小さいころから当たり前のように行っている洗顔。
習慣化されていることで、適当になってしまっていませんか?
もしかして今起こっている肌トラブルは、洗顔が原因で起こっているのかもしれません。
今回は正しい洗顔方法を学び、美肌を目指しましょう!
正しい洗顔をしていないとどうなる?
正しい洗顔ができていないとさまざまな肌トラブルが起こります。
生え際やUゾーンなどがしっかり洗えていないとニキビができてしまったり、こすってはいけないからといって泡をのせているだけなんていう洗顔をしていると汚れが蓄積されくすみの原因に。
逆にしっかり洗えば大丈夫と思っている人も要注意。
洗いすぎも肌トラブルの原因になるのです。
洗いすぎると肌に必要なうるおいまで取ってしまうため乾燥してしまいます。
また、ゴシゴシと洗いすぎると摩擦で色素沈着を起こすことも。
洗わなすぎも洗いすぎも問題ということですね。
だからこそ正しい洗顔を覚えることが大切なのです。
顔を洗う前に!泡立て方も大切
それでは早速正しい洗顔方法を見ていきましょう。
まずは顔を洗う前に手を清潔にしましょう。
ハンドクリームなどがついていると油分で泡立たないこともあるので、手洗いは必須です。
洗顔フォームはしっかりと量を守り水を含ませ泡立てていきます。
泡立て用のネットは使っても使わなくても大丈夫です。
洗顔フォームが残ったまま顔にのせるのはNG。
すべてしっかり泡立てましょう。
水分は少ないより多めの方が、柔らかい泡を作ることができ、洗顔フォームも残りません。
洗う順番は皮脂の多いところから
泡が作れたら早速顔を洗っていきましょう。
手のひらは力を入れずに軽く当てるだけ。
皮脂の多いおでこから洗い、乾燥しやすい頬や目の周りは最後に洗います。
まずはおでこを指先でくるくると洗い、次にこめかみを洗います。
その後、鼻を洗い、小鼻もくるくると指先で洗い、鼻の下、あごの下、口角と洗っていきます。
次に頬とフェイスラインを一緒に洗います。
フェイスラインは親指を使って洗いましょう。
最後に目の周りを洗えば完了です。
この作業を1分以内に行いましょう。
「そんなに素早く?!」とびっくりした人もいるかもしれませんが、長時間泡が肌に触れているのは負担になるのです。
洗顔はすすぎもしっかりと
先に手の泡を洗い流してから、ぬるま湯で顔をすすぎます。
10~15回が目安です。
フェイスラインや生え際などに泡が残りやすいのでしっかり落としましょう。
また流しすぎるのも乾燥の原因になるので、過剰なすすぎにも注意しましょう。
ちなみにぬるま湯は温かいと感じる水温では熱すぎます。
冷たくはないと感じる32~35度がベストです。
またついついお風呂でやってしまう、すすぐときにシャワーを直接顔にかける行為もNG。
手のひらで水をすくってすすぎましょう。
タオルで拭くときはこすらない
最後に顔をタオルで拭きますが、このときも注意が必要です。
どんなに柔らかいタオルでも、ゴシゴシとこすってしまうのはNG!
タオルを優しく顔に当て、水分を吸わせるように拭きます。
タオルで拭いたらすぐにスキンケアをしましょう。
自分に合った洗顔料の選び方は?
洗顔方法は正しいのに肌の調子が悪いというときは洗顔料が原因かもしれません。
洗顔料は、クリームタイプ・固形石鹸・ジェルタイプ・リキッドタイプ・泡タイプ・パウダータイプなどさまざまなものがあります。
クリームタイプはもっとも一般的なチューブに入ったクリーム状の洗顔料です。
固形石鹸は、泡立てるのが少々面倒ですが、肌に刺激が少ないタイプが多く、合成界面活性剤が入っていないものが多いので肌が弱い人でも安心です。
ジェルタイプやリキッドタイプは水分が多く泡立てやすいのがうれしいポイント。
泡立てなくてもすぐに使える泡タイプは忙しい人におすすめ。
パウダータイプは、自分で泡立てるのが少々手間がかかり、保管するときも水が入らないようにしなくてはいけないですが、水分が入っていないので防腐剤などを使う必要がなく、敏感肌の人にもおすすめの肌に優しいタイプが多いのが特徴です。
乾燥肌の人におすすめの洗顔料は、クリームタイプなど保湿成分が含まれているものがいいでしょう。
洗浄力が強すぎるものや、スクラブ効果が高いものは肌の刺激になるので気をつけましょう。
脂性肌は洗浄力の高いジェルタイプやリキッドタイプ、弱アルカリ性の洗顔料がおすすめです。
さっぱりと洗うことができますよ。
まとめ
今まで自己流で洗顔をしていた人はこの機会に見直してみてはいかがでしょうか。
正しい洗顔方法で行えば1回だけでも違いがわかりますよ。
さらに洗顔を効果的にするために、自分に合う洗顔料も探してみてくださいね。
スキンケアも大事ですが、汚れがついたままでは、せっかくの美容成分を肌に取り込めません。
まずは清潔な肌にすることが美肌の第一歩です。
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