最近よく聞く「SNS疲れ」。
あなたは感じたことありませんか?
TwitterやInstagram、Facebookのうちどれか1つは利用してことのあるSNSですよね。
SNS疲れは現実での私生活や仕事にも悪影響を与える危険性があります。
そんなSNS疲れについて原因と解決策を知り、SNSと適度な距離で楽しめるようになれる方法をご紹介します。
あなたはSNS疲れになってない?簡単セルフチェック
・Twitter、Instagram、Facebookをローテーションしている
・タイムラインは意味もなくなんとなく確認している
・朝起きたら起き上がる前にすぐSNSをチェック
・1日に何度もSNSをチェックしている
・友達や家族の前でもSNSをみている
・1度見始めたら止まらない
これらのうちどれか1つでも当てはまった方は、SNS疲れになっているorなりかけている証拠です。
SNS中心の生活になると、スマートフォンが手放せなくなり、現実での人間関係に悪影響を及ぼす可能性があります。
また「SNSがやめられない」「止め時がわからない」という状況になると、睡眠時間を削ってでもSNSに夢中になってしまうので、生活習慣が乱れメンタルバランスを崩し、仕事や勉強のパフォーマンス能力の低下といったさまざまな支障をきたすのです。
SNSにはさまざま人たちが現実では気軽に言えないようなことを文字として発信しているので、誤った情報の取捨選択から悪い方向へと導かれてしまう心配もあります。
なぜSNS疲れになってしまうのか
SNSが誕生したことをきっかけに、あらゆる人が自分の考えを気軽に世界中へ発信できる機会をもつことができました。
これにより現実での学校や会社といった狭いコミュニティだけではない、新たな居場所がSNSに誕生したのです。
SNSは基本的に匿名なので、同じ考えをもつ人を簡単に見つけられたり、他人からのリアクションを簡単に見ることができます。
これにより物理的距離はもはや関係がなくなり、いつでもどこでも求める情報にアクセスでき、会話したいだれかへ気軽にコンタクトをとれるようになりました。
しかし、これらにはデメリットもつきまといます。
見知らぬだれかのことを気軽に知ることができるようになったことから、他人と自分を比較するようになり「私ってダメだな」などと自己嫌悪に陥ってしまうことも多くあります。
またInstagramでは「映え」を気にするあまり、過度な加工を施したり現実でも写真を取ることに夢中になりマナーを守れていなかったりと、SNSでの弊害がリアルにも影響することも少なくありません。
誹謗中傷などのトラブルに発展してしまうと、現実でも「もしかしたら悪口を言われているかも」「あの子と仲いいけど陰ではいいように思っていないのでは?」などと疑心暗鬼になってしまい、何を信じたらいいのかわからなくなる人もいるようです。
SNS疲れから抜け出す方法
すでにSNS疲れになってしまっている方やSNS疲れの予備軍の方のために、SNS疲れから抜け出す方法をご紹介します。
SNSの時間を制限する
一番効果的ながらもハードルが高い解決方法がSNSの利用時間の制限です。
SNS疲れはいわばSNS中毒による症状なので、依存性のあるSNSから物理的に離れることが大切。
これは、薬物やアルコール依存症と同じ考え方であり、それほどSNSはわたしたちの心と体に大きな影響を与えるものだと自覚してください。
まずは小さなことから始めてみましょう。
朝起きてからすぐにSNSを見てしまう方は、手をのばしても届かない位置にスマートフォンを置いておき、顔を洗う・朝食を食べる・身支度をするといった必要なことを済ませた後ならSNSを見てもOKというルールを設けます。
これによりSNSの優先順位が自然と下がるので、だんだんと利用時間も短くなりますよ。
新しい趣味や好きなことを見つける
SNSを見てしまう理由に「なんとなく暇だから」と答える方も多いのではないでしょうか。
SNSを制限している間は、自分の趣味や好きなことを新たに見つけることもいいリハビリになります。
インドア派であれば、読書や映画・ドラマ鑑賞、ヨガなどがあり、アウトドア派であればウォーキングやランニング、キャンプやバーベキューといった夏らしいイベントをしてみるとストレス解消にもなりますよ。
SNS以外の趣味や好きなことをみつけることにより、現実で会う友人や家族との会話のきっかけにもつながり、SNS以外のつながりを強くすることができます。
賢く上手にSNSを使おう
この記事では、SNS疲れの原因と解決策をご紹介しました。
SNSで新たな居場所を作ることは大切なことですが、依存してしまうとかえって悪影響になってしまうことが分かったのではないでしょうか。
SNSに振り回されて自分を見失う前に、適度な距離感をつかんでSNSを楽しめるようになりましょう。