LIFE

“芯”から温める! 身体の中から綺麗になろう

公開日:16.09.26

更新日:16.09.21

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朝晩、肌寒い日が増えてきましたね。

起きぬけのぼんやりした頭のまま、服装を選ぶのはとっても大変。

仕事用の服、と言っても―

・打ち合わせや会議など、その日の業務内容

・お会いする方々

・終業後、実はデートの予定がある

などなど、着たい服をただ身につけるわけにはいかないのが、社会人というもの。

 

慌しい朝を何とか乗り切ったとしても…

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寒い!いや暑い!いや…(エンドレス)

電車に乗ったとたん、冷房の強い風にブルブル。

たった、10分後。

乗り合わせる方が増えて、温度・湿度ともに急上昇。今度は顔が火照って、せっかくのメイクが崩れてしまう。

下車後にも直射日光を浴び、雨に濡れ…

出勤するだけでグッタリ。

受難はまだまだ続きます。

出勤したあなたを出迎えるのは、フロアに吹きすさぶ、エアコンの風。

雨の日には、ストッキングやパンツ、靴下が濡れたまま、過ごさざるを得なかったり。

快適な場所で過ごすことはできないの!?

病院に行くほどではないけれど、心身の不調を積み重ねている方も多いはず。

思わしくない身体にのしかかる、あの問題。

そう、“冷え”です。

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冬に限らず、気づくと手先や足先が冷たい。

逆に、顔や手足は火照りを感じるほどであるのに、体調が優れない日が多い。

慢性的に疲労を抱えていると、気分が優れないだけでなく、大きな病気のきっかけも見逃してしまうこともあるとか。

冷え性、おそるべし。

 

そもそも“冷え性”って何だ?

一言で表すと「血行不良」の状態。

近年は研究が進み、手足は温かいながらも「冷え症」を患う方もいらっしゃるのだとか。

肩こりや頭痛、腰痛、肌荒れなど、様々な不調を引き起こしてしまう血行不良。

身体のすみずみまで酸素が行き渡らず、体内がいわば「酸欠」になってしまっている状態。

本格的な冬を迎える前に、対策していきましょう!

食材を選ぼう!

~野菜・果物編~

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根菜類や、赤やオレンジ、黒など「暖色」「固い」「水分が少ない」野菜がおすすめです。

かぼちゃ・にんじん・ごぼう・たまねぎ・りんご・ぶどう等。

寒い地方で採れる野菜や土の中で実るもの、発酵食品などは体を温める効果に優れています。

旬のものを、積極的に取り入れていきましょう。

~お酒編~

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おすすめは赤ワイン。

鉄分を豊富に含む“ポリフェノール”という成分。

なんと、白ワインの10倍もの量が含まれているんです。

とはいえ、お酒はお酒。

適量をしっかりと守って、楽しくたしなみましょうね。

 

~お茶編~

ポイントは「色が茶色いお茶」。

紅茶やプーアール茶、ウーロン茶などですね。

発酵が進んだ茶葉ほど、身体を温める効果が高まるんですよ。

発酵をしていない緑茶やコーヒーなどは身体を冷やしてしまいますから、摂り過ぎには十分ご注意くださいね。

~やっぱり、アレ~

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“身体を温める”と聞いて誰もが思い浮かべるであろう食材、生姜。

実は摂り方によっては 逆に、身体の深部の体温が下がってしまう ことがあるんです!

その秘密は「成分」。

いずれも、身体を“温める”作用はばっちり。ただ、働きが異なるんです。

・ジンゲロール

生の生姜に多く含まれる、ピリっとした成分。

摂取することで「体の中心に留まってしまった熱を、手足の先まで送ること」ができます。

殺菌作用も高く、生魚の臭みを軽減してくれる効果も。

寿司に添えられたガリや、お刺身の薬味として用いられているのには、きちんと理由があるのですね。

また、この成分。

身体の表面や末端を温める作用に優れているものの、身体の深部の温度は下がってしまう性質を持ちます。

すり下ろした生姜は、風邪の引きはじめ時に摂取する方が望ましいといえるでしょう。

・ショウガオール

生の生姜にも含まれているものの、「生姜を加熱」することによって、先に触れたジンゲロールがショウガオールに変化していきます。

ジンゲロールと異なる点は、ビリビリと口に残る辛さ。

素は同じものですから、「抗菌」「抗酸化」の効果は変わらず。

その上、内臓を内側から刺激し、血流を高めることによって「内から熱を作り出す」ことができるんです。

体内に溜めてしまっている脂肪や糖質の燃焼も促し、冷えの大きな要因である“余った水分”を尿や汗として排出する作用も持っています。

ビリビリと口に残る辛さをもち、じっくり、ゆっくり効果が高まっていくこともポイント。

ぜひ、今のうちから加熱した生姜を朝食に取り入れて、体調を整えていきましょう。

忙しい。

わかっちゃいるけど止められない。

食事は、手軽に済ませたい。

…などなど。

今夜だけ、今日だけ。

そのお気持ちが、心身の不調に結びついてしまっていることも。

できることから、ひとつずつ始めていきませんか。

 

むくみのない人生は、楽しい!

心から、そう思っています。

>参考:http://www.hiesyou.com/