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麻雀プロになるのは簡単…?

公開日:17.05.31

更新日:17.05.23

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プロ

それは羨望のまなざしを浴びる存在。

そして何事においても、果てしなく高い山の頂に位置する存在。

それが、プロ。

 

プロの資格を得るためには、狭い関門をくぐり抜けなければなりません。

そしてプロになった後にも、プロ同士で「しのぎ」を削り、極めて高いレベルの技術や知識を持ち合わせた上で、ずば抜けた強運を活かし、やっと活躍できるかどうか。

それこそが、プロ。

 

ですが、もしあなたが麻雀に興味を持っていて、将来的にはより深く麻雀に接していきたいと考えているならば。

 

是非とも、プロを視野に入れることをおススメしましょう。

 

その理由は、麻雀のもつ宿命的な性質にあります。

たとえば、同じような室内・卓上ゲームに含まれる囲碁や将棋であれば、競技暦一ヶ月のアマチュアとプロが勝負すれば、ほぼ確実にプロに軍配があがるでしょう。

ですが、麻雀の場合は、必ずしもそうはならないのです。

始めて一ヶ月の素人が、その道20年のプロに勝つ…

そんな驚くべきことが、麻雀であれば起こりえるのです。

なぜならば、麻雀は極めて偶然性の高いゲームだからです。

もちろん、戦略やゲーム進行の巧拙はありますし、一朝一夕では身につかない技術があることは事実です。

 

しかし、最終的に全てを決するのは、運。

 

具体的に説明しましょう。

麻雀は4人で行い、ゲーム終了時に持ち点が一番多い者が1位、以下2、3、4位と続きます。

持ち点は、基本的には「役」を「アガる」ことによって増えます。

ポーカーでいう、フルハウスやロイヤルストレートフラッシュのような役が、麻雀にもあるのです。

プレイヤーは、13個の麻雀牌に描かれた数字や絵柄を組み合わせて、少しずつ役を「作って」いきます。

 

ですが、アガるために必要な牌を持ってこれるかどうかは、あくまでも運の良し悪し。

どれだけ高等なテクニックや戦術を用いようとも、最終的に必要な牌を持ってくることが出来なければ、何の意味もありません。

人によっては、この理由で麻雀を致命的な欠陥を有するゲームだと評する方もいます。

しかし逆に考えれば、知識や技術が多少劣っていたとしても、運次第では強者に勝てる!

運が強く影響するからこそ、奇跡が生まれ、驚くべき大逆転が生まれるのです。

それこそが麻雀の最大の魅力と言えるかもしれません。

そして麻雀を打つ以上、プロといえどもこの宿命から逃れることは出来ません。

そこに、他の競技と比べてはるかにプロになりやすいという理由が生まれます。

 

プロになるには?

日本には、大小を含め様々な麻雀プロ団体があります。

最もネームバリューのあるプロを有するのは、日本プロ麻雀連盟です。

小島武夫、二階堂姉妹、滝沢和典、佐々木寿人といった有名プロを多数擁しています。

他にも日本プロ麻雀協会、最高位戦日本プロ麻雀協会といった団体があります。

各団体は、過去のプロ採用試験の問題を一部公開していたり、問題集といった形で販売していますので、まずはそれらに当たること。

それによって細かい知識のモレや運用方法も確認できますから、この段階でしっかり基礎を固めましょう。

更に、フリーやセットなどで実戦経験を積み、牌の扱いになれておく必要もあるでしょう。

 

この二点を集中的に、たとえ今はおぼつかない部分があったとしても半年も真面目に取り組めば、合格ラインに達することは恐らくそう難しくはないはず。

麻雀プロ、特に女流プロの人気は、近年目覚しいものがあります。

グラビアアイドル並みのルックスを持つ女流も少なくありません。

ただ、そこに確固たる実力が伴っているかといえば…正直疑問は残ります。

 

しかし、他のあらゆる競技に比べ、麻雀がプロになりやすいというのは厳然たる事実。

麻雀プロになれば、こういった特典もあります。

プロ試験に合格したとして、たとえ実際にプロ活動をしないにしても、周囲の反応、特に男性からの反応は非常に良好なものになるでしょう。

あなたが企業に勤めており、上司や役員クラスの男性に麻雀好きがいたとすれば、まず確実に、あなたの価値は飛躍的に上昇します。

むさくるしい男だらけの世界に、女性がいる。しかもプロ。

となれば、引っ張りだことなることは間違いありません。ついでに昇進なんかも期待できるやもしれませんな。

 

この記事を読んで、少しでも気が向いたなら、是非とも調べてみてくださいね。

1年後、プロとなったあなたと対局するのを、楽しみにしています。