冬は恋愛が活発になる時期…と言われています。
人肌恋しい時期が人と人との距離を縮め、ロマンチックさが演出されやすい。
カップル向けのイベントも多く、ラブソングの名曲も冬をテーマにされている曲が多いですよね。
ただ…。
冬だからと恋愛が成功するかと言えばまた別問題。
男性と女性は互いの考え方や、捉え方がまるで違うのです。
それは差別ではなく、男性という性、女性という性に生まれた上では避けては通れない違いなのです。
恋に気持ちが向かいやすい冬だからこそ、改めて男性と女性のコミュニケーションの違いに関して、整理してみました。
生き物として違う…?
「男」という性を持てば、必然的に男性同士の関わり合いが多くなりますね。
それは女性も同様に。
かつては働きに出るのは男性で、女性は家庭を守るという思想が一般的でしたね。
さらに掘り下げますと、狩猟などが主な生きる術だった頃までさかのぼります。
男性のコミュニケーションは基本的に結果を出すためのものであり、目的に向かいます。
狩りをするならばターゲットのサイズや攻撃性を把握し、いかに仕留めるか。
怪我をしてしまった際の対処の仕方…など。
男性は速やかに結果を出すことを重んじられてきました。
一方女性は男性が狩猟に出る間にコミュニティーを守る必要がありました。
そのコミュニティーから外れてしまうことは死活問題。
であるならばそこから外れないことが大事であり、その際にはやはり言葉を交わすことが大事であり、相手のことを察することが必要でした。
ですから相手への共感性も高くなりますし、様々な要因と結びつけてお話が出来ます。
もっと言いますとコミュニケーションが達者ではない子を育てるためにも、この察するということが必要でした。
しかし男性は狩猟に出た際には、察するのではなく確実な情報を用いた分析が必要です。
察して出たのはあくまでも憶測ですから、それが外れれば命取りにもなりかねません。
結果を出すためのコミュニケーションと人との関係を深めるためのコミュニケーション。
男女のコミュニケーションの手段は元々違うものだったのです。
心理学的にも女性は心密度が増せば増すほど、会話が増えるという傾向もあるそうです。一方で男性は女性とは反対に心密度が増せば増すほど、会話も少なくなる。
そんな結果もあるそうです。
女性はとても仲良しの友人と休日にオシャレなカフェで何時間も話している…そんな方も多いですよね。
反面男性は仲良しの友人といても同じ部屋にいて別々のゲームをしていたり…そんな方も多いと思います。
このように根本的に男性と女性は違いが出てしまうのですよね。
ありがち…?
「喉渇かない?」
そう女性が男性に問いかけた時に、女性であればその意図なども多々連想しやすいでしょう。
「気を遣ってくれたのかな?」
「休みたいのかな?」
「喉が渇いたのかな?」
「お話しをしたいのかな?」
など、その場の雰囲気や流れに沿って考え、お話しを展開できます。
ただ男性の場合多くの方は、
「自分は喉渇いていないよ」
という結論で終わってしまう場合がほとんど。
「喉渇いたの?」
と気を遣ってくれる方もいますが、おおよそ男性として考える推察はここで止まってしまいます。
ただこれは何も悪意はなく、あくまでもひとつの結果として意思を表示しているだけなのです。
女性同士の中にいると、遠まわしや察してもらうということを頼りに会話をする習慣があるかと思います。
また何よりズバズバと物を言うことはあまり好まれることではないでしょう。
無意識のうちに間接的な表現が多くなりがちなのですよね。
そこが男性は理解が出来ないのです。
疑問を持つことはあっても、そこに結論がないため男性自身で考えることはないのです
女性は女性の求める答えを比較的出すことが出来ますが、男性はそうすることが難しい。
恋愛においてはそうして女性が特に持つ、「周りにどう思われているのか」という思考も相まって、「彼は私のことを思っていない」であるとか「理解していない」といった気持ちになってしまいがち。
けれども直接的に想いを確認することは元々の性質であまりしないため、とても回りくどい言い方や、試すようなことをして、男性とすれ違ってしまう。
そんな時も「不安だったから」と女性は共感できるのですが、男性には理解が出来ないことがあるのです。
自分自身が体験としてはなくても、身の回りの方に当てはめてみるとよくあることだと思います。
対策
これらの特徴は、生物として成立した特徴ですから、直そうと思っても本質的には難しいこと。
だからこそ互いの特徴を把握し、受け入れることが重要。
男性であれば…女性とお話しをする時は話を聞くこと。
結論を先に出さないように心がけること。
女性であれば…男性とお話しをする時は会話の中にひとつ明確な答えを出してあげること。
また、察して貰うことは難しいということを理解してあげること。
お互いに違いを認識した上で繋がりを持つことが大事になるでしょう。
皆さんの冬の恋の充実を願ってます!