンE」

などがあります。

たるみ毛穴のインナーケアは、表面的なアプローチよりも倍の作用が活きると言われているため、お伝えした栄養をこまめに摂るようにしましょう。