引き出物として定番のカタログギフト
結婚式の引き出物として定番のカタログギフト。
贈る側としても、プレゼントしたい人に直接選んでもらえるので安心感がありますよね。
もちろん貰った側も、自分で選んだのだから失敗することはありません。
でも眺めているとふと不思議に思うこともあるはず。
同じカタログに載ってるけど…。これとこれって同じ価値なの!?
本当に同じ価値?カタログギフトの不思議
「温泉旅行とこの食器が同じ価値なわけがない!」なんて思ったことはありませんか?
実は、絶対に同じ価値ではないと思ったものでも、基本的に同じなんだそう。
稀に定価を超えるものというのも存在をしておりますが、その場合は不人気商品だったりするんだとか。
ただ原価には大きく差があります
一般的な小売店で扱われている商品の販売価格は、会社側が希望をする利益額に商品原価を加算して販売価格を決める場合が多いです。
カタログギフトでも定価は同じだけど原価が異なる商品が並んでいるために、価格帯に幅を広く感じるのです。
何と引き換えたら得なの?
それはやはり温泉旅行などのチケット系のものが一番得。
しかし、これには落とし穴も存在がしているのです。
それはその場所に行くまでに交通費がかかるということ。
さらには日付が限定的であること。
以上の事柄から、かなり交換率は低いそうです。
また、有名スイーツ等は高原価の商品となっており、この交換が続くとメーカーとしても困るみたいです。
その感覚で言うと、海鮮物やお肉などもお得なのでは?
と思いきや、意外とそうでもない様で…。
というのも収穫量によって市場の価格に変動が出るということから、メーカー側がグラム数をコントロールすることで値段の調整ができるからなのです。
ブランド品もお得!でもしっかり見極めて!
売れ筋の商品はまずカタログギフトには乗らない様です。
ですから、よほど自分のセンスにハマっているものであれば交換をすることがお得なのでしょう。
また、在庫切れということもあり、原価の高い商品を意図的に在庫を少なく設定をして、別商品を案内するということもあるそうです。
安い商品に交換させるメーカー側の意図
原価が高い商品は種類を少なく。
原価が安い種類は種類を多く掲載して選択肢を増やすことで、自分の好みに合ったものを見つけやすくなっている。
良い例が食器ですね。
食器は色々な種類が掲載されており、引き換えを促そうとしているのです。
引き換え期限が切れたら?
一切交換をすることができなくなります。
お金を払っているもののはずなのに交換ができなくなるのは納得がいかないかもしれませんが、これは資金決済法という法律で決められているのも。
カタログギフトの引き換えハガキはプリペイドカードと同じ扱いとなるのです。
せっかくの贈りもの…期限を忘れない様に気をつけて!
いかがでしたでしょうか。
様々なからくりがあることを知ってしまうと、選ぶ時につい慎重になってしまいますね。
でも、やっぱり一番良いのはは自分が本当に欲しいものをもらう。これにつきます。
せっかく頂く贈りものは期限切れになるまえに、きちんと交換するようにしましょう!