冬の寒さから身を守ることはもちろん、トレンドを意識したオシャレに欠かせないニット。
そんな魅力のニットでも、着用後の皮膚のチクチク、かゆみが気になって、何か良い方法はないかと悩んではいませんか?
ここでは冬のニットのおしゃれを思い切り楽しむために、お肌がチクチクかゆくなってしまう原因やその原因に応じた対処法をご紹介!
かゆみやチクチクを抑える、ニットの魅力的な着こなし術も合わせて参考にしてくださいね♡
♦︎ニットを着るとチクチク・かゆみが出てしまう原因は?
寒い季節の定番のアイテムであるニットは、どんなワードローブにもこのデザイン・素材が使われていることが多いので、着用後のチクチクやかゆみの原因を早めに押さえておきたいですよね。
ニットを着るとチクチクしたり、お肌がかゆくなってしまう原因には、意外にイメージできなかった次のような理由があるんですよ。
ニット素材の特性によるもの
ニットの素材や流れをよくよく観察してみると、細かで短い毛が上に、逆立った状態にあるのを確認できるのではないでしょうか?
ニットの毛羽立ちのことをいう、素材や繊維の上方への向かいや逆立った状態は、お肌にダイレクトに触れると刺激や摩擦につながることもあり、チクチクの不快感やかゆみの痛みや赤みを生じてしまうことがあるのです。
チクチク、かゆみが生じやすい素材のニットを着ているから
ニットに使われることが多い素材は、ウールばかりではなくアクリルやナイロン、ポリエステルなどもあるんです。
化学素材ともいわれているアクリルやナイロン、ポリステルの素材を使ったニットは、ウールに比べると繊維や素材が硬く、一本一本の糸が上を向いて逆立ちやすいため、お肌の刺激になってチクチクやかゆみを誘発することがあるのです。
また化学繊維を使ったニットは、ウールに比べると湿気を素材の内部に取り込むチカラが弱いため、静電気が起こりやすく、その刺激がお肌のかゆみやチクチクにつながることもあります。
お肌の乾燥によるもの
実はスキンコンディションの状態も、ニット着用後のかゆみやチクチク感を強めてしまう大きな原因。
お肌のうるおいが不足して乾燥していると、外的な刺激からお肌を守るバリア機能が低下するため、ニット着用後に余計にチクチク、かゆみを感じてしまいやすいと言われています。
♦︎ニット着用後のチクチクを解決◎心地よくオシャレにニットを着るポイント
冬のおしゃれはニットなしでは叶えられないと言っても過言ではないので、ここからはニット着用後に気になるチクチク・かゆみを未然予防するポイントをご紹介!
チクチクやかゆみを抑えながら、ニットのデザイン・カラーが魅力的に映える着こなし術も合わせてチェックしてくださいね♡
チクチク、かゆみが少ないニットの素材を選ぼう
チクチクやかゆみが出にくいと言われているニットの素材は、コットンやメリノウール、ラムウール。
また、ポリエステルやアクリル、ナイロンを使用しているニットでも、お伝えしたウールやコットンがブレンドされていると、チクチクやかゆみが出にくいと言われています。
またこれらの素材でも、柔軟剤を使うことで毛羽立ちや静電気を防ぎ、ニット着用後のチクチク・かゆみの未然予防に役立ちます。
コットンやメリノウール、ラムウールは、敏感な肌質にも心地よいやわらかな素材で、ニットならではの立体感を活かしてくれるベストな素材となっていますよ。
ボディの保湿を徹底しよう
冬のおしゃれに常にニットを着てチクチク・かゆみを予防しておくためには、ボディの保湿が必要不可欠なメソッドに。
ボディオイルやバター、ミルクなどは特に、皮膚へのフィット力がある硬めのテクスチャーになっているので、使用感や香り、成分や処方などに注目して、お気に入りのアイテムを常に常備しておくようにしましょう。
また皮膚が薄い首やデコルテ部分は、特にニットのかゆみやチクチクの影響を受けやすいので、着用までにも保湿を丁寧にしておくことがおすすめです。
白シャツやブラウスなどの組み合わせを工夫してみよう
ニット特有のチクチクやかゆみを防ぐために、白シャツやブラウスはおしゃれにも見える心強いワードローブ。
ニットの中に白シャツやブラウスを着たり、特にチクチク・かゆみが起こりやすい首元にシルク素材のスカーフを膜などのアイディアをプラスすると、トラブル予防とスタイリッシュなおしゃれの両方にアプローチできます。
~おわりに~
お気に入りのデザイン・カラーのニットなのに、チクチク・かゆみのトラブルがあると、とても損した気分になってしまうものですよね。
今日からのボディの保湿やニットの素材選びにいっそうチカラを入れて、ニットが主役の冬のおしゃれを満喫して行きましょう♡