「内向型」と聞くとどんな印象がありますか?
内気・暗い・主張がないなどネガティブなイメージが浮かびがちです。
しかし内向型の人は、内向型だからこその特性があり、自覚して活かすことでこれからの生き方を変えることができます。
この記事では内向型に対するまちがった考えを打ち砕き、無理せず特性を活かした仕事と恋愛の成功法をご紹介します。
まずは内向型にあてはまるかチェック
・人前で緊張しがち
・人付き合いが苦手
・異性との会話が進まない
・意見を言わない
・積極的ではない
これら2つ以上に当てはまった方は「内向型」と言えます。
さらにもっと広い意味では「外向型よりは内向型かも」と思った人全員が当てはまるのです。
先にあげた6つの特徴は、すべて人に関わるポイントということにお気づきでしょうか。
内向型の人は小学校・中学校と上がっていくと同時に、周りとの違いに気づきはじめます。
なぜなら学校というコミュニティでは、外向型の特徴である周りへのアピール・存在感を表すこと(外へとエネルギーを向ける)を得意とした行動が評価されるからです。
内向型の人は人との関わりに敏感なので、こういった自分との違いをいち早く察知します。
そして外向型の特徴と比べて「自分は劣っている」という間違いを思い込み、さらに自分の内へとこもってしまうのです。
この記事で一貫してお伝えしたいのは、内向型とは性質の1つであり優劣をつけ
るものではないということ。
内向型には外向型にない特性があり、仕事や恋愛などでプラスに働くことが大いにあります。
内向型を自覚し理解することで、生き方を変えることができるのです。
内向型はマイナスイメージではない!
元気でハツラツとした営業スタイルをマネしたり、積極的に話しかけて人付き合いを増やしたりなど、外向型になろうとして生きづらさを感じていませんか?
人付き合いが苦手であっても積極性がなくても、これら内向型の特徴はどれもいけない事ではありません。
内向型=人生において悪という考え方がそもそもまちがっています。
考え方を根本から変えるために、内向型と外向型をこのように考えてみましょう。
・内向型:ひとりでいることによってエネルギーを充電するタイプ
・外向型:周りの人と関わることでエネルギーを充電するタイプ
内向型と外向型の大きな違いは、生きていくうえで必要なエネルギーの蓄え方です。
食事をしないとお腹がすくように、内向型も外向型も生きるためのエネルギーをたくわえますが、その蓄える場所がちがうだけです。
このような特性の違いがあれば、内向型が人付き合いが苦手なのも積極的になれないのにも説明がつきますよね。
内向型の生き方と仕事と恋愛
外向型はたくわえたエネルギーを外に放出することが得意です。
反対に内向型は蓄えたエネルギーを分かりやすく放出することが苦手なので、努力が周りに伝わりずらく本人も悲観的になってしまいます。
では逆の発想をしてみましょう。
苦手をむりやり得意にするのではなく、得意をさらに得意にバージョンアップします。
例えば営業職に就いている内向型の人は、心の中ではこう思っていませんか?
「あまりしゃべりたくないな」
「お客さんの方から買いたいって言ってもらえればラッキーだな」
「相手との商談回数を減らせないかな」
これらは内向型の得意である、ひとりで分析する力を活かすことで叶うようになります。
観察眼にも優れているので、お客様の心の変化や警戒心を解きやすく、内向型の分析力が活躍します。
場当たり的にニコニコしてセールスをするとかえって怪しい印象を持つことも多いので、このような外向型の得意を無理にマネする必要はありません。
最終的には饒舌なセールストークをしなくても、商談がスムーズにまとまることもありえます。
恋愛でも内向型の特性を活かしましょう。
これまで男性に好まれる女性像をマネしてきた方は、自然体で接するようにしてください。
そして内向型であることを一言でもいいので相手に伝えましょう。
「おしゃべりが苦手だからあなたの好きなことを教えてほしいな」
「緊張しいで口ベタだから分かりずらかったかもしれないけど、今日のデート楽しかったよ」
あなたがこれまでマイナスに思ってきたことをあえて伝えることで、男性側には素直でかわいらしい女性に映ります。
たった一言伝えるだけであなた自身も気持ち的に楽になり、相手も不安に思わなくなりますよ。
内向型は変えるのではなく活かして生きる!
内向型の特性とふまえて、仕事と恋愛をうまく成功させる工夫をご紹介しました。
大半の内向型の方はまちがったイメージや考え方で自分自身をしばりがちです。
しかし早い段階で気づくことで、悩みや不安から解放されやすくなります。
内向型=悪という考えを捨てて、内向型らしさ・あなたらしさにあふれた人生をおくれることを願っています。