肩こりが改善されないのはなぜ?
日々の生活の中で多くの方が抱えている肩こり。
マッサージに行く時間も無く、自分で揉んでみたり湿布を貼ってみたり…
それでもなかなか消えない重さ気だるさはなぜ…?
その要因の一つとして枕が合っていないことがあげられます。
忙しい毎日でもリラックスできる睡眠時間が、実は肩こりの原因になっているかもしれませんよ。
あなたの枕は大丈夫?正しい枕の選び方
素材
枕と一言で言っても、低反発だったり羽毛、そば殻、パイプなど様々なものがありますよね。
それぞれ特徴がありその人の好みもありますが、特にお勧めなのはそば殻でしょう。
そばの実を乾燥させたもので、日本では昔から愛用されている素材です、
とても通気性が良いので熱を逃がすことができ、しっかりと身体を支えてくれます。
そして寝ている間にかく汗を吸収し、頭を冷やす効果があるのです。
ただ、そばアレルギーの方や、固い枕が苦手な方は使うことができません。
そんな方には羽毛の枕がお勧めです。
やわらかい上に通気性もあり、汗を吸収してくれます。
高さ
枕とは、頭ではなく首を支えるものです。
首にある頚椎は元々S字にカーブしており、寝た体勢でもこのカーブを自然に保つことが大切となります。
まず枕に頭を乗せるときは、枕に肩がつくくらい深く乗せること。
床と首の隙間を上手く埋めることができるものが良い枕と言えます。
それでは、良い高さとはなんなのか。
性別や体型で個人差があり一概にすることはできませんが、全国的な平均は女性が3cm、男性が4cm前後と言われています。
また目安として、頭の載せたときの視線が真上、もしくはそのやや下を向くことが良いでしょう。
視線が足先の方だと高すぎる枕、真上より後ろを向いている場合は低すぎる枕を使っていることになります。
一度、今使っている枕で確認してみてくださいね。
気になる改善方法は?
現在お使いの枕が中身を抜いて調節可能なものでしたら、日々変えて最適な高さを探して見ましょう。
そば殻や羽毛、パイプ、ビーズなど、素材がつめてある枕でしたら、ご自身でお好みの高さに調節することができます。
出した素材は捨てずに、使用を続けへたってきたときに再び足すと枕を長く使うこともできますよ。
また、枕が低いと感じるときは枕にタオルを巻いて少しずつ高くしていくと良いでしょう。
また、タオルそのものも自分に合った枕になります
・タオルを4つに折り、丸めていく
・Zの形にタオルをたたんでいく
たったこれだけで、良い枕になるんです。
枕を変えて肩こりを改善しよう!
まずはご自宅の枕を改めて確認してみてくださいね。
枕を変えるだけで、肩こりも改善されていきますよ。
良い枕に良い睡眠で、快適な寝起きを実現させましょう。