今年も残すところあと2ヶ月。
気温が下がり、肌寒い日も多くなってきました。
でも、冬物のコートを出すにはまだちょっと早いし、暖房をつけるのもまだ早い…。
でも寒いのは苦手だから手軽に体を温めたい…。
そんな時にピッタリなのが【生姜】(しょうが)
あたたかいお湯で割って【しょうが湯】にすれば、からだが温まるだけでなく、からだの芯からポッカポカ♪
ホットコーヒーや紅茶を飲むよりもずっと体があたたかくなりますよ!
今日はそんな万能の【生姜】について、もっと詳しく調べてみました。
【生姜の知られざるパワー】
生姜の効能はざっとあげると
・体を温める
・発汗促進
・解熱
・血栓を予防
・鎮痛作用
・抗炎症作用
・胃腸の消化、吸収をよくする。
・胃潰瘍の予防
・抗菌、抗寄生虫、抗ウイルス作用
・コレステロールを安定させる
・うつ病を予防
・デトックス効果
などなど、まさに万能食材!
そんな生姜成分の中で、免疫力を高め作用があるのが【ジンゲロール】
お寿司のガリや、紅生姜などは、この【ジンゲロール】の免疫力を使った抗菌食材!
更に【ジンゲロール】が加熱されると、体をあたためてくれる【ショウガオール】へと変化します。
つまり、生姜は生で食べても体をあたためる効果はありません。
寧ろ【ジンゲロール】自体は「熱を下げる」という作用を持っていますから寒い季節に生の生姜を食べると余計に寒くなってしまいますので注意しましょう!
【生姜湯を呑むときの注意点は?】
「しょうが湯」は片栗粉と砂糖、生姜の摩り下ろしで作るのが一般的ですが、
片栗粉や砂糖には体をあたためる効果はありませんので、ダイエット中なら少しのみにくくはなりますが、片栗粉や砂糖を入れないほうがいいでしょう。
また、しょうが湯を飲むと、体を温めてくれると同時に、体の代謝を上げてくれるので、寝る前に飲むと寝つきが悪くなる場合があります。
逆に、朝起きたばかりで体が冷えているときに呑むとすっきりと目覚めることができますよ。
また、運動をする前に飲むと代謝がよくなり、効率よく脂肪を燃焼させることができるようになります!
【生姜の保存方法は?】
チューブ状で売られているものは、開封後だと冷蔵庫の中で約1ヶ月ほど。
そのままの生姜であれば、冷暗所に保存しておけば10日~14日は持ちます。
更に以外に知られていないのが冷凍保存!
予めすりおろしたり、輪切りにしたり、千切りにして、小分けにした後、冷凍保存すれば約1ヶ月ほど持ちます!
最後に【万能食材:生姜そのパワーを上手く取り込むには…】
体を温めたいときはとにかく加熱!
お湯で割るも良し、紅茶に入れるもよし!スープやお味噌にいれても美味しくいただけます!
※注意※
いくらからだを温める効果があるとはいえ、飲みすぎはNG!生姜はスパイスの一種ですから沢山取りすぎると胃を傷つける原因にもなってしまいます。
いかがでしたか?
生姜の独特の辛味や苦味が苦手な方も多いですが、これから春まで寒い季節日が続く日々。
お出かけ前の一杯に、しょうが湯を取り入れてみてはいかがでしょうか。