壺のようなガラス瓶。

そこから伸びるホースの先を口に咥えて煙を吐き出す。

エジプトやペルシャといった、アラビアンな雰囲気たっぷりの地域が発祥の

《水タバコ》

ターバンを巻いて髭を蓄えた男性が吸っているアレ、といえばどことなく想像がつくかもしれません。

実はこのシーシャとも呼ばれる、《水タバコ》

優れたコミュニケーションツールとして、今若い人の間で注目を集めているんです。
【そもそも水タバコってなに？】

タバコというと、紙で巻いたタバコや葉巻といったものが一般的ですね。
そして、独特のにおいがあります。
人によってはそのにおいが苦手だという方もいらっしゃるでしょう。

しかし、水タバコはあの独特のにおいがありません。
それは、専用の香り（フレーバー）付けがされたタバコの葉をふかして吸うから。

さらに、そのタバコの葉はシロップで固めてあり、乾燥していません。

それを熱した炭でじわじわと燻り、出てきた煙をビンの中に溜めた水にくぐらせます。
そうすることで、あの煙たさがまろやかな煙となるのです。

【フレーバーってなに？】
水タバコの葉には、たくさんの種類があります。

果物からスパイス、花、コーヒー、ガム…

その数は人の嗜好の数だけ存在するといわれています。

気分や好みによって味が変えられる。
そして、それが周りの人とシェアできるという点も、水タバコがコミュニケーションツールとして大きな魅力とする点です。

例えば、

「このフレーバーおすすめですよ」

という一言から会話が弾むことも。

水タバコのお店によっては、独自の組み合わせや水の変わりにアルコールを

使うメニューもありますから、メニュー表を眺めているだけでもとても楽しいですよ。

【最大の魅力】
水タバコの最大の魅力はなんといっても、香りと雰囲気の余韻。

まるで自分がアラビアン・ナイトの物語に登場しているかのような雰囲気を味わうことができます。

さらには、香りです。

水タバコのフレーバーの香りはとても柔らかく、そして強いもの。

水タバコを味わい店を出る際に、自分の身体からほんのりと香る甘い匂い…。

どこまでも甘い夢を見させてくれるような香りが、あなたを包みます。
日常の中に、非日常を織り込む。

そんな一服を味わってみては、いかがでしょうか。