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【日焼け対策】今年こそ焼かないために【食事編】

公開日:17.05.09

更新日:17.05.02

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この時期、女子が一番気になるのはやっぱり【日焼け】ですよね。

「今年こそは絶対に焼かない!」

と毎年意気込みながらも日焼け止めを塗り忘れたり、汗で落ちてしまったりして、やっぱり焼けてしまうもの…。

 

そもそも何故、日焼けはしてしまうのか?

 

「紫外線が強いから日焼け止め塗らなきゃ!」

と、反射的に日焼け止めを塗ったり、帽子やアームカバーで鉄壁の対策を行っている方も多いのではと思います。

実は、日焼けの原因となる紫外線には、

・紫外線B波(UVB)
・紫外線A波(UVA)

この二種類が存在しています。

紫外線B波はガラスで遮ることができる紫外線。

そのまま浴び続けてしまうと肌が真っ赤になり、ひどいと水ぶくれになることもあります。

このB波を防止する効果を示すのが「SPF」です。

次に、紫外線A波は逆にガラスを通り抜けてしまいます。

更に肌を黒くする作用があり、シミやしわ、たるみの原因となる紫外線です。

このA波を防止する効果を示すのが「PA」。

それぞれ肌にもたらす影響が異なるため、日焼け対策をする時は両方をしっかりとガードする事が大切です。

市販の日焼け止めや日焼け止め効果のあるスキンケアのほとんどがこの両方にしっかり対応していますので、使用するシーンによって使い分けましょう。

また、今回は別の角度からの日焼け対策をご紹介します。

 

食べて白くなる?!

強い日焼け止めを使えばもちろん日焼けは防げますが、それでも、完全にシャットアウトするのは難しいもの。

年齢と共に身体の中での紫外線に対する抵抗力も下がっていきます。

日焼け止めで外側からの対策を行うのと同時に「内側からの対策」も同時に行うことで、紫外線に負けない身体を作ることが大切になるでしょう。

「食生活における意識」です。

もちろん、食べてすぐに劇的な効果が現われるわけではありません。

続けて摂取していくことで、紫外線による影響も徐々に和らぎ、日焼けに負けにくい健やかな肌を保てるようになるのです。

その食材の代表格と、おすすめの摂り方をご紹介させていただきます。

 

トマトやパプリカ、ザクロなどの赤色の食物

 

特にトマトには多くのリコピンが含まれます。

強力な抗酸化作用から美容、健康への効果で以前から注目度の高い栄養素。

このリコピンがもつ赤色の色素が、植物にとっては太陽から身を守る大事な役目を果たし、また、加熱することで含有する成分量は生のままよりはるかに増量するそうです。

トマトならば、生のままで摂取するよりもスープにしたり、ピザにのせて焼いたり、煮込んでソースやペーストにすることで摂取できる栄誉度も高くなるでしょう。

 

ブロッコリーやスプラウト、ほうれん草などの葉菜類

 

緑色の野菜は日焼け防止だけではなく、日焼け後の肌の修復能力を高める効果が多く含まれています。

βカロテンの他、ビタミンA、C、Eもふんだんに含まれていますので、続けて摂取するコツは、単独や生で食べるより料理に混ぜ込んで食べることで飽きることなく、継続して摂取ができるでしょう。

 

 

鮭やニシン、サバ、イワシなどの魚に含まれるオメガ3脂肪酸日光から肌を守る効果が高いと言われています。

また、エゴマ油亜麻仁油からも摂取することができますが、オメガ3脂肪酸は熱に弱いため、炒め油にするよりも料理の仕上げやマリネ、ドレッシングなどに使用すると良いでしょう。

魚も出来る限りお刺身などで食べたほうがより効果的です。

 

それ以外にも…

 

・お茶(特に緑茶)

・ブラックチョコレート

・アーモンド

・ココナッツオイル  

 

…など。日常生活に根ざしたなかに、身体と美容、両方において良いものはたくさんあるので、適量を心がけて摂取することが大切です。

特にビタミンCなどは一日のうちに体内に蓄積できる量が決まっています。

摂れば摂るだけいいというものではないので、しっかりと、それぞれの適量は守っていきましょう。

 

終わりに。

 

いかがでしたか?

もちろん、ビタミンCが効果的だからと言って野菜ばかりを食べれば良いわけではありません。

カルシウムと組み合わせることで効果的な摂取が可能となるなど、あらゆる栄養素をバランスよく摂ることが健康な肌や美容においては大事です。

また、バランスの良い食生活は夏バテ防止にもなりますからね。

最近乱れがちだったなら、食生活の見直しをはかる良い機会かもしれません。