頭皮は他のパーツに比べると、汗やムレ、皮脂の過剰な分泌の原因となる紫外線ダメージをダイレクトに受けやすい部位でもあります。
毎日を忙しく過ごしていると、頭皮に汗をかいてもそのまま放置してしまい、これまでとは違った髪や頭皮のトラブルに気づいて悩んでいませんか?
今回は頭皮の汗をそのままにしてしまう心配な影響と、サラサラのコンディションを維持するために必要な頭皮ケアをわかりやすくお伝えしてみたいと思います♪
目次
頭皮の汗に要注意!そもそもの原因を押さえておこう
頭皮に汗をかいてしまうのは、夏の暑さや紫外線ダメージをダイレクトに受けて頭皮に熱がこもってしまうばかりではなく、緊張やストレスなどのメンタル的な問題も大きいと考えられています。
緊張やストレスがあると、体温調整の役割がある自律神経が乱れ、頭皮の熱を分散・排出させることができなくなってしまいます。
頭皮の汗を頻繁にかくと気にしている女性の場合は、まずは緊張やストレスがないか、自律神経を整えるための良質な睡眠や適度な運動、こまめにリラックスできる時間を設けるところから始めてみましょう。
頭皮の汗をそのままにするとこんなリスクが!?
頭皮にはたくさんの毛穴や汗腺、皮脂腺が存在しているため、ちょっとの暑さを感じるだけでも汗やムレが出やすくなります。
ただ、頭皮は比較的汗をかきやすいパーツでもあるので、それが自然だと楽観視し、そのまま放置してしまう女性も少なくはないよう。
ここでは頭皮の汗を放置してはいけない理由、髪と頭皮にかかる心配な影響について一緒に見ていきましょう。
◇ニオイが強くなってまわりに気づかれやすくなる
頭皮の汗が緊張やストレスが原因の場合は、汗のニオイをキツくしてしまう、アポクリン腺からの汗が出やすくなります。
この汗腺は脂質やタンパク質を含む汗を流すため、頭皮の汗をそのままにしてしまうと髪と頭皮にキツいニオイが生じ、まわりにも気づかれやすくなる心配があるのです。
◇発毛障害、抜け毛の原因になる
頭皮の汗を放置してしまうと、空気によって酸化した汗は古い角質となって頭皮の毛穴を塞いでしまいます。
頭皮の毛穴は新しく丈夫な髪を生やす役割があるので、古い角質で詰まった毛穴は栄養を受け取ることができなくなってしまい、発毛障害や髪質の変化、抜け毛などのトラブルが出やすくなります。
◇ヘアケア、スタイリングに時間がかかってしまう
時短でスムーズなヘアケア・スタイリングは、頭皮環境が健やかなことで実現できるもの。
汗の放置によって汚れやニオイが出ている頭皮は、ヘアケア・スタイリングに時間もコストもかかり、これらがストレスになって余計に髪と頭皮に良くない影響を与えてしまうのです。
頭皮の汗を抑えるためにできる、日常生活の予防策を伝授!
頭皮の汗は量が多い分、顔にまでたらたらと流れてきてメイクのヨレや皮膚のテカリなど、さまざまなトラブルを誘発してしまうもの。
皮に汗をかく前に安心を維持できる、頭皮の汗を抑える日常生活のポイントを伝授していきたいと思います。
◇首を冷やし、胸を軽く押さえて深呼吸を繰り返す
イライラや緊張感で頭皮の汗が出そうだと不安になった場合は、胸に両手を当てて軽く押し、深い呼吸を繰り返してみましょう。 この時、冷やすことで全身のクールダウンにつながる首を冷やすようにしましょう。
首にはたくさんの血管・神経・リンパ管が存在しているため、冷やすと血管を一気に収縮し、余分な熱の排出やクールダウンにアプローチできます。
また、胸を押すことで頭皮の汗の分泌を抑えることができ、さらには深呼吸によってリラクゼーション作用のある副交感新家尾を優位に立たせてイライラや緊張感の緩和に役立ちます。
◇ノンシリコンシャンプーを使ってみる
頭皮の汗予防の根本的な対策となるシャンプーは、ノンシリコンタイプを使うことがおすすめです。
シリコン入りのシャンプーは髪をコーティングしてしっとりまとめあげる役割があるのですが、シリコンを使っていないシャンプーの場合はコーティングの影響を受けないためにさらさらの髪・すっぴんの頭皮環境に仕上げることができます。
ノンシリコンシャンプーは髪をふんわり根元から立たせるメリットもあるので、汗によって髪がしっとりし過ぎ、ペタンコな質感の悩みにもおすすめですよ。
◇汗に気づいたらすぐに拭き取ること
頭皮の汗によるトラブルは、ほとんどのケースで放置しないことがニオイや髪、頭皮への影響を抑えるポイントになります。
常にサラサラで健やかなコンディションの頭皮環境を維持すべく、汗をかいたら早めにタオルや汗専用のふき取りシートを使うようにしましょう。
また頭皮の汗の原因となる紫外線ダメージから守るために、日傘や防止などを常備しておくこともおすすめです。
さいごに
頭皮の汗対策は、大切な髪と頭皮を守ることはもちろん、いつも清潔感をキープするために必要なたしなみのひとつと言えます。
流れる頭皮の汗と上手に付き合って決してそのままにせず、お伝えしたケアを今日からさっそく試してみてくださいね◎
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