乾燥する季節に手放せないハンドクリーム。
最近は手指の消毒で手荒れが深刻な人も増えてきています。
子どもから大人まで使っているハンドクリームですが、いまさら正しいつけ方は聞けないもの。
今回はハンドクリームの正しいつけ方や適量などをご紹介していきます。
ハンドクリームの効果
ハンドクリームの効果といえば保湿!
乾燥してしまった手にうるおいを与えてくれます。
他にも、あかぎれやひび割れなど手荒れを予防・改善してくれたり、日焼け止め効果のあるハンドクリームなどもあります。
手には年齢があらわれやすいので、顔だけではなくハンドケアも欠かさずに行いたいですね。
ハンドクリームはいつ塗る?
ハンドクリームを塗るタイミングは、手を洗ったあとや食器を洗ったあとなど水仕事が終わったとき、寝る前など、長時間手が水に触れないときに塗ります。
極端な話ですが、手がカサカサしているからといって、ハンドクリームを塗ってから、すぐに手を洗ってしまうともちろんハンドクリームが落ちてしまいます。
また、現代は手を洗ったあとにアルコール消毒をする人も増えていますが、消毒をする場合は、手洗いをしたあとに、先に消毒してからハンドクリームを塗りましょう!
どっちも塗るのは面倒だという人は、アルコールハンドジェルなど1つで消毒と保湿が可能なアイテムもおすすめです。
ハンドクリームの適量は?
ハンドクリームは少ないと保湿が充分にできませんし、逆に多くてもベタベタしてしまい肌になじみません。
チューブタイプの場合は3㎝程度、容器に入っているタイプはスパチュラなどですくい、500円玉くらいの大きさを手にのせるといいでしょう。
ハンドクリームによって適量が違う場合もあるので、使用方法をしっかりと見るようにしましょう。
少ない場合はあとから足せばいいですが、多く出してしまったときは、洗い流すのはもったいないです!
ひじやひざなど乾燥が気になる部分にもつけるといいでしょう。
寝る前であれば、かかとなどにつけるのもおすすめ。
しっかりマスターしよう!ハンドクリームのつけ方
いまさら人には聞けない、正しいハンドクリームのつけ方を見ていきましょう!
まず適量を手のひらにのせます。手の甲にのせていた人もいると思いますが、手のひらにハンドクリームをのせ、塗り広げる前に手のひらを軽く重ねてハンドクリームを温めると伸びがよく肌に浸透しやすくなるのです。
温めるのは20~30秒程度でOKです。
その後手の甲に広げ、全体になじませていきます。
指は1本1本丁寧に塗り、乾燥しやすい指の間や爪の部分もしっかりと塗りましょう。
ハンドクリームの保湿効果を高める方法
乾燥や手荒れがひどいときには、ハンドクリームを塗るだけでは物足りないこともありますよね。
ハンドクリームの量を増やしてもベタベタとして乾燥しているからといってたくさん浸透してくれるわけではありません。
そんなときは、ハンドクリームを塗る前に化粧水で保湿してみましょう。
化粧水の他にシアバターを下地にしてハンドクリームを塗るのもおすすめ。
また寝る前など、ハンドクリームを塗った後に手袋をすると保湿効果がさらに高まりますよ!
ハンドクリームの選び方
ハンドクリームの効果をさらに高めるためには、自分の悩みにあったハンドクリームを選ぶのがポイント。
軽い乾燥やひび割れなどが気になる、または手荒れの予防のために使うのであれば、ビタミンが入ったハンドクリームがおすすめです。
ビタミン系のハンドクリームは血行をよくする効果もあるので、冷え性改善も期待ができます。
軽い乾燥ではなく、肌が固くなってしまうほどひどい乾燥状態になってしまったときは尿素が入ったハンドクリームがおすすめ。
ただし、尿素はピーリング効果があるため、肌が弱い人やデイリーに使うには少し刺激的。
手荒れがひどいときや部分的に使う方がいいでしょう。
また、最近は美容成分がたっぷりふくまれているエイジングケアができるハンドクリームも!
こちらは年齢が出やすい手を若返らせてくれます。
いろいろな成分が入っているので、保湿だけに特化していないので、物足りないことも。
そんなときは、先ほどご紹介した、化粧水やシアバターを塗ってから使うといいですよ。
さらにハンドクリームは香りで選ぶという方法もあります。
リラックスできる香りを選べば、自分も癒されますし、香りも強すぎないのでほのかにいい香りをまとえるという利点も!
香水が苦手な人にもいい香りのハンドクリームは人気です。
まとめ
改めてハンドクリームのつけ方をチェックすると、適当に手に広げていたという人も多かったのではないでしょうか。
次回から塗るときはしっかりとハンドクリーム温め、指先にもしっかりと塗るようにしましょう。
またさまざまなハンドクリームが発売されているので、自分に合うハンドクリームを選ぶことも大切です。
用途によって使い分けるのもいいですね!