ビジネスシーンではヒールの高いシューズを履いて忙しく活動することも多く、靴擦れや外反母趾、足のむくみなどのトラブルに悩まされていませんか？

今回は足の状態を健やかに、軽やかに整えていくため、長時間のヒールでダメージを受けた足に最適なフットケアをまとめてご紹介！

ヒールのある靴で一日ハードに働いた後の適切なフットケア情報をぜひ参考にしてくださいね◎

長時間のヒールでダメージを受けた足に…靴擦れのフットケアまとめ

長時間ヒールのあるパンプスで動き回っていると、たまに靴擦れが起きてヒリヒリ・ジンジンとした痛みにストレスを感じることもあるんですよね。

ここでは靴擦れが起こってしまった際にも安心、すぐに対処できる適切なフットケアをまとめてご紹介します。

▼絆創膏とテーピングでカバー

長時間ヒールのある靴を履いたことによる靴擦れは、そのままにしておくと痛みが強くなったり、皮膚の裂けた範囲が広がって、出血やかさぶた、色素沈着などのトラブルにつながりやすくなってしまいます。

ヒールのある靴で靴擦れが起こってしまった場合は、絆創膏を患部に貼り、その上からテーピングをして患部を衝撃から守るフットケアを行いましょう。

絆創膏は靴擦れ専用の商品を選ぶと、一般的な傷テープとは違った修復力、ツラい痛みの緩和にアプローチできます。

▼ワセリンで足元を保湿しておく

長時間のヒールで靴擦れができてしまうのは、皮膚が乾燥してバリア機能が低下し、ちょっとした摩擦や刺激をダイレクトに受けるのが主な原因。

靴擦れを未然に予防するフットケアでは、水分と油分を補って足元の皮膚をコーティングする、ワセリンでの保湿を習慣付けておきましょう。

またワセリン以外にも、バームや馬油などの粘性のあるフットケアアイテムは、水分を補いながら皮膚の内部に閉じ込めて保湿する作用があるため、早めの常備がおすすめですよ◎

ヒールが原因で外反母趾に…適切なフットケアをチェックしておこう

外反母趾はつま先が細い形状のヒールパンプスによって、足の親指に強い負荷がかかり、不自然な曲がりと骨の出っ張りが目立つため、見た目のコンプレックスにつながってしまうことも。

長時間のヒールによって外反母趾ができてしまった場合のフットケアを一緒に見ていきましょう。

▼足指のグーパーエクササイズを習慣に

ヒールが原因の外反母趾は、足指をグーパーと大きく広げるエクササイズによってこわばりがほぐされ、足の指が全体的に拡がっていくため、外反母趾の緩和や予防に効果的です。

▼幅のあるパンプスに変えてみる

つま先の細いパンプスは足の親指の強い負荷をかけてしまうため、外反母趾を早めに治すために、幅のあるビジネスパンプスを選ぶようにしましょう。
つま先部分が広めのビジネスシューズは足指への負担が少なく、歩きやすいことでスムーズな活動も期待できますよ。

▼外反母趾グッズで本格ケア

外反母趾を改善・予防するグッズには、
・足指全体を広げる専用器具
・足指の痛みを守りながら柔軟性を高めるソックス

などのバリエーションが多彩に展開されています。
外反母趾の状態に合わせて適切なグッズを選び、ヒールを脱いだ後は早めに本格的な集中フットケアを行いましょう。

長時間のヒールで足がパンパン…むくみに適切なフットケアまとめ

1日中履くことも多いヒールのあるシューズでは、足全体がむくんでストレスになることも多いですよね。
むくみは皮膚の内部に余分な水分・塩分・老廃物が溜まって排出されない状態のため、凸凹としたセルライトに変わってしまう心配も。

しなやかで軽やかな足元を取り戻すために、ここではヒールの長時間使用によるむくみのフットケアをまとめてみました。

▼ふくらはぎを刺激する運動や習慣を

足のむくみは、全身に血液を送る働きのあるふくらはぎのポンプ作用を刺激することで緩和・予防にアプローチできます。

・お風呂の中でバタ足を繰り返す
・お風呂上がりや仕事終わりのタイミングでふくらはぎのマッサージ
・デスクワークをしながらかかと上げエクササイズを繰り返す
・ふくらはぎの中央、すねの中央にあるツボを押してむくみケア

などなど、ふくらはぎに適度な刺激を与える運動、習慣を持っておくと、滞りやすい血液・リンパの流れがスムーズになり、むくみの緩和や予防に役立ちます。

▼水分補給と塩分を控えめに

塩分の過剰な摂取は血液内の老廃物を溜め込む原因になるので、塩分の摂取を控えめにして、老廃物を流して血流を促す水分補給をこまめに行いましょう。

～おわりに～

ビジネスシーンをアクティブに軽やかに過ごすために、長時間のヒールによる足のダメージのフットケアを早めに始めて、本来のベストコンディションを取り戻していきましょうね！